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リップステイン の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2022/10/13

途中までつまらないとおもっていたけれど最後一気に読んだ。渋谷で悪意を地夜叉により退治する赤ジャージの少女と、ドキュメンタリーをとる学生の話。結果おもしろかった!

Posted byブクログ

2019/06/14

ストーリーや謎解き、伏線の回収にさらにちょっとした仕掛けなど、この作家さんらしさは健在です。映像科の学生をメインに話が進んでいくところも同様です。しかしながら他の作品に比べてストーリーに入り込みにくく読み難さを感じていました。途中でファンタジーというかオカルトっぽい部分が出てきて...

ストーリーや謎解き、伏線の回収にさらにちょっとした仕掛けなど、この作家さんらしさは健在です。映像科の学生をメインに話が進んでいくところも同様です。しかしながら他の作品に比べてストーリーに入り込みにくく読み難さを感じていました。途中でファンタジーというかオカルトっぽい部分が出てきて納得しましたが。そのあたりが私の読みたかったものとは違ったからだと思います。決してどこか悪いとかではなく、むしろ良く計算されているとは思うのですが、人は選ぶ気がします。その後がとても気になりますが続編があるのでしょうか。

Posted byブクログ

2018/10/08

82:意外に、ファンタジー要素が入っててびっくりしました。香砂ちゃんが登場した時はただの「イタイ子」だったけど、それなりに科学的アプローチもされてて、ファンタジーのようなSFのような、というノリでした。長沢作品のキモともいえる「映像」を絡めたミステリで、学生たちの雰囲気や夏目くん...

82:意外に、ファンタジー要素が入っててびっくりしました。香砂ちゃんが登場した時はただの「イタイ子」だったけど、それなりに科学的アプローチもされてて、ファンタジーのようなSFのような、というノリでした。長沢作品のキモともいえる「映像」を絡めたミステリで、学生たちの雰囲気や夏目くんのプライド問題なども盛り込まれてて、かなりギッシリ感があったような。犯人を追い詰めるシーンはすごくよかった!

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2016/09/08

消失シリーズからすっかり作家さんのファンになり、今回もどんでん返しを期待して購入。 全く関係がないように見える場面が後半に入りどんどん繋がっていく様子はやはり圧巻でした。 主人公たちが中身をどんどんさらけ出されていく場面は、自分の中にもある汚い部分を見せつけられているようで苦しく...

消失シリーズからすっかり作家さんのファンになり、今回もどんでん返しを期待して購入。 全く関係がないように見える場面が後半に入りどんどん繋がっていく様子はやはり圧巻でした。 主人公たちが中身をどんどんさらけ出されていく場面は、自分の中にもある汚い部分を見せつけられているようで苦しく、しかしとっても爽快でした。 オカルトじみた展開には少し引いてしまいましたが、それでも構成とキャラクターの魅力に引き込まれ、最後まで楽しんで読むことができました。

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2015/10/28

「ぼっち」「中二病」といった単語が出てくるところがイマドキだなあと思いました。ミスリードを促す部分は気づかなかった。。

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2015/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏制作の映像を作る専門学生、 悪意を追いかける少女、 暴行事件を捜査する刑事、 渋谷を舞台にそれぞれが交差する。 ミステリを期待していただけに、 非科学的な物が出てくるのはちょっと… 主人公の男の子が他の作品と似たような感じ。

Posted byブクログ

2015/09/28

途中で止めてたのを読了。 以前読むのを止めていた理由は、主人公がコンプレックスを隠す姿が辛かったから。 そのコンプレックスが、誰もが共感できるであろう、 自分より優れた人に追いつきたい、認められたいというものだったから、刺さりすぎて読むのを止めてしまった。 意見を求められても、無...

途中で止めてたのを読了。 以前読むのを止めていた理由は、主人公がコンプレックスを隠す姿が辛かったから。 そのコンプレックスが、誰もが共感できるであろう、 自分より優れた人に追いつきたい、認められたいというものだったから、刺さりすぎて読むのを止めてしまった。 意見を求められても、無難な言い回しで回避し、でも承認欲求を隠しきれてない主人公が自分に重なったのだろう。 事件を起こしそうにない人が事件を起こす理由を"悪意"が取り付くからというオカルトじみた理由にしているが、あながち間違ってはいないのではないか。 実際、良い意味でも悪い意味でも、何故あの頃夢中になっていたのかわからないことは皆あるのではないだろうか。 何かがきっかけで、夢から覚めたように、当時を振り返ることができる。 悪事を働いたり、ネガティブな感情が強いときのそれを"悪意"と表現したのではないか。 夏目の場合は、コンプレックスが"悪意"に近い存在であり、香砂により"悪意"が取り除かれ、自身のコンプレックスに向きあうことができた。 自己表現や承認欲求に関するコンプレックスをこの本を通して自覚させられるため、読むことで自身の"悪意"を取り除くことができるのかもしれない。 少なくとも見たくないものを見せられ自覚させられた気はする。 ジャンルは推理小説やミステリでは無いと思う。

Posted byブクログ

2015/05/13

長沢樹の、ちょっとファンタジー入ったミステリ。 奇抜な要素のある青春譚が好きなので、個人的には結構お気に入った。 ミステリとしても、派手さはないがペース配分が安定的で悪くはないと思った。 最後のあたり、バトルシーンらしきあたりも、普段は好きでない展開なのに関わらず、気にならなかっ...

長沢樹の、ちょっとファンタジー入ったミステリ。 奇抜な要素のある青春譚が好きなので、個人的には結構お気に入った。 ミステリとしても、派手さはないがペース配分が安定的で悪くはないと思った。 最後のあたり、バトルシーンらしきあたりも、普段は好きでない展開なのに関わらず、気にならなかった。 これまでの著作では、ベスト。 4

Posted byブクログ

2015/04/07

「悪意」というのが今作のキーワード。欲求が人を突き動かしてしまうある種のホラー要素もある作品です。 登場人物は長沢さんらしいと毎回思います。

Posted byブクログ

2015/02/15

メインになるネタが純ミステリ的には難しい素材ということを十二分に分かっていて書かれたお話なことは伝わってくるんだがそれが成功してるかというとやはり微妙なわけで。 ただ個人的に云えばこの人の小説は好みなんでオレ的にはアリかなあと。

Posted byブクログ