1,800円以上の注文で送料無料

純愛モラトリアム の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/11/14

順番に主人公が繋がりながら変わっていく8編の連作短編小説です。表紙から全て中高生のお話かと思ったら、そうでもなく、大人のちょっと青くて優しいお話でした。全てのお話が単純に優しさ溢れる人物・物語ではないのだけど(浮気者の太陽にはいい気持ちがしなかった)、後半読み進めるにつれ、ほっこ...

順番に主人公が繋がりながら変わっていく8編の連作短編小説です。表紙から全て中高生のお話かと思ったら、そうでもなく、大人のちょっと青くて優しいお話でした。全てのお話が単純に優しさ溢れる人物・物語ではないのだけど(浮気者の太陽にはいい気持ちがしなかった)、後半読み進めるにつれ、ほっこりしてきました。

Posted byブクログ

2019/03/27

今日マチ子さんのカバーイラストで選んだ一冊。ジャケ買いというやつです。 8編の恋愛話が収められていますが、憎めなくて可愛らしい話が多かった。

Posted byブクログ

2019/12/15

勝手な片思いだったり、 妄想の世界が炸裂してしまったりしているけれど 主人公たちが愛おしくてたまらなくなってくる短編集です。 失恋して悲しくても、暴走しかけても 彼、彼女たちはちゃんと自分の恋心にピリオドを打つし 勇気を出して一歩踏み出したりもしているのだ。 皆がこんな風に恋が出...

勝手な片思いだったり、 妄想の世界が炸裂してしまったりしているけれど 主人公たちが愛おしくてたまらなくなってくる短編集です。 失恋して悲しくても、暴走しかけても 彼、彼女たちはちゃんと自分の恋心にピリオドを打つし 勇気を出して一歩踏み出したりもしているのだ。 皆がこんな風に恋が出来たら、ストーカー事件なんて消えてなくなるだろうに。。。 でも、それもこれもモラトリアム中だからこその 心温まる出来事で この後に待っているのは嫉妬や欲望の渦巻く ドロドロとした恋物語なんだろうな(笑)

Posted byブクログ

2015/08/15

不器用な人たちの恋愛オムニバス短編集。 んーー、やっぱり恋愛ものって読めない人だなあ私、と思うのだった。

Posted byブクログ

2015/04/07

妄想ソラニンは割と良かったけど、やさしい太陽にうっかり泣いちゃったしスーパーマリオにはゾクッとしたけど、求めてた感じとは違ったなー。

Posted byブクログ

2014/10/20

「好き」をうまく表現できない恋愛下手な男女が織りなす、ちょっとせつない連作短篇集。 脇役の人物が次の作品では主役になるという繋がりが巧みで、登場人物全員に感情移入してしまう。 特に、後半の「妄想ソラニン」、「1Fヒナドル」、「アマリリス洋子」、「菊ちゃんの涙」の連携は見事の一言。...

「好き」をうまく表現できない恋愛下手な男女が織りなす、ちょっとせつない連作短篇集。 脇役の人物が次の作品では主役になるという繋がりが巧みで、登場人物全員に感情移入してしまう。 特に、後半の「妄想ソラニン」、「1Fヒナドル」、「アマリリス洋子」、「菊ちゃんの涙」の連携は見事の一言。圧巻です。

Posted byブクログ

2014/10/12

爽やかな気持ちで読み終えた。 8つの物語が、主人公が代わっていきながら、繋がっていてスラスラ読めた。 1Fヒナドルからアマリリス洋子、そして菊ちゃんの涙までの繋がりながら流れていくところが特にお気に入りです。 中高校生時代の告白や、恋愛妄想してた頃、つまらない大人になりたくなかっ...

爽やかな気持ちで読み終えた。 8つの物語が、主人公が代わっていきながら、繋がっていてスラスラ読めた。 1Fヒナドルからアマリリス洋子、そして菊ちゃんの涙までの繋がりながら流れていくところが特にお気に入りです。 中高校生時代の告白や、恋愛妄想してた頃、つまらない大人になりたくなかった頃、憧れの夢を抱いてた頃を思い出せた。 そういう本でした。 最後、意地悪だった菊枝の人生にも未来を与えている椰月美智子は、とても優しい。

Posted byブクログ

2014/09/30

イタイ人たちの不器用な愛の形の物語。愛の対象は、人だったり、仕事だったり。イタくてもどこか嫌いになれない人たち。それは不器用さが純粋だからなのかもしれない。太陽や万里男、菊枝あたりは、近寄りたくない人もいるけれど...。 短編集だけれど、連作短編集のものもあって、こうつながってく...

イタイ人たちの不器用な愛の形の物語。愛の対象は、人だったり、仕事だったり。イタくてもどこか嫌いになれない人たち。それは不器用さが純粋だからなのかもしれない。太陽や万里男、菊枝あたりは、近寄りたくない人もいるけれど...。 短編集だけれど、連作短編集のものもあって、こうつながってくるのかなとその辺りも読んでいて楽しかった。 春日井一家の話は好みだったかな。

Posted byブクログ