Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック 第2版 の商品レビュー
基本はRhinocerosおよびGrasshopperのコマンド集。 建築分野における主要なコマンド/コンポーネントについて主に解説された本であり、重要でない部分については省略されている。逆に重要な部分については(建築に関連する)利用例・実践例が含まれているのがこの本特有の魅力で...
基本はRhinocerosおよびGrasshopperのコマンド集。 建築分野における主要なコマンド/コンポーネントについて主に解説された本であり、重要でない部分については省略されている。逆に重要な部分については(建築に関連する)利用例・実践例が含まれているのがこの本特有の魅力である。 コンピューテーショナル・デザイン、デジタル・ファブリケーションなどについて最近の動向を示してあるコラムも興味深い。 ただチュートリアル本では決してないため、基本操作やNURBSジオメトリの詳細解説などが省かれていることから、建築以外の用途で用いる人や、初学者にはお勧めできない点も多い。 ある程度慣れてから辞書的に使うのが良さそう。それにしては内容が薄くもあるが…こういう本は英語の方が層が厚い(?)のだろうか。 余談だが、塗料の関係か不思議な匂いがする。
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