リップステイン の商品レビュー
「悪意」と闘う謎の少女と、渋谷で起こる連続事件。一見普通のミステリかと思いきや……あれ、そういう傾向の話だったの? そこは意外ではあったけれど、「そういう話」だと思って読んでいたらまたしてもミステリ的な仕掛けがあったりも。終盤に近付くにつれ、ぐいぐいと引き込まれました。 ややホラ...
「悪意」と闘う謎の少女と、渋谷で起こる連続事件。一見普通のミステリかと思いきや……あれ、そういう傾向の話だったの? そこは意外ではあったけれど、「そういう話」だと思って読んでいたらまたしてもミステリ的な仕掛けがあったりも。終盤に近付くにつれ、ぐいぐいと引き込まれました。 ややホラー的要素もあって、シュールな印象。でも「悪意」の部分については現実的にもわからないでもない、かも。そしてそんな存在と闘う彼女の存在は非常にカッコよく思えました。
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収束するまでの危なっかしさが、魅力。 悪意が、ロジックで説明できたら、ミステリとして受け入れられるかもしれないが。 できないからこそ、香砂は、魅力的なんだろう。
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悪霊退治?何かまとまるまでが長かった。後半はそれなりに面白かったけど中途半端なファンタジーな感じ… 2014.10.8
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推理小説ではないと思う。中2病と言う言葉が何度もでたり、なんというか、登場人物全体が演技をしているような、文体。 内容は、オカルト?SF?
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09/03/2014 読了。 図書館から。 置き換えると、 如月は、真由。 夏目君は、遊佐。 美晴は、秋穂みたいな感じだなーと思いつつ。 途中まで長かったんですが、 事件がまとまり始めたら一気にいけました。 香砂が無邪気でかわいかったなぁ。
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女の子が連続暴行犯の悪霊を退治する。それをドキュメンタリーとして記録する。しかも、あの人が犯人だった! テンポ良くストーリーが展開して、面白い。これ、映画化しても面白いかも。
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リアルの中に謎のファンタジーが入り込んだ物語。 最初から、謎の、”世にも奇妙な”的要素があり過ぎてついていけない。 主人公のへたれ大学生君のキャラも好みではない。 半分くらいまでは読み進めたが、段々苦痛になり、結局読み終えずに図書館に返却してしまった。 この作者、長沢樹君とはあま...
リアルの中に謎のファンタジーが入り込んだ物語。 最初から、謎の、”世にも奇妙な”的要素があり過ぎてついていけない。 主人公のへたれ大学生君のキャラも好みではない。 半分くらいまでは読み進めたが、段々苦痛になり、結局読み終えずに図書館に返却してしまった。 この作者、長沢樹君とはあまり相性が良くないみたいだ。 文章が好みじゃないのかなあ。
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専門学生行人が渋谷で出逢った不思議な少女香砂。 連続事件を追う刑事水瀬。 悪意の憑依、そしてその討伐という主軸は面白いが 全体にがちゃがちゃした印象。 もっと練れた気がする。 【図書館・初読・7/25読了】
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ちょっとチカラワザ的収斂だとしても、全体が大きく動いていく中で香砂の狩りの結末と優子の行く末が気になって一気に読み切ってしまった。悪意でつながった三つの物語、リアルとファンタジの境目をすり抜けるような展開は面白かった。 香砂と如月と優子、三つの全く別の次元の物語が「悪意」によって...
ちょっとチカラワザ的収斂だとしても、全体が大きく動いていく中で香砂の狩りの結末と優子の行く末が気になって一気に読み切ってしまった。悪意でつながった三つの物語、リアルとファンタジの境目をすり抜けるような展開は面白かった。 香砂と如月と優子、三つの全く別の次元の物語が「悪意」によって一つに結び付けられたときその全体が明らかになる。 その三つの物語を一つにつないでいったのは、どこにでもいるようなゆとり世代の青年行人。 このキーマン行人の性格、というか、設定がちょっと…。 自意識過剰で自信家でだけど卑屈なところもあって、人とうまく付き合えない、いわゆる「ぼっち」。それなのに正反対の性格の美晴に見初められたり、行きずりの香砂に食住を無償で与え危険を承知で狩りの助っ人をしたり…冷めてるのか熱いのか、どっちだ?
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