薬屋のひとりごと(1) の商品レビュー

日向夏(著者),しのとうこ

2023/12/02

中世中華風のミステリー(?)
花街で薬師をしていた少女・猫猫は、後宮で下働きをすることになり、目立たず淡々と仕事をしていた。ただ自分の好奇心をきっかけに、出世したり宮中で起こる色々な事件を次々に解決していくことになる。
猫猫が、年不相応の落ち着きぶりでびっくりする。と思えば自分の偏った興味への熱量とか見てると達観してるだけじゃないんだなと思えたり。後宮を取りまとめてるっぽい宦官とされている壬氏(絶世の美人)たちとのやりとりも楽しい。
1つ1つのエピソードボリュームは多い感じはないのだけど、お話がたくさんあって読み応えもあってよき。

2023/12/01

タイトルの通り、薬屋を営んでいた少女・猫猫を中心とした後宮ミステリーではありますが、各章が短く、空き時間に読みやすく、またトリックも、現代社会では常識的なものや「聞いたことがある」といったレベルのものが多く、ミステリー初心者でも読みやすい作品だと感じました。
また、随所に散りばめられた恋を予感させる描写も、今後の展開を期待させてくれます。次回作も楽しみです。

2023/11/27

中央に戻り、外廷の医務室勤務になって医官たちの仕事を手伝う猫猫。そんな中、猫猫は姚に頼まれて「名持ち」の一族の会合に参加することになるのだった。（e-honより）

2023/11/14

面白かったです。
薬のことになると人が変わったようになる猫猫のキャラが良いです。ライトノベルでサクサク読める。アニメと漫画も読むことになるんだと思う。

2023/11/09

読了。薬師の知識と好奇心で後宮内の謎を解いていく。漫画も読んで、アニメも見て、ついに原作の小説にも手を出してしまいました。知ってる内容ですが面白い。

2023/10/30

漫画で読んでいたので内容は途中まで知っていた。
忘れている部分もあったし、アニメで描かれていない部分もあったので面白かった。
中国の後宮が舞台となっている話はごまんとあるが、私はこの作品で初めて読んだのでそこまで二番煎じ感は感じなかった。

2023/10/26

アニメ化して山積みしてあったので、何となく読んだ。

いや、二番煎じがクソミソに言われるのがよくわかった気がした。

2023/10/26

ファンタジー要素もあり、謎を解いていくミステリーあり、主人公は冷静さを持ちながら探究心もありと個人的好みが詰まっている作品。

猫猫は、一見平凡だけど実は薬や毒に長けていて、誰にでも淡々とした態度を基本的に崩さないけど、興味のあることには途端に年相応の姿も見せたりして、親しみが持てます。

こういう冷静だけど、自分の能力を過小評価も過大評価もしない淡々としたキャラクターが好きなのと、漫画にアニメも始まり久しぶりに読み返したくなったので再燃してます。

2023/08/28

物語は面白かったのですが、表現の分かりづらい部分がありました。あと主役の性格がサバサバしていて、ちょっと変わり者なので、そのあたりで好きかどうか分かれそうです。

2023/07/25

食べ物や植物が日本と似ていすぎだろ...とツッコミたいけどまあまあ面白いからいいか。
ところで国の名前はどこかに出ていたっけ？