産む、産まない、産めない の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
第一話:最後の選択 40歳キャリアウーマンが酔った勢いで寝てしまった年下の男の子との間に出来ちゃった話。 第二話:ポトフと焼きそば 妻25歳と夫35歳、3歳の長女の所に、夫の前妻の息子16歳が同居する話。産む、産まない、産めないのカテゴリーに入るのかな? 第三話:次男坊の育児日記 7歳年上の産婦人科開業医の奥さんを持つ、化粧品会社に勤める男の人の話。男の人の産休を取れる会社をアピールするために、産休を許可される。 第四話:コイントス 第一話のお友達、重美の話。不妊に悩む40歳。 これが一番不妊に苦悩する女性達の状況に合った話だったと思う。 第五話:温かい水 六カ月目でお腹の子の心音が消え、死んでしまう。 生まれてくるのに死んでいる、両方をいっぺんに経験してしまう赤ちゃんに嘆く母。死なせてしまって申し訳ないと嘆いてばかりいたら、子供が悲しむよ。と、決意をして海に散骨する話。 第六話:花束の妊娠 ヤンキーあがり、母子家庭の二人暮らし。母親に恋人が出来、娘には子供が出来た。それは援助交際の相手の子供だった。同じ16歳での妊娠。誰の子でもない、私の子供。この言葉で母親も長女も出産を決意する。 第七話:レット・イット・ビー お兄さんの子供がダウン症だったというお話。 自分は『妊娠したなら産めばいいし、機会が無かったとしても後悔する必要はない。ないものばかりを探す毎日はつまらないし、手にしたらきっと他の物を欲しがる』 本当にその通りだと思った。 第八話:昨日の運命 第一話の後日談。 体を気遣って忙しくない仕事ばかりが回ってくる。 まだ、年下の男の子に妊娠した事は告げられずに居たのだが、一大決心をして呼び出して告白しようとしたが 彼は転勤で福岡に、そして結婚を決めていた。 結局言わずにザ・未婚の母となる。 本の帯に書いてあったようには感動したり、泣いたり出来なかった。もっと、題名に合ったお話があるとおもっていたのだけれどそういうのはなかった。 どろどろを期待していたのかな。
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子どもがいる人生、いない人生、両方選ぶことはできないから、迷ったり悩んだりするもの。 男の人はまた違った背負うものがあるんだろうけど、女の人の気持ちを少しでも知ってもらえたらと思う。
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最後の選択ー子供を産むことに比べたら仕事だって人間関係だって東京だってちっぽけなことなのかもな。 ポトフと焼きそばー血の繋がってない子供とは、親子になろうとせず友人のようにすればいいのでは? 次男坊の育児日記ー男の育児休暇 コイントスー不妊治療と嫁姑問題 暖かい水ー流産 花束の妊...
最後の選択ー子供を産むことに比べたら仕事だって人間関係だって東京だってちっぽけなことなのかもな。 ポトフと焼きそばー血の繋がってない子供とは、親子になろうとせず友人のようにすればいいのでは? 次男坊の育児日記ー男の育児休暇 コイントスー不妊治療と嫁姑問題 暖かい水ー流産 花束の妊娠ー高校生の出産二代 レット・イット・ビーーダウン症の姪 昨日の運命ー高齢出産と子宮体癌
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子供を産むこと。 誰にとっても大きな決断だし、大きな変化だと思う。 仕事のこと、家族のこと、生活のこと。 色々なことを考えなければならない。 大変なことも多いから、「産む=幸せ」という一言では済ますことはできない。 子供を持つことだけが幸せではないだろう。産むかどうかの決断の後も...
子供を産むこと。 誰にとっても大きな決断だし、大きな変化だと思う。 仕事のこと、家族のこと、生活のこと。 色々なことを考えなければならない。 大変なことも多いから、「産む=幸せ」という一言では済ますことはできない。 子供を持つことだけが幸せではないだろう。産むかどうかの決断の後も公開が全くないとも言えないだろうけど、それぞれの幸せが待っていてほしいと思った。
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当たり前のようで当たり前じゃないこと、それが女性にとっての妊娠・出産。たぶん自分が関わるようになるまでは、漠然とした印象しかないのでは。だけどもっと知っておくべきことだと思います。 予期せぬ妊娠・不妊・死産・障害。さまざまな問題に直面し、それぞれに悩む女性たち。喜びも悲しみもきっ...
当たり前のようで当たり前じゃないこと、それが女性にとっての妊娠・出産。たぶん自分が関わるようになるまでは、漠然とした印象しかないのでは。だけどもっと知っておくべきことだと思います。 予期せぬ妊娠・不妊・死産・障害。さまざまな問題に直面し、それぞれに悩む女性たち。喜びも悲しみもきっと、無数の女性たちが抱えてきた歴史なのでしょう。その上に成り立っている生命の神秘は、やはり奇跡といっていいことなのかも。 そして現代の多様な生活様式に即して、さらに悩みを抱える彼女たちの選択。正しい答えはないのかもしれません。それでも決めて、あるいは受け入れるのは世間じゃなく、自分自身。精一杯自分の道を歩むことの大切さを感じさせられる一冊でした。
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お友達に勧められて読んだ本、これ世の中の女性皆、そして女性だけでなく男性にも読んで欲しいです、これ読んで気づかされることたくさんあるよ。 子供がいる人もいない人も、相手のいる人もいない人も、いろんなシチュエーションにおかれた女性が主役になってる作品の短編集だから、必ず共感できると...
お友達に勧められて読んだ本、これ世の中の女性皆、そして女性だけでなく男性にも読んで欲しいです、これ読んで気づかされることたくさんあるよ。 子供がいる人もいない人も、相手のいる人もいない人も、いろんなシチュエーションにおかれた女性が主役になってる作品の短編集だから、必ず共感できるところがあるし、逆に気づかされること、わからされることもある。 感動で泣いちゃうし、ほっこりできちゃうし、ふがいなさにため息だったり。 良くも悪くも考えさせられます、考えなきゃいけないことだしね。 たくさんの刺さる言葉があったけど、中でも私が特に共感したのが、この2つ。 「わかりやすい不幸を見せびらかすのは甘えだ。」 これに共感した私はもしかしたらある部分で無駄に強くなりすぎてるのかもな、と思った。いや、強くなりすぎてるんじゃなくて強がってんのかも。 「一人暮らしでがんばって仕事してると、時々ふっとエアポケットみたいな時間ができちゃうのよね。」 これすごいわかる。本当にエアポケットなのよ、で、エアポケットはエアポケット以上でも以下でもなくて。 うーん、人って難しい生き物だ、本当はシンプルでいいのにこじらせる。それも私の生きる道!ですなぁ!
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