仕事に効く 教養としての「世界史」 の商品レビュー
歴史を「経緯」として見る考え方が自分には新鮮でした。単に事実として受け止めるのでなく、どうしてそうなったか考えるのは大切と分かりました。 また自分が考えるときの「スタンダード」が何になっているか意識してみようと思いました(日本独自の視点の場合があるため)
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きっかけ:仕事に効く、というタイトルに惹かれて 内容:著者による脚色や考えなども入っているかと思うが全体的にストーリー仕立てになっており読みやすかったです。 中学、高校で学んだ世界史の復習となりました。 今後のアクション:今まで世界史に苦手意識があったけど、この本のおかげで敷...
きっかけ:仕事に効く、というタイトルに惹かれて 内容:著者による脚色や考えなども入っているかと思うが全体的にストーリー仕立てになっており読みやすかったです。 中学、高校で学んだ世界史の復習となりました。 今後のアクション:今まで世界史に苦手意識があったけど、この本のおかげで敷居が低くなりました。 写真などの資料集を今後読みたい。
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これは世界史だけでなく、現代を理解する上で勉強になりますね。中央アジアの騎馬民族の興亡とヨーロッパの成り立ち、アヘン戦争による大国中国の没落、イギリスとフランスがほとんど兄弟国家のような関係なことがよくわかりました。 タイトル通り、仕事に効きそうな世界史の本ですね。
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いわゆる通常の世界史の知識に乏しかったので、膝を打つような新しい発見があったわけではないが、見方を変えてみる必要性は実感できた。
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単純に読み物として面白かった。世界史の授業ではサラッと流されていたことが詳しく説明されている。そうだったのか!と思うことが多かった。ただしサラサラと読むには、最低限、高校世界史は分かっていないと難しそう。
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#仕事に効く教養としての「世界史」 ライフネット生命保険株式会社創業者の出口治明 氏の著書です。 読んだ歴史書は5000冊以上という自他共に認める歴史マニアということです。 日本史の位置づけから始まり、中国、宗教、ローマ、ドイツとイングランドとフランス、交易、中央ユーラシア、...
#仕事に効く教養としての「世界史」 ライフネット生命保険株式会社創業者の出口治明 氏の著書です。 読んだ歴史書は5000冊以上という自他共に認める歴史マニアということです。 日本史の位置づけから始まり、中国、宗教、ローマ、ドイツとイングランドとフランス、交易、中央ユーラシア、アメリカとフランス、アヘン戦争など10の視点で歴史が語られています。 【本書で学べること・考えること】 ・10の視点による世界の流れ(歴史) ・歴史は残った記録による(残っていないものはわからない) ・歴史は後世の権力者によって恣意的に書かれたものもある ・その人の視点により解釈が変わる 読んでみての感想です。 世界の歴史の流れを把握する読み物としては面白く読めました。 各出来事の時代背景、ウラ話的な内容も良かったです。 著者の視点による歴史語りです。 反面、個人的には問題点もあると思います。 歴史は視点によって解釈は大きく変わるものです。 従って、記載されている内容についての出典や参考文献などの記載は重要です。 しかし、本書にはそういった記載が一切ない上に著者独自の解釈もごちゃ混ぜになっています。 仮説なのか、何かの文献に基づくものなのか、事実関係がよくわからないところも多いです。
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中国インドが昔栄えていたのは当然なのだが今の状況を見るとどうしても忘れてしまう。 昔からの各国をGDPで比べた表が面白かった。
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出口氏がこれまで、勉強されたた世界史をご自身の解釈も含めてまとまた作品。 中国、ヨーロッパ、アメリカなど、大凡今日に至るまでの過程を、交易、民族の移動を軸に記載している。 当たり前だが、今日の各国家の姿形、特性は、過去から脈々と受け継がれており、そこに至るまでの変遷は必ず外圧...
出口氏がこれまで、勉強されたた世界史をご自身の解釈も含めてまとまた作品。 中国、ヨーロッパ、アメリカなど、大凡今日に至るまでの過程を、交易、民族の移動を軸に記載している。 当たり前だが、今日の各国家の姿形、特性は、過去から脈々と受け継がれており、そこに至るまでの変遷は必ず外圧(他国)の影響を受けていることを改めて認識した。 最も印象に残ったのは、アヘン戦争を境に西洋と東洋の力が逆転し、以後今日に至るまで、西洋が世界のスタンダードという、史観が出来上がったという点。また、世界のGDP比率も当時ダントツでNo1であった清が西洋の支配を受け没落していくが、また近年、盛り返していることが興味深い。200年をかけて戻ってきたとも言える。 専門的な歴史書ではなく、学校教育で学んだ定点的なものとは異なるが、読み物として、網羅的に世界史をおさらいしたい方にお薦め。
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現代を理解する10の視点を世界史から読み解いた本。 本当の教養とは知識をただ覚えることでなく、身につけた知識をいかに活用するかにあります。 本書は世界史を通して、本当の教養とは何かを教えてくれます。
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世界史は高校一年生の時に初めて受けた先生が悲惨で、それ以降ずっと苦手科目です。 カタカナ文字が人命なのか都市の名前なのか、全然判別がつかず、覚える気にもなれず、 世界史の先生は(生徒を見ず)天井を見て、勝手に話す人で、もう悪夢しかありません。 そういう低レベルな私も社会人となり...
世界史は高校一年生の時に初めて受けた先生が悲惨で、それ以降ずっと苦手科目です。 カタカナ文字が人命なのか都市の名前なのか、全然判別がつかず、覚える気にもなれず、 世界史の先生は(生徒を見ず)天井を見て、勝手に話す人で、もう悪夢しかありません。 そういう低レベルな私も社会人となり、仕事をするようになって、 やっぱり教養として世界史もかじっておかないとな…という気持ちだけは持っていました。 (塩野さんの「ローマ人の物語」とか読んでみたいし。。読み切れる気がしないけど。) そんな世界史オンチな私が「仕事に効く」と言われれば、 そして博識の出口さんの本ならば、 「自分にも読めるかも?」ということで手に取った本(前置きが長い)。 読みながら(比較的楽しく読めます)、 「どこが仕事に効くんじゃい?」と疑いながら読んでいたのですが、 最後の「おわりに」でようやく腑に落ちました。 この本は、先に「おわりに」に読んでおく必要がありますね。 著者の深い推察も随所に散りばめられているので、 歴史オンチにはどれがFACTで、どれが著者の主張なのか、 著者の主張はどの程度正しいのかは全く見当もつきませんでしたが、 そのロジックは「なるほど確かにそうなのかもな…」と頷かされる箇所が多かったです。 その点も勉強になりました。 この本をきっかけに苦手の世界史も少しずつかじっていこうかなと思わせてくれる一冊でした。 とは言え、やはり前提知識はないよりあった方がベター。 全く知識がないところは、たくさん出てくる国名や人名にチンプンカンプンでした。 これにめげずに、少しずつ勉強したいです。 著者の中に出てきた「紅茶スパイ」、めちゃめちゃ読んでみたくなりました。 https://booklog.jp/item/1/4562047577
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