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ミチルさん、今日も上機嫌 の商品レビュー

3.4

55件のお客様レビュー

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2017/11/01

最初はよくあるバブル期を抜けられない女性の話かと思ったが、かなり奥深い話しだった バブルを知らない世代は、バブル世代をウワズミだけしかやはり知らないのだな思えたし、 それぞれの時代を生きた人にはやはりそれぞれの良さがあるのだなとおもった、 だからと言って自分がそこに立って、生きる...

最初はよくあるバブル期を抜けられない女性の話かと思ったが、かなり奥深い話しだった バブルを知らない世代は、バブル世代をウワズミだけしかやはり知らないのだな思えたし、 それぞれの時代を生きた人にはやはりそれぞれの良さがあるのだなとおもった、 だからと言って自分がそこに立って、生きることは出来ないとおもう。 知らないことを知るのは面白いとおもえた。

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2017/09/24

読み始めはんんん?と思ったけど、途中から最後は一気に。好感。表紙、内容にはそれなりに合ってると思うけど、ださすぎてこの本いらないって思っちゃう。

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2017/01/26

バブルの亡霊にとりつかれたような毎日を送っていた主人公のミチルさん(^^;)しかしポスティングのバイトで知り合った人達が良かったせいか、どんどん浮上(^-^)まだまだこれからだけど、ミチルさんが上機嫌で過ごせますように!

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2015/12/23

昭和の終わりの頃は「ただのモノ」が沢山あったようです。タクシー券、接待費、スポンサーのサービスなど。そんな景気のいい右肩上がりの時代を謳歌してきた山崎ミチルは、会社を辞めたバツイチ、45歳、3か月前に男にふられた美人さん。楽に就職できた昔と違って、今はスーパーのレジも難しい状況・...

昭和の終わりの頃は「ただのモノ」が沢山あったようです。タクシー券、接待費、スポンサーのサービスなど。そんな景気のいい右肩上がりの時代を謳歌してきた山崎ミチルは、会社を辞めたバツイチ、45歳、3か月前に男にふられた美人さん。楽に就職できた昔と違って、今はスーパーのレジも難しい状況・・・。でも、ポスティング・スタッフとして採用され、今までは知らなかったいろんなことを体験し、自分の特技にも目覚め、活き活きとした暮らしを開始しました。ラスト約50頁が蛇足な感じでしたが、総じて面白かったです!

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2015/12/11

時代は変わる。 それに合わせて自分も変わっていくべきなんだなぁ。 ミチルさんは成長して生きていける人。 まわりの人生の先輩達も素敵な生き方してる。 楽しいことは歳を重ねても沢山あると思うとミチルさんのように前向きにやっていきたいと思えます。

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2015/10/28

バブル期を経験したアラフォー女子ミチルさん。 新しく始めた仕事はチラシを配るポスティングスタッフ。 そこで知り合ったお年寄り達を助けるうちに、家賃交渉代行の会社に務めることになった。 軽い読み物、面白かったです。 私もバブル経験者。分かるーということが沢山ありました。 過去の栄...

バブル期を経験したアラフォー女子ミチルさん。 新しく始めた仕事はチラシを配るポスティングスタッフ。 そこで知り合ったお年寄り達を助けるうちに、家賃交渉代行の会社に務めることになった。 軽い読み物、面白かったです。 私もバブル経験者。分かるーということが沢山ありました。 過去の栄光?にしがみついていたミチルさんが、新しい出会いを繰り返すうちに、先を見据え、ひとりで歩き始める最後が気持ちよかったです。 先日読んだ『東京ロンダリング』の相場社長がチラリ。 こういうつながり、大好きです。 ただ、この本、表紙がちょっと残念。 もっと違う装丁だったら良かったのに、と思います。

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2015/08/13

 アラフォー。もう少しするとアラフィフにならんとするミチルさんがヒロインの小説。  バブルで美味しい目を見て、恋に生きるミチルさんは嫌味が無くてすっきりしていて美しい。  この作家さんの描く物語は面白く、たのしいのだが、どこか現代というよりは~と思っていたら、時代劇の人情モノの...

 アラフォー。もう少しするとアラフィフにならんとするミチルさんがヒロインの小説。  バブルで美味しい目を見て、恋に生きるミチルさんは嫌味が無くてすっきりしていて美しい。  この作家さんの描く物語は面白く、たのしいのだが、どこか現代というよりは~と思っていたら、時代劇の人情モノの構成なのだね、と気づいた。  ミチルさんにはいつも上機嫌で居て欲しいものです。

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2015/06/18

バツイチ彼氏なし45歳、バブル時代に青春を過ごし、その頃の栄光を引きずるちょっとイタイ主人公・ミチル。昔関係のあった男たちと再会したり、新しいバイトで出会った人たちと関わるうちに自分を客観視できるようになる。過去を振り返り、これからの自分の生き方を再考する。 「これからどうするの...

バツイチ彼氏なし45歳、バブル時代に青春を過ごし、その頃の栄光を引きずるちょっとイタイ主人公・ミチル。昔関係のあった男たちと再会したり、新しいバイトで出会った人たちと関わるうちに自分を客観視できるようになる。過去を振り返り、これからの自分の生き方を再考する。 「これからどうするの?」と読み手にも語りかけられているような気がする。

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2015/05/17

45歳、バブル期青春の女の物語。おもしろい。 「結婚したり派遣の仕事や、秘書的な業務が多くて、ずっとこの気持ちを忘れていた。頑張って成果を上げたという実感、仲間がいる喜び。」199頁 「消費税って言うと、どうしても、値段が高くなるって印象だけど、導入と同時にそれまでかかっていた物...

45歳、バブル期青春の女の物語。おもしろい。 「結婚したり派遣の仕事や、秘書的な業務が多くて、ずっとこの気持ちを忘れていた。頑張って成果を上げたという実感、仲間がいる喜び。」199頁 「消費税って言うと、どうしても、値段が高くなるって印象だけど、導入と同時にそれまでかかっていた物品税がなくなったから、高級品は安くなったのよね。」214頁 「今、初めて、自分が見られるんじゃなくて、あなたたちを見ていたいと思ったわ」250頁

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2015/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バブル時代の青春が人生のすべてだったミチルの生き様。 45歳、決して若いとも言えない年齢になり 離婚、子どもなしの独身でついでに職も失い うまくいかなかった恋愛を引きずっているなか 新しく巡りあった仕事はチラシ配達だった。 チラシ配りで知り合った人たちを通して バブル時代の知り合いに再会して なにもかもが夢のようだった当時と現代を比較して ため息をもらしながらも幸福だったし後悔もあり バブルを経験したから、今の自分が成り立っているのだという前向きな気持ちになれたのは 今いる仕事仲間たちがいるからだと実感する。 最初の方、話が詳細に行き着くこともなく漠然と進むから結婚離婚、鈴木とのいつから関係が?だった。 でも著者の話って最初だいたいそうなんだよね。 バブルってその時代を生きた人にしかわからない世界だよ~。 世代は時代とともに、彼らの人生にも染みこんでくるんだね。)^o^(

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