のはなし(し) の商品レビュー
のはなし第四弾。元ネタは2000年代のメルマガだが、書き下ろしもちょくちょく挟まる。やはり「ん」のエピソードが素晴らしい。まだまだストックがあるそうなので、ぜひ第五弾も書いてほしい。5年以上音沙汰がないけれど。
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深夜の馬鹿力リスナーだから、面白い! いくつになっても少年のような好奇心を持ちつつ、大人になった卑屈な精神が交錯してあって、そのバランス加減が面白い。 ちゃんと話のオチもある。 私が好きなのは、オシャレなカフェで出てくる量の少ないご飯のことを「病気の小鳥が食う餌の量」と言ったり、...
深夜の馬鹿力リスナーだから、面白い! いくつになっても少年のような好奇心を持ちつつ、大人になった卑屈な精神が交錯してあって、そのバランス加減が面白い。 ちゃんと話のオチもある。 私が好きなのは、オシャレなカフェで出てくる量の少ないご飯のことを「病気の小鳥が食う餌の量」と言ったり、「ぷぷぷ」の話がおならの話なのに、なぜかおとぎ話を読んでいるようなほっこりする話だったり。 ひとつのテーマの文章量が少ないのもあったけれど、あっと言う間に読めた!
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こんなに面白かったっけ?のはなし(いち)は既読だけど、こえ出して笑った記憶はさすがにない。オチもほぼ全部しっかりしてるし、ショートショートに近いような構成の妙もある。寝る前に二三篇づつ読むと気持ちよく眠れる。残りも買うとしよう。
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伊集院さんのエッセイ「のはなし」シリーズは全巻読んでいる。 どの巻も、伊集院さんらしさ全開で、共感するところもあれば、自分の持っていない視点からの切り口に驚くこともある。 一話完結型のエッセイなので、寝る前に毎日少しずつ読んでいくのにとてもちょうどよかった。 とても良い気分で...
伊集院さんのエッセイ「のはなし」シリーズは全巻読んでいる。 どの巻も、伊集院さんらしさ全開で、共感するところもあれば、自分の持っていない視点からの切り口に驚くこともある。 一話完結型のエッセイなので、寝る前に毎日少しずつ読んでいくのにとてもちょうどよかった。 とても良い気分で眠りにつける一冊。
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前作もそうだったけど、ゲラゲラ笑ったあと、思いもよらないところで泣きそうになる話があって、伊集院にやられたーという感じになる。 早く続巻でないかなー。
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公式の話、ちょっと『博士の愛した数式』を思い出しました。 公式の丸暗記ではなくて、学問として学んでいたら 数学がもっと好きになれていたかもしれないなと思います。 好きなアニメの話の出崎統についてのエピソード、 こういう後から判明して自分的にすごく納得、 ということ、私もあるのでとても共感しました。 自分は標準語を話す東京人が方言を馬鹿にするのが腹が立つのですが 東京弁と標準語は違うと生粋の東京人の人が言ってくれるのが なんとなく嬉しいです。 なぜか深夜というのが特別で、屋台のラーメンもなぜか美味しく感じるのは 一緒に食べている人とか食べている大人っぽさとか 空気感もコミなのだろうなと思うのです。 王様のブランチに忌野清志郎さんがゲストで来られた時 即興で歌をつくれと無茶ぶりされたのに快く「OK!」と応じ、 スタジオを巻き込んでノリノリで、マネージャーに止められるまで歌い続けてゲストコーナー終了、強制CMへ。 「ごめんね、楽しくなっちゃって」と去っていったというのが とても清志郎さんぽくて素敵なエピソードでした。 んかきそそこねもの巻、自分だったら復活させて 続きを最後までプレイして欲しいような気も。 でも少なくとも、混乱していたわけではないとお母さんにわかってもらえて とても良かったです。
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「あ」から「ん」までの50音を順に頭文字にした47作収録のエッセイ集、4作目。 腹よじれアゴ外しな話、ゾーンな話、内容は多岐にわたるが、本当に最後の最後「ん」で語られるエピソードには涙腺が緩んでしまった。
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『ぷぷぷの話』がとても好きだった。 ラジオさながらに笑える話から詩的な文章の話、ちょっと切なくなる話までバリエーション豊か。楽しめました。
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日々『らじおと』や『深夜の馬鹿力』や、録音して少しずつ聞いている『ツタヤに行ってこれ借りよう』に親しんでいるので、生活や人生を伊集院光さんに支えられて過ごしているうだ。特に『らじおと』が始まってからは依存度が上がっているのに、更に読書まで伊集院さん。少しずつ20日くらいかけて読んだのだが、とても楽しい毎日だった。 最後の奥さんの弟さんの話で泣いてしまった。この楽しいエッセイでまさか泣くとは思っていなかったので驚いた。
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物事の切り口が素晴らしい。くだらない話、ハッとさせられる話、はたまた感動的な話。どれも日常の些細なことなんやけど、切り口によって見方や考え方が変わるような感じです。ほかの「のはなし」も読んでみたいな。
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