西加奈子と地元の本屋 の商品レビュー
西さん、津村さんの大ファンなので、とても嬉しい一冊でした。大阪を書くこと、しんどいなんて言わんと、これこらもグッとくる作品、お待ちしております。お二人の作品は生活の大事な潤いなので。
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※このレビューにはネタバレを含みます
フォローしてる方たちのレビューを見てずっと気になってた。 近くの本屋さんでは見かけることがなく、たまたま遠出した地方都市の本屋で発見。即買い。だって安くて薄かったから(笑) 大阪弁って好きです。文章だとリズミカルにさくさく頭に入ってくる。 またまた読みたい本が増えました。
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本を愛しているひとがする本の話、エンドレスで読んでられるわーと本を閉じたら裏表紙で西さんが同じセリフを言っていて、ニヤリ。冒頭の西加奈子と津村記久子の対談、生で聞きたかったなあ。
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値段から予想はしていたけれど実際見て思ったのは「薄っ!」(笑) でも手作り感溢れていて、ホントに作りたくて作ったんだなってわかって、 薄くてもそれでも届けてくれてありがとう、って思いました。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entr...
値段から予想はしていたけれど実際見て思ったのは「薄っ!」(笑) でも手作り感溢れていて、ホントに作りたくて作ったんだなってわかって、 薄くてもそれでも届けてくれてありがとう、って思いました。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-1071.html
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大阪の書店員有志によるプロジェクト「大阪の本屋発行委員会」がつくった小冊子。ちょっと前に、こんなんができたと知って、近所の本屋にあるかとすぐ見にいったときにはなかったけど、数日後に行ったらあった!税込み380円という買いやすい値段だったこともあり、買ってみる。 メインは、西加...
大阪の書店員有志によるプロジェクト「大阪の本屋発行委員会」がつくった小冊子。ちょっと前に、こんなんができたと知って、近所の本屋にあるかとすぐ見にいったときにはなかったけど、数日後に行ったらあった!税込み380円という買いやすい値段だったこともあり、買ってみる。 メインは、西加奈子×津村記久子の対談。私は西加奈子の本はそんなに読んでないけど、津村記久子の本はかなり読んでるので、この二人のしゃべりを読んでみたかったのだ。「具体的に地名があるほど、大阪弁で書かなかったりする。逆に、大阪っぽいけれど設定が細かく決まってないものほど、大阪弁で書いたりする。」(p.9)と津村は語り、「自分を上から見てるような感じ。『舞台』の主人公は、カッコ悪い自分を上から見て笑うということに救われる。それはすごく大阪的ですよね。」」(p.9)と西は語る。 二人が、「すべての場所はローカル」ということを語りあうところは、なるほどなーと思った。「すごく近しいことを書く方が、実は世界中に広がるんじゃないか。(p.12)と西が言い、「もしかしたら、「ここにおるから、こんなにしんどいんやけどな」みたいな感覚は、日本の他の街の誰かや、どこかの国の人でも下地と共通して思っていることかもしれない。だから、それを突き詰めることは全然無駄じゃない。」(p.14)と津村が言う。 どこかその物語のミクロなところ、ドメスティックなところに「感じる」ものがあるからこそ、徹底してローカルな小説ほど、翻訳しても読まれるのかもしれない。 そういう二人の話を読んだあとに、「なんでこの本、ウチでは売れるんでしょ?」という、大阪の各地の本屋が、なぜかウチではよく売れるけど、ヨソではそうでもないらしいという本のことを書いたページを読むのはおもしろかった。 書店員の座談会では、大阪という土地や大阪の人を書いたあれこれの作品があがっていて、へー、この人、大阪の人なんやと思ったり、大阪を書いたこんな作品があんねやと思ったり、30ページちょっとの小さい本やけど、えらい詰まってた。 これ、大阪とちゃうとこの、ヨソの人が読んだら、どんなん思うんかなーと、それも気になる。 ほんで、西加奈子の原作を読んでる書店員が「エエ」という声が隅っこに載ってて、つい映画「円卓」を見にいった。 (6/24了)
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大阪の本屋さんが作った本ということで、すごくいいなぁと思った。 本屋さんの活躍が嬉しい。 メインは西加奈子さんと津村記久子さんの対談。 津村さんの小説の書き方の話が特に面白かった(もちろん大阪の話も面白かったけど)。 西さんの声とか話し方とかが好き。 対談も絶対明るく和やかな雰...
大阪の本屋さんが作った本ということで、すごくいいなぁと思った。 本屋さんの活躍が嬉しい。 メインは西加奈子さんと津村記久子さんの対談。 津村さんの小説の書き方の話が特に面白かった(もちろん大阪の話も面白かったけど)。 西さんの声とか話し方とかが好き。 対談も絶対明るく和やかな雰囲気だったんだろうなぁとイメージしながら読んだ。 そして、『円卓』を読みたくなった。 後半の記事は大阪の人の方が楽しめそう。 薄い本だけど、すごく想いが込められていると思う。 それはこの本に限ったことではなくて、全ての本がそう。 その想いをちゃんと受け取りたいと思った。
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面白かったです。西加奈子さんと、津村記久子さんの対談って面白くないわけがないですが、期待を裏切らず。届いてすぐに家の玄関に座り込んで読んでしまいました。
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