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謙信の軍配者(下) の商品レビュー

4.1

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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2015/12/25

「謙信の軍配者 下」 軍配者シリーズの最終章 武士はなぜ戦ばかりしていたのだろう?ふと最終章読んでて不思議になってきちゃって。 自分たちの領土を広げ多くの年貢を取り豊かになって、百姓にも楽させて。。。 いろんな理由があるけど、武将同士が憎み合う。凄まじく。理解できない。和...

「謙信の軍配者 下」 軍配者シリーズの最終章 武士はなぜ戦ばかりしていたのだろう?ふと最終章読んでて不思議になってきちゃって。 自分たちの領土を広げ多くの年貢を取り豊かになって、百姓にも楽させて。。。 いろんな理由があるけど、武将同士が憎み合う。凄まじく。理解できない。和睦を結んでもすぐ反故にして戦う。その度に多くのものが死ぬ。 最後は3人の軍配者達はそれぞれの御屋方様について幸せだった。三者三様の生き様。 最後は涙涙でした。

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2015/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

晴信と景虎、そしてその軍配者である四郎左と冬之助の戦いが描かれる。川中島の戦いが中心となるが、冬之助の存在感が薄い。四郎左の手を先読みしたというだけで、ほとんどが景虎の作戦で戦っていた印象だ。戦を学んだ軍配者よりも戦の天才・景虎が勝っていたということか。それでも三人の軍配者たちがからんだエピソードが語られ、シリーズ完結作としてふさわしい内容だった。

Posted byブクログ

2014/10/26

とうとう読み終えてしまった、って思うくらい久々に心魅かれるシリーズでした。 最後の第4回川中島合戦は手に汗握る戦いで、結果を知りつつも「どっち?どっちが勝つの⁈」とハラハラドキドキさせられました。

Posted byブクログ

2014/08/16

軍配者シリーズ第三弾.風魔小太郎,山本勘助,そして今作の宇佐美定満.幼少時代に共に軍楽を学び,戦場で相見えることを誓う.今までの時代小説とは少し異なる趣の物語に気が付くと魅了されていた.未熟さが残る君主の成長と己が存在理由.そして友との死を賭した戦い.ぜひ読まれたし.

Posted byブクログ

2014/08/08

軍配者シリーズ完結。 景虎の天才っぷりや信玄の政治力などがオモテにでてきて軍配者の活躍が少し霞んでしまったような印象。 ただ第四次川中島合戦で完全に勘助の裏をかいた冬之助の采配は軍配者の面目躍如か。 勘助の死が淡白に描かれるのが、やや物足りなく感じたがそれも軍配者の定めと割り切れ...

軍配者シリーズ完結。 景虎の天才っぷりや信玄の政治力などがオモテにでてきて軍配者の活躍が少し霞んでしまったような印象。 ただ第四次川中島合戦で完全に勘助の裏をかいた冬之助の采配は軍配者の面目躍如か。 勘助の死が淡白に描かれるのが、やや物足りなく感じたがそれも軍配者の定めと割り切れる。 また著者の北条早雲も機会があれば読んでみようと思う。

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2014/08/05

【上巻と同じ】「信長の野望」や「軍師官兵衛」による歴史熱再燃で、本屋にてジャケ買い。 後で知ったのですが、北条家、武田家、そして上杉家という三家の物語の三部作目だったのですね。最終作から読んでしまって少し残念でした。 題名こそ「謙信の軍配者」とあり、宇佐見定行が主人公のように思い...

【上巻と同じ】「信長の野望」や「軍師官兵衛」による歴史熱再燃で、本屋にてジャケ買い。 後で知ったのですが、北条家、武田家、そして上杉家という三家の物語の三部作目だったのですね。最終作から読んでしまって少し残念でした。 題名こそ「謙信の軍配者」とあり、宇佐見定行が主人公のように思いましたが、実際は武田家の軍師・山本勘助が話の中心です。 人物描写もはっきりしていて生き生きとしており、ストーリーも変化に富んで、どんどん引き込まれていきます。 特にクライマックスの第4次川中島の戦いの描写は、臨場感もあって素晴らしかったです。勘助の死も、ある意味淡々と描かれているのですが、むしろその方がリアルなのだろうと思わされました。 惜しむらくは、表題にあるような「軍配者」の軍法が描かれる場面がそう多くはなかった点でしょうか。 とはいえ、読み応えもあって、なかなかよかったです。

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2014/06/11

作中全般で「軍配者=冬之助」の印象はやや薄いかもしれないが…最終盤に友人として知り得る山本勘助の性格や考え方の傾向に鑑みて、「山本勘助の献策」を鋭く読み解き、「山本勘助の最後にして最強の敵」として立ちはだかる場面…頁を繰る手が停まらなくなる…

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2014/06/10

最後の川中島は誰もが慣れ親しんだあの終わり方だ。けれども、この軍配者シリーズは、風林火山に劣らぬ山本勘助の物語なのかもしれない。 面白かった!

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2014/06/08

201406/最終巻は軍配者達というより、晴信・景虎メインになってしまったのは展開的には仕方ないにしても、やはりいささか物足りず。そんな中、都度都度描写される四郎左一家の物語には何度も泣かされた。結末は、冬之助にそうさせる為に思えて、流れ的には見事な終着点だと思うけど、この世界に...

201406/最終巻は軍配者達というより、晴信・景虎メインになってしまったのは展開的には仕方ないにしても、やはりいささか物足りず。そんな中、都度都度描写される四郎左一家の物語には何度も泣かされた。結末は、冬之助にそうさせる為に思えて、流れ的には見事な終着点だと思うけど、この世界にのめり込んだ読者としては、そうじゃない結末であって欲しかったー!!でも三部作ともとても楽しんで次々とページめくる手が止まらなかった。

Posted byブクログ

2014/06/05

想像が膨らむ。もっと続きが読みたい。やっぱり、学生時代の友は、いつ会っても当時に戻れる。そんな雰囲気を思い起こさせるような小説だった。

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