烏に単は似合わない の商品レビュー
びっくりしました、、、、読み始めて、おもしろそう!と思って、ふと後ろを見ると松本清張賞??どういうこと?と思ったら、本当に推理小説でした。色々な意味ですごいどんでん返しが待っていて。すごい作品、受賞作なのも納得でした。
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八咫烏の一族が支配する山内で行われる后選びの話。まず世界観が好き、そして後半になるにつれて姫達の印象がどんどん変わっていく。ほんっまに予想外の展開に読む手が止まらん面白すぎる。王道系かな好きやで、と思って読み始めたけどこの展開も大好きで大満足。
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モヤモヤがすごいーーー(._.) あせびと若宮がそのまま結ばれてくれれば大好きな作品になっていたのに.... 第4章まではめちゃめちゃよきだった とりあえず2巻を読んでみます
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八咫烏シリーズ第一作目。 ネタバレを含む感想になります。 人間と同じ姿で「八咫烏」たちが暮らす世界。 八咫烏と言われて思い浮かべるのは、あの神話に出てくる三本足の大烏だ。この作品に登場する八咫烏も、人の姿から三本足のカラスに変身することが出来る。 そう明かされるのは物語の中盤だが、主人公の「あせび」はそれを知る由もない。彼女は蝶よ花よと愛でられ育てられた、四大貴族・東家の二の姫君。烏の姿に転じるのははしたない事とされる貴族の世界では、彼らが烏になることは無い。自分たちが烏になれることも知らぬまま人生(烏生?)を終えるのが普通だ。そしてそれが悲しい事件のトリガーになってしまうのだが......。 この物語において、読者はあせびの君の目を通して、この国の最高権力をもつ家系、宗家の若宮の后の座を巡る女性たちのバトルを見ることになる。あせびの君が生まれた東家以外の南家・北家・西家はそれぞれ美姫を候補に出し、我らこそこの国を手にするのだと息巻いている。 当の東家はというと、本来候補ではなかったあせびをよこした上に当主本人も別に権力争いには興味が無いとぼんやりしている始末。 世間知らずのあせびは、この日のために育てられてきたバチバチの姫たちに囲まれ、かなりアウェーになっていた。 あせび可哀想!若宮何考えてんの!?ほかの嫁候補性格悪い?いややっぱりいい人? 読み進めるほど登場人物への気持ちが二転三転するが、正直最後の展開は予想していなかった。いわれてみれば......と頭を抱える。序章の短い文も、美しく印象に残るのに、最後にあんな風に回収されるとは。 豪華絢爛な宮廷ラブロマンスかと思いきや、血なまぐさい泥沼ミステリーだと、表紙とタイトルで誰が分かろうか!いい意味で期待を裏切られ、大好きな作品の一つになった。
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半年ぶりの再読。 真相を知って読むと、また一味違った物語。 ファンタジーの世界を創れる作家さんはすごいと思う。 続編も読む準備はできている。
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シリーズの1作目。 八咫烏という架空の生き物が存在する和風ファンタジーを舞台にした、大奥のような女の戦いが楽しめる物語。 読む前の印象はこれに尽きる。 装丁のふわふわとした綺麗な絵とは対照的に、ドロドロとしたやりとりが見られるだろうと。 しかし、中身は全く予想とは違うものだった...
シリーズの1作目。 八咫烏という架空の生き物が存在する和風ファンタジーを舞台にした、大奥のような女の戦いが楽しめる物語。 読む前の印象はこれに尽きる。 装丁のふわふわとした綺麗な絵とは対照的に、ドロドロとしたやりとりが見られるだろうと。 しかし、中身は全く予想とは違うものだった。 ただ唯一、楽しめるだろうと踏んでいた「女って怖い……」を、全く違う方向からではあったけれど、予想通り味わうことはできた。 怖っ…… 読んだ後の印象はこれに尽きる。 内容とは裏腹に、文章が詩のようで綺麗だった。 特に花の出てくる場面や花にちなんだ名前が多くて、花に詳しければ、よりその世界観を味わえそう。 私の中で一番印象深かった台詞は「人はなかなか、あなたほど無欲には成りえないということよ」。
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なかなか予想と違って面白かった。 漫画を少しだけ読んだことがあるため、てっきりあせびが若宮と結ばれるかと思いきやまさかの結末で驚いた。後半からの物語の速度が早く、ついていくのに必死だった。登場人物も新しい人がぽんぽん出てくるもんだから覚えるのが大変。 だけど内容はすごくいい。あらすじを読まずに買ったものだから和歌などは出てこず少し不服だった。 ファンタジー要素もあるため飽きずに読めた。 最後まで読まないとタイトルの意味はわからない。
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シリーズ1作目、しかも姫たちの争いという内容の序盤はなかなかハマるのに苦戦。でも最後にはスッキリし適度に謎も残し「続きを読みたい!」になりました。
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人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。有力貴族の姫君四人の壮大なバトルの果て……。 「文藝春秋BOOKS」より 騙されてた!!て感じ。 最後のさいごで、あーそうでしたか、となった。。 すっかりだまされてましたわ。
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鳥と人間の姿を自在に変化できる八咫烏一族の中で巻き起こる隠謀術数を日本の宮廷になぞらえて描かれた絵物語・・・。 読み始めは少女コミックのようで気が乗らなかったけれど、読み進むにつれて若宮の名探偵ぶりに引き込まれてた。謎解きの場面では、この人が妃に選ばれるのだと疑っていなかったとこ...
鳥と人間の姿を自在に変化できる八咫烏一族の中で巻き起こる隠謀術数を日本の宮廷になぞらえて描かれた絵物語・・・。 読み始めは少女コミックのようで気が乗らなかったけれど、読み進むにつれて若宮の名探偵ぶりに引き込まれてた。謎解きの場面では、この人が妃に選ばれるのだと疑っていなかったところの大ドンデン返し・・・。まったく騙された。(^_^;)
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