外資系金融のExcel作成術 の商品レビュー
前半はExcelのショートカット活用による効率化のパート、後半はExcelを活用した財務モデルの作成方法のパート。 基本的なことがまとまっており読みやすい。
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『外資系投資銀行のエクセル仕事術』とよく似たタイトルですが、こっちはオーソドックスな便利機能解説系も入ってました。実践的なので好み次第かな。どちらの著者も外資系でExcelさばきを叩き込まれた方なんでしょうが、根底の流派は同じだなというのは何となく感じた。
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「Excelの使い方じゃなくて表の作り方を説明している本」ということで紹介されていたので読んでみた。2章はExcelの小技、3章以降は財務モデルの作り方なので、万人に役立ちそうなのは1章だけかな。 なので買うほどではないと思うけど図書館で目を通すのはあり。
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すごい、分かりやすい!講義を受けているよう。 初めて知ったエクセル機能もあったし、作業時は手元に置いていつでも参照できるようにしたい。
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240217読了 エクセルの基本的な作成術が反面 後半は財務モデリング、財務モデリングの試作と一気にハードルが上がる。 細かな関数は説明されてないため、大前提として関数をある程度使いこなしていないと、スムーズに作ることは不可能。 そして会計知識もないと何を作っているのかがわから...
240217読了 エクセルの基本的な作成術が反面 後半は財務モデリング、財務モデリングの試作と一気にハードルが上がる。 細かな関数は説明されてないため、大前提として関数をある程度使いこなしていないと、スムーズに作ることは不可能。 そして会計知識もないと何を作っているのかがわからない。 正直俺は正解を見ながら作ってみることしかできなかった。 ※そもそも最後の方は関数がつながらず、作成することができなかった。 最後のコツの部分はまだ読みきれてないことに今気づいたので、明日中には読んで感想を書けたらと思ってる。 実践的な本ということは間違いないため、 財務モデリングを体感することはできた。 上手くハマったら気持ち良いし、むすがしいけどつまらない作業ではなかった。 数字がわかってくれば楽しくなってきそうだ。
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購入理由:経理財務部門の原価計算業務に携わり、Excelスキルは必須と言われたため。また、もともとファイナンスに関するデータ分析に興味があったため購入。 ポジティブな評価:財務モデリングというものの概要がわかった。個人的な体験だが、研究でExcelを多様し、モデリングの難易度も近...
購入理由:経理財務部門の原価計算業務に携わり、Excelスキルは必須と言われたため。また、もともとファイナンスに関するデータ分析に興味があったため購入。 ポジティブな評価:財務モデリングというものの概要がわかった。個人的な体験だが、研究でExcelを多様し、モデリングの難易度も近かったため、実感としても財務モデリングのレベル感が理解できた。 ネガティブな評価:書籍なので仕方がないが、セルの計算式が、特に後半は分かりづらくなる。仕方ないが。これを改善した書籍が出ることに期待。 財務モデリングは(実務で使えるかは別として)このほか「モンテカルロ法によるリアルオプション分析」くらいしかないのでは?(Pythonを使うのは敷居が高い?)関連書籍の販売に期待。
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前半の見せ方、ショートカットは参考になった。 後半の財務モデルのページはどうやっても合わない項目があり断念。
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明らかに当書のおかげで、エクセルやスプシを美しく描けるようになった。本に書いてある1割しか使えていないが、それでも人生の大きくプラス影響を与えてくれた神の一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の業務は、会社では計数管理とかって言われています。 何をするかっていえば、その名の通りで、フロント部署がどれくらい程度どんな商品で収益を稼ぎ(かつどんな要素で経費を使い)、ボトムでどの程度稼いでいるのか、を管理する、といえば端的な表現になるでしょうか。システムでそれくらい対応してほしいですが。 でこんなのはまあ定型作業で付加価値はほとんどないのですが、親会社から増資してもらうとか、三か年の業績予想を本社から求められるとか、そういう話をされると途端に固まってしまうんです。 そんな時に役に立つのが、こうした財務モデリングの本だと思います。 ・・・ 改めて本作の内容を、誤解を恐れずにざくっというと、a)「数期にわたる財務諸表を」b)「一定のルールに沿って」c)「数式(参照)を使って表現する」、方法を解説することです。 で、本作の目玉は、上記でいう「一定のルール」の紹介、ということだと思います。要はお作法集、です。 まあ、財務諸表を何とか作るってのは、財務経理の専門家は多かれ少なかれやっていることかと思います。ただ、仕事のやり方といったら各人各様ですし、会社独自のルールがあったりしますよね。でも、比較的流動性のある(つまり業界で共通したやり方がある)投資銀行での財務モデリングの仕方というのはやはりその業界で働いたことがないと分からないものなのでバリューがあるのだと思います。 そのいくつかのルールをご紹介しますと、不要な罫線(とくに縦線)は極力消す、ですとか、リンクは緑・ベタ打ちは青・数式は黒、といった文字色の徹底など。結構単純? 私がこうして文字にするとどうにも説得力がないのですが、練習問題がついているので手を動かすことで実感いただけると思います。なかなか威力がありますよ。 ・・・ 加えて、本書では付随するエクセル使いの小ネタですとか、ショートカットの数々を掲載。こちらも重要だなと感じました。個人的にはショートカットは7-8割程度は知っているものでしたが、時短を目指すエクセル使いはこうした地道な努力を積み重ねるのだなと、自身の方向感が間違ってなさそうなことを確認することができました。 ちなみに筆者はマクロには消極的でしたが、これはおそらくエクセルシートの可読性を保つためで、モデル単体を俎上に議論する、さらに担当者が変更することを前提とするならば、先を見通した考えであろうかと感じました。 ・・・ ということで、財務経理畑の方にとくに訴求力のある本でした。 投資銀行業務のほか、いわゆる証券アナリストや関連業務の方、財務経理部門や経営企画部門で財務計画・業務計画を立てられる方が読めば参考になると思います。あと、FP業務で個人や家族のキャッシュフロー表などを作られるかたも読めば絶対参考になると思います。
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前半は、Excelで表を作るときのお作法について。 中盤以降は財務モデルをExcelで作成する手法をに非常に丁寧に段階を追って解説している。 重要なのは、Excelでこのように財務モデルを組むのは、組織がとるべきアクションを明らかにするため、である。 単に売り上げを上げまし...
前半は、Excelで表を作るときのお作法について。 中盤以降は財務モデルをExcelで作成する手法をに非常に丁寧に段階を追って解説している。 重要なのは、Excelでこのように財務モデルを組むのは、組織がとるべきアクションを明らかにするため、である。 単に売り上げを上げましょう。ではなく、どの指標を改善すべきなのかと言うのを導き出すために、数百行ときには1千行に及ぶようなExcelを組んで、その解析にも時間を当てるということを紹介している。 財務モデルを組むことが、多くの人にとって一般的なスキルではないとしても、Excelを使ってシミュレーションしてみるのは、汎用的で大事なスキルである。と思うと、学ぶことが多い。
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