仕事に効く 教養としての「世界史」 の商品レビュー
世界と歴史はどこまでも繋がっているんだと教えてもらいました。 筆者独自のシナリオの想定が素晴らしいです。歴史を勉強したときに、いかに自分がそのまま鵜呑みにしていたかがよく分かりました。
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西洋優位につくられた世界史の見方を見直し、社会背景や経済・思想を絡めて納得感のあるストーリーで綴った本。 ・王朝の最後の王が皆「悪政を行い、美女にうつつを抜かしていた」のは、易姓革命の考え方に立って書かれた歴史書のため。 ・鉄砲が生まれるまで約2000年間、最強の軍事力は騎馬...
西洋優位につくられた世界史の見方を見直し、社会背景や経済・思想を絡めて納得感のあるストーリーで綴った本。 ・王朝の最後の王が皆「悪政を行い、美女にうつつを抜かしていた」のは、易姓革命の考え方に立って書かれた歴史書のため。 ・鉄砲が生まれるまで約2000年間、最強の軍事力は騎馬軍団であり続けた。ゆえに歴史を動かしていたのは遊牧民。
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ワルシャワ 人魚がつくった国 大君の通貨 佐藤雅美 ローマ帝国 ユピテル(ゼウス)など’ギリシャ伝来の神を祀る ザラシュトラ ゾロアスター教 始皇帝が完成させた文書行政が歴史の発達を促進 文献が最も残っているのは中国とイスラム世界 8世紀にイスラム軍が唐軍を破った ...
ワルシャワ 人魚がつくった国 大君の通貨 佐藤雅美 ローマ帝国 ユピテル(ゼウス)など’ギリシャ伝来の神を祀る ザラシュトラ ゾロアスター教 始皇帝が完成させた文書行政が歴史の発達を促進 文献が最も残っているのは中国とイスラム世界 8世紀にイスラム軍が唐軍を破った 紙がイスラムに伝わる BC1000 ペルシャのザラシュトラ(ツァラトゥストラ、ゾロアスター)と呼ばれる天才が現れて新しい概念を生む 遊牧民 中国のことキタイと呼ぶ それがcathayの(中国の意の文語) 高松塚 四神 東 青龍 南 朱雀 西白虎 北 玄武(黒い亀) 老荘思想、五行説 五行説 五行 木 火 土 金 水 五色 青 赤 黄 白 黒 五方 東 南 中央 西 北 五時 春 夏 土用 秋 冬 モンゴルの西の端にロジア人がすんでいるから白ロシアと読んだ キリスト教 五大本山 コンスタンティノーブル教会、アンティオキア教会、エルサレム教会、アレクサンドリア教会(アリウス司祭)、ローマ教会 三位一体説 神と聖霊とイエスはひとつである ようするにイエスはひとの子でないという説 ローマ帝国 コンスタンティノーブルへ遷都 ローマの衰退 ユスティニアニス アカデミアを閉鎖 先生はペルシャに逃げる 十字軍は一回目だけ成功 セルジューク朝が分裂状態だったから GDP 文化を比較すれば圧倒的に東方が有利 バイキング 入江 vikに住んでいる人 イングランドの貴族たちはノルマンコンクエストでやってきたフランス人 こんな王様では先が心配だとのことで王権を縛るマグナカルタ作る イングランドの王様はフランス語を話せて当然だったが、100年戦争後両国は疎遠になる
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歴史に造詣が深いビジネスマンが歴史の本質を語る。 歴史を本当の意味で体系的に考えることができるのは、歴史学以外の目線を持つことが欠かせない。 宇宙人の視点で世界史を見直すのだと、確か「逆説の世界史」で井沢元彦も言っていた。 この一冊で、「歴史に学ぶ」をもう一度。
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ライフネット生命保険㈱会長&CEOの出口氏の著書。 330ページに及ぶ内容を「準備のために読んだ本は一冊もありません」全て、著者が見たり、聞いたり、過去に読んだ内容を咀嚼したものをまとめたという。スゴイ! 内容も、世界史と日本をからめたり、現代の言い方に変えたりなどとてもわかりや...
ライフネット生命保険㈱会長&CEOの出口氏の著書。 330ページに及ぶ内容を「準備のために読んだ本は一冊もありません」全て、著者が見たり、聞いたり、過去に読んだ内容を咀嚼したものをまとめたという。スゴイ! 内容も、世界史と日本をからめたり、現代の言い方に変えたりなどとてもわかりやすかった。
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歴史を広範に捉えて縦横無尽に語るという点では中国化する日本を彷彿とさせる。本当にこれが妥当な見方なのかというのはこちらの知識不足でわからぬが、フィクションとして捉えたとしても読む価値のある面白さ。残念なのは売り煽りタイトルであること。後世に残りうる良書になれたのに、と思う。
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『「任せ方」の教科書』に感銘を受けて、こちらを読みました。 ライフネット生命会長の出口治明さんが「世界史」を語る?という感じでしたが、ものすごく骨太な内容に驚嘆しました。博覧強記、いえ、単に知識が豊富なのではなく、歴史を「広がり」と「流れ」と「背景」でご自身の自家薬籠中のものにさ...
『「任せ方」の教科書』に感銘を受けて、こちらを読みました。 ライフネット生命会長の出口治明さんが「世界史」を語る?という感じでしたが、ものすごく骨太な内容に驚嘆しました。博覧強記、いえ、単に知識が豊富なのではなく、歴史を「広がり」と「流れ」と「背景」でご自身の自家薬籠中のものにされているところがすごい。 例えば…私自身、以前から違和感があったのですが、ペリーは「捕鯨船の燃料補給基地の確保のため」に日本に開国を迫ったと学校で習いますが、捕鯨のためにわざわざ強大な軍艦を派遣してあそこまで執拗に迫るかな?と腑に落ちないところがありましたが、出口さんの解説…言われてみればあまりに簡単な解説…を読んですっと腹に落ちました。まさに「コロンブスの卵」、言われてみれば当然な話。 その他にもキリスト教の分化の歴史の概説(カトリックとプロテスタントの2つの分類じゃ不充分も不充分)や、ドイツとフランスとイギリスの国の生い立ち(3国いっぺんに見た方が理解しやすい)など、目から鱗の解説が盛りだくさん。 読む前の案に反して超「骨太」の1冊でした。
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語呂合わせで年号を覚えて入試の対策をする。恥ずかしながら私にとって歴史はその程度の意味しかなかった。歴史に対する私の姿勢に鉄槌を浴びせる一冊。 不思議と、恥ずかしいという気持ちとともに強く後悔する気持ちが湧いてきた。次元の低い語呂合わせのネタにされている歴史の裏で躍動する人間の活...
語呂合わせで年号を覚えて入試の対策をする。恥ずかしながら私にとって歴史はその程度の意味しかなかった。歴史に対する私の姿勢に鉄槌を浴びせる一冊。 不思議と、恥ずかしいという気持ちとともに強く後悔する気持ちが湧いてきた。次元の低い語呂合わせのネタにされている歴史の裏で躍動する人間の活躍を完全に見過ごしていた。純粋に面白い。数千年という長い物差しで、今の日本、自分のおかれている状況を見つめ直すと、これまでと全く違った心持ちになる。日々感じている不安感も和らぐ気がする。 新しい喜びに目を向けさせてくれた出口さんに感謝。
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