【コミック版】荒野に獣 慟哭す(文庫版)(3) の商品レビュー
ついに、完全版の最終巻を入手できたので、必死に自分を抑えて読むのを我慢していた、この3巻の感想を書ける この巻まで収録されている話までは、学生時代、マガジンZでリアルタイムで読んでいた だからこそ、当時はとんでもなくショックだった、こんな唐突な最終回が。現在、月マガで大好評連載中...
ついに、完全版の最終巻を入手できたので、必死に自分を抑えて読むのを我慢していた、この3巻の感想を書ける この巻まで収録されている話までは、学生時代、マガジンZでリアルタイムで読んでいた だからこそ、当時はとんでもなくショックだった、こんな唐突な最終回が。現在、月マガで大好評連載中である、『仮面ライダーSPIRITS』よりも、続きが毎月、楽しみな作品で、これを読むためにマガジンZを読んでいたようなもんだったから。今現在でこそ、休刊にしなきゃならなかった理由があったんだろう、と思えますけど、当時は凹みましたねぇ・・・今、そうやってよくよく考えると、傍からすれば、これほどコアな青年漫画を支持していた中学生は可愛げがなかったんだろうなぁ、きっと 私が、この漫画を好きな理由に、画、ストーリー、キャラ以外に、名言が多いコトがある 作者の代弁者であるキャラの台詞で、読み手の喜怒哀楽、心理を刺激できてこその名作だろう 引用に入れる台詞を悩める事は実に幸せだ この3巻では、私が独覚兵の中でも最も好きなアニラさんが大活躍(笑) 最も暴力的で、最も凶々しく、そして、最も不死身 強すぎる、なんて表現じゃ追いつかないほど、その戦闘スタイルは読み手の度肝を抜き、毛穴をブチ開かせ、背筋を寒くさせる。最早、美しい、とウットリしてしまうほどだ 完全に優勢でも上から「退け」と言われれば、自分の感情を完全に殺し、すんなりと退却できるトコも憧れてしまう どんなにピンチだろうが、生きる事を諦めない御門が相手だからこそ、アニラさんのおっかなさよりカッコ好さが際立つのだろう。改めて、最高の主人公には、最高の敵役が必要なのだ、と再確認 一人の女を獲り返すべく、メキシコに戦いの舞台を移した御門らを更なるトラブルにまんまと巻き込んだ、土方元も頭の螺子がスッ飛んだ、強烈な個性の持ち主だ 伊藤先生が作品解説でも書いているが、確かに、この人は忍者っぽい。性格、性質、生き方そのものが強(したた)かだ また、密林の中で、仲間(?)になったノフ・エクも人間性が危なっかしくて、読み手は確実にゾクゾクさせられ、確実に惹かれただろう 恐ろしい牝寅・メキラさんを団結で見事、撃破し、手駒に加えた御門、ノフ・エク、そして、ティギティギルのトリオの活躍が楽しみなトコで、この3巻は終わっている さぁ、4巻を読み耽るぞぉ 上にも書いたが、本当に一つに絞るのは苦労した。この台詞を引用に選んだのは、就いている仕事上、信頼関係を凄く大事にしたいので、これからの参考にしたい、と思ったので
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