コルバトントリ の商品レビュー
この演劇的な時間の飛び方、癖になる。 だけど、語られてることはめちゃくちゃシンプル。 ただ素直に受け取ればよい。
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ストーリーがあるような無いような。よくわからない混沌とした進行、読みやすくはあるが同じような話がすり替わる展開に後半は飽き飽き。
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時間や人物の心境が主人公を軸にユラユラ。主人公に感情を見出せないため時たまにその軸すら傾いで生暖かくトロリとした液体に入って揺られてる読書感。崇高でも雄大でもないただの俗世に永遠性を見る本。鮮烈な印象がないボヤけた読了感なのに記憶に深く残る作品。
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死に際に立ったことがないので適切な表現かわからないけれど、「走馬灯のような」小説だった。 過去・現在・未来。主観・客観。生・死。すべての境界線が曖昧で、1枚の絵をびりびりに千切って、ランダムに繋ぎ合わせた塊のような印象だった。物語性が希薄なため、記憶には残らなさそう。。
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飴屋法水さんがラジオで朗読をなさっていて、それが素晴らしかったので読んだ。 実験的な部分があり、感想はちょっとどういえばいいのか分からない。不思議な作品だった。
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アメトークで又吉が紹介していたので読んでみた。というかあの会で紹介されたのを図書館で借りて読んでいるが、みんんな暗い作品ばかりだなという印象。 山本澄人の作品は初めてで、薄い本に大きい字で書かれているので量はそんなに多くないが印象に残る本だった。 主人公の父と母は死に、月を見守る...
アメトークで又吉が紹介していたので読んでみた。というかあの会で紹介されたのを図書館で借りて読んでいるが、みんんな暗い作品ばかりだなという印象。 山本澄人の作品は初めてで、薄い本に大きい字で書かれているので量はそんなに多くないが印象に残る本だった。 主人公の父と母は死に、月を見守るお爺さん、お世話になってるおばさん、同級生のこと、などが時系列がぐちゃぐちゃになって書かれている。いきなり若い時の父が出てきたり、いきなり主人公の未来のことが書かれていたり。最初はちょっとイラっとしたけど読み進むにつれてハマっていった。推理小説みたいに結論はないけど、行ったり来たりする時代に想像力をかきたてられた。
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時間軸にとらわれないパラレルワールドのような状態で、かつ俯瞰から眺めているような不思議な小説。始めは、言い知れない違和感があったけれど、慣れてくるとコーヒーカップに乗っているような感覚でクルクルと展開していけた。著者他の作品も読んでみたくなった。
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読み始めてすぐに頭を抱えてしまい、あらすじで内容を確認。しかし、あらすじを読んでもさっぱり内容を理解できない。異質な作品と認識し、頭を空っぽにして文章を受け入れ、なんとか読了。全くわからない。
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私であり、あなたであり、誰でもある 過去でもあり、現在でもあり、未来でもある 生でもあり、死でもある その「目」の自由さよ。 すべてを俯瞰しながら、全部がつながっている感じが良かったです。 私たちは世界を分け合って生きているのだ、と思いました。
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感想を放置しすぎて忘れたシリーズ 図書館で適当に借りて、最初よくわからんなーって思いながら読んだけど、読み終わったら、よかったなって思った記憶はある。 アマゾンにある「「永遠」にめぐる世界を閉じ込めたかのような奇跡的中編。」っていう紹介を読んであっそうだったそんな感じだった! て思ったので、たぶんそうだったんじゃない……。
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