奇界遺産(2) の商品レビュー
不可思議な風景や光景・・・奇妙な世界の遺産の写真集、第二弾。 56の場所を、奇態・奇矯・奇傑・奇物・奇習・奇怪に分類。 一か所につき2~6ページ。ほぼ写真。添えられた文は軽妙洒脱。 奇界地図有り。イラストは諸星大二郎。 生と死。祈りと呪い。熱狂と静寂。キッチュとモノトーン。 対比...
不可思議な風景や光景・・・奇妙な世界の遺産の写真集、第二弾。 56の場所を、奇態・奇矯・奇傑・奇物・奇習・奇怪に分類。 一か所につき2~6ページ。ほぼ写真。添えられた文は軽妙洒脱。 奇界地図有り。イラストは諸星大二郎。 生と死。祈りと呪い。熱狂と静寂。キッチュとモノトーン。 対比するモノであっても、それらは混沌。 異なる立場から見て狂騒のようでも、当事者は敬虔。 そんな奇界を記録した本です。 2冊目であっても二番煎じでない濃い内容です。 ルルドの泉やシュヴァルの理想宮、ラスプーチンのアレ、 2019年現在も営業している日本のロボットレストランまであります。 そして、過去と未来。チェルノブイリの卵が割れる頃、 最古の村は残っているのか?トルコの遺跡の謎は解明されてるのか? この本に記録された人間の創造物や信仰は・・・なんてことまで、 想像が広がってしまいました。
Posted by
どうやら続編だったらしい……。世界の不思議な場所を紹介している1冊。1ページ1ページ内容が濃い。とにかく濃い。下ネタあり、闇あり、そして固有の文化や宗教色溢れた要素も有り。特に、個人がつくりあげた建物はその人の情熱があふれていて簡単に馬鹿にしてはいけないと思いつつも、正直引き気味...
どうやら続編だったらしい……。世界の不思議な場所を紹介している1冊。1ページ1ページ内容が濃い。とにかく濃い。下ネタあり、闇あり、そして固有の文化や宗教色溢れた要素も有り。特に、個人がつくりあげた建物はその人の情熱があふれていて簡単に馬鹿にしてはいけないと思いつつも、正直引き気味になっている自分がいたりする。でも、美しいだけが<世界遺産>ではないのだよね。
Posted by
2作目が作られるとは奇なる物の力を感じる。 人前で広げて見ていると怪しまれそうな物も多い。 そしてやはり下ネタにされてしまいそうなものが多い。
Posted by
前作も凄かったが、今作はもう人間の狂気の産物としか思えないほどにぶっ飛んだ遺産がたっぷり紹介されています! 単純に美しいと感じるのは、イエメンの古代摩天楼、 福建土楼、オーストリアのFucking村(笑)等々。 イタリアの怪物庭園も不思議と時間が止まったかのような錯覚を覚える。...
前作も凄かったが、今作はもう人間の狂気の産物としか思えないほどにぶっ飛んだ遺産がたっぷり紹介されています! 単純に美しいと感じるのは、イエメンの古代摩天楼、 福建土楼、オーストリアのFucking村(笑)等々。 イタリアの怪物庭園も不思議と時間が止まったかのような錯覚を覚える。 あとはもう何だろうね、ミイラだらけのカタコンベだとか、 女性の髪の毛ばかりを集めた変態洞窟だとか、 極めつけはラスプーチンのアレとか・・・! 世界はあまりにも狂気に満ちている。 日々の生活にマンネリを感じたら、この本を開こう。 素晴らしかった。
Posted by
端的にそれぞれの遺産を紹介しているが、なんちゅうとこへ行ってきたんだろうと考えれば考えるほど羨ましくなる、様々な遺産が紹介されている
Posted by
さらにパワーアップ!?して出版された第二巻。 かなりグロ・エロの比率が高くなったが、奇界遺産なんだから人間が作り出した光景ってことだ。 そりゃあグロくもエロくもなるだろうなあ、と納得。 期待に反しない第二巻でした! でも、もういいかな...。
Posted by
「人って何で突然何かに目覚めて変な物を作ったりするんだろうね」と他人事のように思ったけれど、私も人なんだよね笑
Posted by
美術書を眺めるより奥深く、ルルブより旅心が湧き立つ、世界は広い、そして景観なんか無視し人間は主張する!世界からかき集めた秘所に大分県の山奥がエントリーされてることに驚きでした。
Posted by
良識ある方々は眉をひそめるが、成熟した人であるなら、徒に蓋をすればいいというものではないと知っている。For the Sophisticated People.
Posted by
世界は広くて、そしてそこには不思議なスポットが沢山あるということを改めて実感した。読んだ時のワクワク感は、まるで冒険に憧れる少年のように純粋で、希望に満ち溢れたものだった。
Posted by