トッカン the 3rd の商品レビュー
ぐー子はしっかり成長していますね。サラリーマン家庭しか知らない私には大見謝家のようなケースがよくあるということに驚き勉強になりました。お金に良い悪いはない。でも差し押さえる時にどこから差し押さえるか考えてくれていることがわかり少し救われた思いです。国家公務員の職務上の守秘義務は知...
ぐー子はしっかり成長していますね。サラリーマン家庭しか知らない私には大見謝家のようなケースがよくあるということに驚き勉強になりました。お金に良い悪いはない。でも差し押さえる時にどこから差し押さえるか考えてくれていることがわかり少し救われた思いです。国家公務員の職務上の守秘義務は知ってはいましたが死体があっても通報できないとまでは思わず驚きました。ラストに明らかにされた鏡特官の気持ちがとても切ないです。彼が救われる日がくるのか、短い期間で異動をしていく彼らなので二人の関係も含めこの後がとても気になります。
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特別国税徴収官、通称トッカン。 鬼上司の鏡と、主人公ぐー子のコンビも二年目に突入のシリーズ三作目。 今回は鏡の故郷、栃木へ運送会社、霊感商法の脱税を抑えに。 税務署エンタメ。いつもは爽やかだが、本作は物悲しい。おばけなんてないさ。そう、NHK教育テレビで昔聞いたあれだ。童謡って...
特別国税徴収官、通称トッカン。 鬼上司の鏡と、主人公ぐー子のコンビも二年目に突入のシリーズ三作目。 今回は鏡の故郷、栃木へ運送会社、霊感商法の脱税を抑えに。 税務署エンタメ。いつもは爽やかだが、本作は物悲しい。おばけなんてないさ。そう、NHK教育テレビで昔聞いたあれだ。童謡ってのは、聞き流すとなんてことはないが、その真意を掴んだ時、実に悲しみに溢れている場合が多い。 大切なものを亡くした、残されたものの悲哀が。 このシリーズは爽やかであり続けてほしかったな。
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特別国税徴収官(トッカン)の鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子も自身の成長を感じていたある日、鏡の故郷・栃木への出張が決まった。今回の相手は鹿沼にある運送会社と日光の霊水を使った霊感商法だ。滞納者たちが秘めた恐るべき事情が明るみに出たとき、ぐー子が宙を舞い、鏡の推理が冴え...
特別国税徴収官(トッカン)の鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子も自身の成長を感じていたある日、鏡の故郷・栃木への出張が決まった。今回の相手は鹿沼にある運送会社と日光の霊水を使った霊感商法だ。滞納者たちが秘めた恐るべき事情が明るみに出たとき、ぐー子が宙を舞い、鏡の推理が冴え渡る。おまけに思わぬところで鏡の元嫁が現われて…
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主人公が年月を経て少しは仕事が出来るくらいには成長。 ただちょっと突っ走り方がやだな^^; 落ち着けと言いたくなる。。 栃木の運送会社の脱税、日光の失踪事件。 国家公務員の守秘義務って便利なようでとても不便だ。 今回初登場したタップンが結構キーマン。 ちょい出だと思ったのに。...
主人公が年月を経て少しは仕事が出来るくらいには成長。 ただちょっと突っ走り方がやだな^^; 落ち着けと言いたくなる。。 栃木の運送会社の脱税、日光の失踪事件。 国家公務員の守秘義務って便利なようでとても不便だ。 今回初登場したタップンが結構キーマン。 ちょい出だと思ったのに。 それにしても、鏡と主人公はいついい感じになるのか?
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面白かった。 勤商のチワワがほったらかしになってたけど、これ続きが書かれるのかなあ。 続きがありそうな終わり方だったけれど。
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特別国税徴収官の鏡とぐー子のコンビの第3弾! 今回も経営不振の酒店や運送会社、霊感商法を相手に滞納金を徴収しようと動く。 が、そんな中で事件に巻き込まれたり… タイトルの『おばけ』もいろんな意味を持っている。 2016.11.13
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このシリーズは安定した読み応えがあるなあ。 今作もなかなか面白かった。 今回は“徴収官の守秘義務による苦悩”が結構メイン。 犯罪を知ったことすら明かせないぐー子の苦悩と、それを鬼目線で支える鏡特官。 鏡さん、カッコいいー! そしてぐー子なりにかなり成長が見られて、嬉しいやら妬まし...
このシリーズは安定した読み応えがあるなあ。 今作もなかなか面白かった。 今回は“徴収官の守秘義務による苦悩”が結構メイン。 犯罪を知ったことすら明かせないぐー子の苦悩と、それを鬼目線で支える鏡特官。 鏡さん、カッコいいー! そしてぐー子なりにかなり成長が見られて、嬉しいやら妬ましいやら…。 もっかいドラマしてくれないかなー。
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トッカンシリーズ第三弾。 まさに徴収官のお仕事を垣間見ることができる一冊。 今回は、占い師と運送業者を相手に栃木まで。
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今回も面白かった。 悲惨さとか切実さによる方向性は少し過激な方に向かったので、救われない度も増したかも。 でも面白かった。ぐー子ちゃんの成長が良かった!
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図書館で。なんとも後味の悪い読後感です。大見謝さん一家はその後どうなったんだろうか?なんかぐー子とか鏡さん側ではなくどうしようもなく税金を払えない人たちの悲惨さが胸をつきます。彼らは結局どうすればいいんだろう。税務署は税金の支払い相談にのってくれるとは言っても遅延すると延滞料金が...
図書館で。なんとも後味の悪い読後感です。大見謝さん一家はその後どうなったんだろうか?なんかぐー子とか鏡さん側ではなくどうしようもなく税金を払えない人たちの悲惨さが胸をつきます。彼らは結局どうすればいいんだろう。税務署は税金の支払い相談にのってくれるとは言っても遅延すると延滞料金が付いてしまうから早く払ってね、ぐらいしか言わないだろうし。作中、登場人物が言ってましたがじゃあどうすればよかったんだ?というセリフがひしひしと胸に迫ります。生活保護の手前に借金や離婚相談などが無料で受けられる制度って…あると思うんだけどなあ… そういうのが必要としている人のもとに情報が届かないのは…どうにかならないのだろうか。 このお話でうまく書かれているなあと思うのは税務署職員はけして正義の味方では無いということ。まあ所詮は仕事なんですよね。職員が悪いというよりは税金のシステムを作った政治が悪いとしか言いようがないだろうなあ… でも確かにあのダメおやじには国は保護の手を差し伸べてまっとうに働いて利益の出ない市民からは子供の学費もむしり取るってのは…なんだか違う気がするけど… というわけでやっぱりお金がないとか貧乏はつらいなあ… 悪徳業者の滞納金を差し押さえるとかはスカっとしますがそんな勧善懲悪じゃあないだろうし。辛いので次に続巻が出たら読むかどうかは悩むところです。
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