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烏に単は似合わない の商品レビュー

3.8

486件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    130

  4. 2つ

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    5

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2024/01/20

たのしかったー!読書の楽しさを存分に味わうことのできる良書だと思う。 景色や着物の描写の鮮やかさ、想像しやすいレベルまで書き込まれているのにくどくない建物造形、魅力的な登場人物、 なのに!そんな話なんて!何回読み直しても感心してしまう

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2024/01/16

表紙に騙されるな!とだけ。ごちゃごちゃ書きたくない。いい意味で裏切られた。姫様たちの描写や人間関係の描き方が好みでした。だからこそ、この文章の雰囲気でこういうことする?!みたいな驚きを感じました。続きもあるようなので追っていきます、

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2024/01/12

時代設定も、登場人物全員のキャラが立っている所も、そしてミステリーとしても素晴らしい作品。最初から最後まで一気に読みたくなるし、読者に情景を鮮明にイメージさせる能力がすごい。

Posted byブクログ

2024/01/08

最初と最後でやられた。 次の作品も楽しみ。 何かこの姫にはあるなと思いながら、鮮やかに結末へ向かっていく流れが良かった。 物語に飽きない。

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2024/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋さんで「これはハードボイルド小説だ!」ってポップがあり表紙、あらすじのギャップで購入 全然ハードボイルドじゃないよね?平安ファンタジー?大奥?なところからの最後に殺人事件を暴く探偵小説?と見方がまるっきり変わり即2度読みでした。 本好きにネタバレしないように勧めるのが難しい 二作目も即買い。 若君が1人で事件を調べたり、孤高な感じがハードボイルドってことなのかな?ハードボイルドがなんなのかわからないけど。 この目を引くポップのお陰でこんなに面白い本に出会えたので書店員さんありがとう

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2024/01/04

十二国記のような異世界ファンタジーに平安ぽさの漂う後宮を混ぜた印象だったが、徐々に雰囲気が変化していくのはなかなか面白い。なにぶん登場人物が多く、それぞれの性格や思惑の把握、複雑な人間関係の把握に時間もかかったし、世界観に入って行き難かった。何度か読むともっと面白くなるのかもしれ...

十二国記のような異世界ファンタジーに平安ぽさの漂う後宮を混ぜた印象だったが、徐々に雰囲気が変化していくのはなかなか面白い。なにぶん登場人物が多く、それぞれの性格や思惑の把握、複雑な人間関係の把握に時間もかかったし、世界観に入って行き難かった。何度か読むともっと面白くなるのかもしれない。人に勧められて読んだから期待し過ぎたこともある。

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2024/01/04

初の阿部 智里作品。『八咫烏』シリーズ第1巻。最初のきらびやか雰囲気とは打って変わって、後半のミステリアスな展開には、舌を巻く程の面白いファンタジー(?)作品でした❗第19回松本清張賞史上最年少受賞も伊達ではないと、とても感心した作品です♫ あせびの印象が最初と最後で、ガラッと...

初の阿部 智里作品。『八咫烏』シリーズ第1巻。最初のきらびやか雰囲気とは打って変わって、後半のミステリアスな展開には、舌を巻く程の面白いファンタジー(?)作品でした❗第19回松本清張賞史上最年少受賞も伊達ではないと、とても感心した作品です♫ あせびの印象が最初と最後で、ガラッと変わったことは驚きですが、個人的には浜木 綿が、イチオシのキャラクターです❗ ファンタジー好きは勿論のこと、ライトミステリー好きの方にもオススメ出来る秀作です♫

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2023/12/24

序盤は政争と女のドロドロに巻き込まれる無知で無邪気なお姫様の物語。浜木綿のサバサバとした女傑っぽさが一線を画しているものの、各家の、女房の、様々な立場ごとの思いや計算が錯綜する。[more]そして終盤の逆転劇というかカタストロフィというか、浜木綿の「一発殴らせて」が痛快。

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2024/01/23

騙された、小説。 普段あまりミステリを読まないからか、「作者に騙され、裏切られる」ことをあまり経験したことがない。ので、作者に、物語に騙される…ことに慣れていない。だから、正直ショックだった。え、そんな!と。 どこかで、十二国記好きにオススメ!と書かれていたような気がして読み始め...

騙された、小説。 普段あまりミステリを読まないからか、「作者に騙され、裏切られる」ことをあまり経験したことがない。ので、作者に、物語に騙される…ことに慣れていない。だから、正直ショックだった。え、そんな!と。 どこかで、十二国記好きにオススメ!と書かれていたような気がして読み始め、すすめていくうちに真夜中、ページを捲るのももどかしく読み終えた感想は…「どうして…こんなにワクワク読んだのに…」と、勝手に(ほんとうに、勝手に!)ショックをうけたわたくし。その後、ちょっとしょんぼりしながら寝。後から思えば作者のトリックにまんまとひっかけられ、何杯も食わされたわけですが。 翌日、ブクログで皆さんの感想を読んでいて…ああ自分はなんて、己の望む世界、求める物語を読んで(そう解釈して)いたのだ…ということになんというか愕然とした。独りよがりな読書をしていたんだと。(それはそれでよいのですが)(開き直り)新感覚、と書いていらっしゃる方がいて、ああなんて、なんて軽やかな感覚をお持ちなのか…己の思い通りにならない物語を、自分を裏切ったものがたりと解釈するなんて、なんて自分はあさはかだったのかと。 まだ私ののうみそではいろいろと足らないので、星はつけておりません。

Posted byブクログ

2023/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中盤から加速度的に面白くなっていく、ファンタジー系ミステリ、なのかな? 世界観も登場人物も魅力的だし、なにより物語の各所にばら撒かれた違和感が結末に収束して弾けるワクワクを楽しめてよかった。 以下、登場人物単位の所感 増赭の薄…かっこいい。最高。いっぱい好き。 浜木綿…かわいいね。 白珠…あたたかく過ごしてほしい。幸せにおなり。 あせび…いい女!

Posted byブクログ