34歳無職さん(2) の商品レビュー
たまたま手もとにあったので読んだが、描かれている商店街の風景がコロナも経験した10年後の現在ではほぼ壊滅しかけているので、過去感がハンパないな… 昭和30年代の松竹のホームドラマ映画よりは当然現在に近いが、すでにほぼ失われてしまった少し前の時代感をひしひしと感じる 無職さんの立ち...
たまたま手もとにあったので読んだが、描かれている商店街の風景がコロナも経験した10年後の現在ではほぼ壊滅しかけているので、過去感がハンパないな… 昭和30年代の松竹のホームドラマ映画よりは当然現在に近いが、すでにほぼ失われてしまった少し前の時代感をひしひしと感じる 無職さんの立ち位置にしても現在ではそこまで楽観的にはならないのではないか… このような日常というユートピアを描いたという意味ではこうの史代の初期作品も同様に時代の relic になっている いま、おなじ象限を描いた現在の作品となるとたとえば今日マチ子の近刊「夜の大人 朝の子ども」などになるのだろう
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150702無職は不安だけど、起きて家事をして、ご飯作って食べて、本を読んだり映画を見たり。昼間にお風呂にゆっくり入ったり。そういつ暮らしはしたいなあ。
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