亜米利加ニモ負ケズ の商品レビュー
こ~れはおもしろい。 起承転結、いや、起承転転結って感じか。 ものごとをクリティカルに見て、それを表現する技術は 小学生のときの恩師によって身に着けたのね、ということが「眼光炯々のグラヴァ―先生」を読んでわかった。教材としても使ってみたいなあ。
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『英国一家日本を食べる』よりはかなり日本に詳しい方。 言葉や歴史をよく調べ研究している。 異文化論だけではないところが面白い。
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アメリカ人の青年から見た日本という感じ。短歌やお能なんかも習ってて私たちが知らない日本を教えてくれる。
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ふむふむ なぁるほど おっ そんなところから来ますか えっ そこに落ち着きますか 当意即妙 軽妙洒脱 どこから読んでも 金太郎アメなみに高い品質で 面白い 幕末期の ヒュースケンさん 明治期の ビゴーさん が もし今の世におられたら こんな文章を 書かれたことでしょうね
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外国語である日本語を自由自在に操り短歌や詩まで楽しんでしまうビナードさん。根っこに英語とアメリカ文化があるのでその日本の解釈にも面白い視点があって今回も読み応えがありました。身近な日常のことをテーマにしつつも、昨今の不穏な状況にも積極的に触れており、裏表紙にあった「(前略)母国の...
外国語である日本語を自由自在に操り短歌や詩まで楽しんでしまうビナードさん。根っこに英語とアメリカ文化があるのでその日本の解釈にも面白い視点があって今回も読み応えがありました。身近な日常のことをテーマにしつつも、昨今の不穏な状況にも積極的に触れており、裏表紙にあった「(前略)母国の暴走と日本の迷走を心配する・・・(後略)」という濃い内容。面白かったです。
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以前書店で買おうか迷ってスルーしていた一冊。たまたまブックオフで目の前の棚に刺さっていたので、すぐさま購入、すぐさま読みました。 外国人の視点と日本人の視点を併せ持った著者の、山椒のような香り高くもピリリと辛いエッセイはその読みやすさに一気に引き込まれてしまいます。内容も幅広く、...
以前書店で買おうか迷ってスルーしていた一冊。たまたまブックオフで目の前の棚に刺さっていたので、すぐさま購入、すぐさま読みました。 外国人の視点と日本人の視点を併せ持った著者の、山椒のような香り高くもピリリと辛いエッセイはその読みやすさに一気に引き込まれてしまいます。内容も幅広く、文学的な研究から政治批評まで、小さな結び付きから縦横無尽に広がって、飽きさせない。ただただずっと読んでいたい作品でした。
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日本人が気づかない日本を教えてくれる。 母国語じゃない言葉をどうしたらそこまで極められるのでしょうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本を深く知り、愛するアメリカ人詩人によるエッセイ。日本語の言葉遊びも多いがその博識には驚くばかり。日本が正しい道を踏み外しつつある今、この視線は大切であると思う。
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日本語超級のビナードさんのエッセイを読んでいると、自分の日本語ももう少し磨かねばと刺激になる。英語と日本語の繊細にしてユニークな感覚をもちあわせ、かつ、古今東西の詩歌にも通じているので、とうてい太刀打ちできないのだけれど。
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