「機会不均等」論 の商品レビュー
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機会不均等、なるほどなと思います。確かにそう思わされる機会は多いです。 データが豊富で興味深い項目が多々ありました。 ただ、その不均等をどう解消すべきか、という著者の意見や見解については個人的には賛同できないものや反感をかんじるもの、他国はともあれ日本には馴染まないのではと感じ...
機会不均等、なるほどなと思います。確かにそう思わされる機会は多いです。 データが豊富で興味深い項目が多々ありました。 ただ、その不均等をどう解消すべきか、という著者の意見や見解については個人的には賛同できないものや反感をかんじるもの、他国はともあれ日本には馴染まないのではと感じる箇所が散見されました。 その辺りは著者も了解済みの印象もありますが…。 更に言い募ってしまいますが、どなたかも書かれてたように、突っ込みが甘いと言うか、「論」というにはちょっとまとまってないのかなと、データに徹した方が良かったんではと感じました。 第1章が読みにくいです。 しかしこのようなことを考えるきっかけとしては良い本かもしれません。
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性別、貧富、地域の違いによって、社会への受け入れられ方が変わってくるという論旨に異論はないが、それは経済的な理由があってのもの。機会の均等が保証される社会を望むのであれば、経済面での非効率をいかに克服するかを論じるのでなければ、机上の空論に終わってしまう。
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機会不平等というテーマは設定は面白い。しかし、読んでいても、社会のなかでもまれて働いている人の息遣いが聞こえてこない。データから明らかにしようとしているが、その分析が実際に働いている人たちの感覚から乖離していると感じる。結局、90年だいから言われつづけている、格差再生産論と同じ内...
機会不平等というテーマは設定は面白い。しかし、読んでいても、社会のなかでもまれて働いている人の息遣いが聞こえてこない。データから明らかにしようとしているが、その分析が実際に働いている人たちの感覚から乖離していると感じる。結局、90年だいから言われつづけている、格差再生産論と同じ内容ではないかと思う。目新しいところは感じられない。
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10数年前に格差社会の到来について口火を切った橘木教授の近著です。機会均等・平等を何にも増して重要な目標とする価値判断に貫かれ、かずかずの機会不均等につき、データ解析に基づき、問題点を明らかにし、かつ、教授ご自身の見解、見方を述べる著書で大変勉強になりました。
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格差論で有名な橘木先生の新作。いろんな角度からの格差、不平等について学べる。薄いし、平易な言葉でわかりやすく書いてあるし、入門書としては最適。
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