五十からでも遅くない の商品レビュー
ちょうど五十を迎えるにあたり、いいフレーズを得られた。 自分の健康と精神の若さと、可能性に、自ら見切りをつけた時から老いは始まるのです。 私の周りには見切りをつけずに若々しくいる人が多く、このフレーズには心から納得。そして、改めて自分もそうあろうと思う。
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50歳目前になり、タイトルに惹かれて図書館で借りました。 私の愛読書にしたい一冊に出逢えました 何歳まで生きるのか分からないけど この先、悩み苦しむ事もあるだろう。 その時に、読みたいと思える一冊。 寂聴さん素晴らしい女性、そして人間であると思いました。
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50代以降の女性の孤独からはじまり、人は晩年をどう生きるか、というエッセイ集。 煩悩を投げ捨てそこから解放されれば、きっと御仏が説くような大きな幸せや満足が得られるのだろう。だけどまだまだ色んな欲に振り回されてる自分には難しい…自己主張を少しずつ捨てていくとか、人の話をゆっくり聞...
50代以降の女性の孤独からはじまり、人は晩年をどう生きるか、というエッセイ集。 煩悩を投げ捨てそこから解放されれば、きっと御仏が説くような大きな幸せや満足が得られるのだろう。だけどまだまだ色んな欲に振り回されてる自分には難しい…自己主張を少しずつ捨てていくとか、人の話をゆっくり聞くとか、出来る事からやっていこう。中年と言われる年代になって、この自分のまま人生を閉じたくはないのである。
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とってもためになる事がたくさん書いてあったとは思うのですが、読み終わって心に残っているのは、寂聴さんって激しい人だったんだ・・。ということ。 こんなに情愛が強い人も世の中にいて、こんなふうに生きてる人もいるんだなぁ。という印象です。 あまり共感はできなかったけど、人それぞれの生き...
とってもためになる事がたくさん書いてあったとは思うのですが、読み終わって心に残っているのは、寂聴さんって激しい人だったんだ・・。ということ。 こんなに情愛が強い人も世の中にいて、こんなふうに生きてる人もいるんだなぁ。という印象です。 あまり共感はできなかったけど、人それぞれの生き方があるんだという点では参考になりました。
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数十年前のエッセイを集めた本のようだが、内容は少しも古くはなく、心に沁みる。思えば二十代の頃は寂聴さんの法話などに反発を覚えたこともあった。しかし年月は流れ私も寂聴さんの言葉が響く年齢になってきた。五十歳まではまだ大分あるものの、孤独や恋や美しい死への憧れなど普遍的なものが美しい...
数十年前のエッセイを集めた本のようだが、内容は少しも古くはなく、心に沁みる。思えば二十代の頃は寂聴さんの法話などに反発を覚えたこともあった。しかし年月は流れ私も寂聴さんの言葉が響く年齢になってきた。五十歳まではまだ大分あるものの、孤独や恋や美しい死への憧れなど普遍的なものが美しい文章で綴られている。正直寂聴さんの文章は初読だったがここまで表現力豊かな文章だとは!出家したのち花や自然が美しく見えるようになったと語る寂聴さん。まるで源氏物語の「宇治十帖」の浮舟のようだ。美しい文章に涙した。
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そんな無駄遣いするお金があったら貯金せよ。 アイディアは熱心に働いているときに限って現れる。 万巻の書を読むよりも、一人でも多くの優れた人に会うほうが遥かに人生の勉強になる。 政治は可能性を賭ける芸術ではない。悲惨なことと不快なこと、どちらを選ぶのか苦渋の選択だ。 国民が選んだ総...
そんな無駄遣いするお金があったら貯金せよ。 アイディアは熱心に働いているときに限って現れる。 万巻の書を読むよりも、一人でも多くの優れた人に会うほうが遥かに人生の勉強になる。 政治は可能性を賭ける芸術ではない。悲惨なことと不快なこと、どちらを選ぶのか苦渋の選択だ。 国民が選んだ総理大臣には品がなく、国民が選べない皇族には品がある。これが現在の日本の姿。 21世紀は人的資本の生起。知識や技能といった人的資本への投資がこれからの経済を左右する。
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