舞台の上の文化 の商品レビュー
民族芸能に限らず、祭りや伝統芸能に対する作られたイメージというものは確かにあると思う。素朴で、本質的で、不変でというような。時代が変わって、人の生活も変わって、今まで慣習でやってきていた担い手みたいな人も影響を受けている。文化を次の世代に継承するには人やお金が必要で慣習とか思いだ...
民族芸能に限らず、祭りや伝統芸能に対する作られたイメージというものは確かにあると思う。素朴で、本質的で、不変でというような。時代が変わって、人の生活も変わって、今まで慣習でやってきていた担い手みたいな人も影響を受けている。文化を次の世代に継承するには人やお金が必要で慣習とか思いだけじゃやっていけない時代になってるのだと思う。国指定とかの保護を受けたり、権威をゲットしたり、観光資源としてやっていったり、色々。
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27日から30日まで友達や後輩と毎日会った。29日は新宿まで出掛けて、飲む。この本を見つけたのは、新宿で立ち寄った古本屋。橋本裕之さんの論文は、大学生の時、むさぼるように読んだ。変わらぬ筆致に背中を押された気持ちになった。たまたまこの日は大学時代の仲間と忘年会だった。そのせいもあ...
27日から30日まで友達や後輩と毎日会った。29日は新宿まで出掛けて、飲む。この本を見つけたのは、新宿で立ち寄った古本屋。橋本裕之さんの論文は、大学生の時、むさぼるように読んだ。変わらぬ筆致に背中を押された気持ちになった。たまたまこの日は大学時代の仲間と忘年会だった。そのせいもあるのだろう、研究テーマだった「民俗芸能」をまた真剣に考えたくなった。「民俗芸能」に宿るものは、神よりも美よりも、芸能する者の「ワクワク感」なのだ。
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