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資格を取ると貧乏になります の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2014/05/31

主たるものは弁護士だけれども、 ただ資格を取るだけでは、食えないようだ。 うーん、ますます救いがなくなってゆくなあ。

Posted byブクログ

2014/04/29

法科大学院に通えば、7割以上は弁護士になれる。そんな政府目標でどこの大学でも法科大学院を作りまくった。しかし、合格率は2割ほど。国家的詐欺だ。とはいえ、司法試験の合格率が下がり、弁護士の数が増えたのは事実。ようやく日本も欧米並みの弁護士数を確保できる見通しがついた。 が、弁護士...

法科大学院に通えば、7割以上は弁護士になれる。そんな政府目標でどこの大学でも法科大学院を作りまくった。しかし、合格率は2割ほど。国家的詐欺だ。とはいえ、司法試験の合格率が下がり、弁護士の数が増えたのは事実。ようやく日本も欧米並みの弁護士数を確保できる見通しがついた。 が、弁護士が増えたってことは逆に、弁護士価値が失われたことでもあった。それに弁護士が増えても、仕事が増えるわけではない。その結果、手数料はディスカウントされ、弁護士格差は広がり、生活保護並みの収入しか得られない弁護士たちを作り出した。 最難関の司法試験ですらこの惨状。他の国家資格も同様だ。 もはや一流の資格を取れば食えるという安易な考えは捨てるべきだ。資格が人を食わせるのではなく、人が資格を使って食うのだ。

Posted byブクログ

2014/04/27

ここ10年で資格業の価値は急落した。当たり前と言えば当たり前。顧問先となる企業が年々減少している中、資格業を生業とする人間ばかりが増え続けているわけで、過当競争だ。資格業はいわばサービス業であるから、サービスをうける対象が増えないことにはビジネスチャンスは生まれない。いくら優秀な...

ここ10年で資格業の価値は急落した。当たり前と言えば当たり前。顧問先となる企業が年々減少している中、資格業を生業とする人間ばかりが増え続けているわけで、過当競争だ。資格業はいわばサービス業であるから、サービスをうける対象が増えないことにはビジネスチャンスは生まれない。いくら優秀な塾講師が増えても、それに応じて子供が増えなければ、塾講師の懐は温まらないのと同じだ。 と言っても、自分で好んで進んだ道であるわけだから、その道の達人になるべく日々真摯に務めるより仕方ない。お金は後からついて来るものだ。ボランティアと言われようが、経験を積むため、いろいろな仕事をするとよいと思う。かく言う私も、会計士協会などで委員会活動をやったり、税理士会でセミナー講師を無料で引き受けたりしている。そういうことから、有料で研修講師の依頼が来たりすることがある。なんでも真摯に取り組めば、いつか道は開ける。資格業の面白さはそんなところにあったりするのだ。

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2014/04/12

法科大学院に行っても4人に1人しか司法試験に合格しない。 プロフェッショナルとは、就職した後でも、毎日就活をしているような仕事。

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2014/03/31

弁護士、公認会計士等、仕業と呼ばれる有資格者ときけば、一生安泰のパスポートの様なイメージだったが、最近は全く様相が違っている状況の紹介とそのような状況になってしまった原因、特に国の制度改革の失敗について紹介している。 特に弁護士について比重を置いて紹介しているが、法科大学院制度...

弁護士、公認会計士等、仕業と呼ばれる有資格者ときけば、一生安泰のパスポートの様なイメージだったが、最近は全く様相が違っている状況の紹介とそのような状況になってしまった原因、特に国の制度改革の失敗について紹介している。 特に弁護士について比重を置いて紹介しているが、法科大学院制度の失敗がその根源であるとして糾弾している。 以前大学の校友会で仲良くさせて頂いた弁護士の先生は、この制度が始まる前から「この制度では、低レベルの弁護士が非常に排出されるだけで全く失敗の制度だ」 と言っていたが、残念ながらそれが実現している。 正直法科大学院に通えば7,8割の確率で弁護士になれると言う当初の計画は1回も実現していないばかりか、年々合格率は低下している。 それにもかかわらず、司法試験に合格した人のレベル低下は目を覆う程の状況で自分たちが想像する弁護士事務所に所属して刑事事件や企業から顧問料を貰うような 仕事に就けない人があぶれているらしい。 自分は法科大学院でしっかり勉強すれば司法試験に合格できるのかと思っていたが、実際は司法試験とは直接関係が無い授業が多く、予備校で試験対策をしないと合格する事は出来ないと言う問題がある。これは正直驚いた。 じゃあ何のための法科大学院なんだ?と思ってしまう。 また法科大学院もそれが分かっているから生徒が予備校に通えない様に無茶苦茶な量の宿題を出したりする事もあるようだ。 結局法科大学院の教授陣は、予備校を下に見ているが、 弁護士を目指す人が一番欲しい「司法試験合格」に導くスキルがない事を隠す為に高尚な理想を掲げて、試験対策にならない様な授業をしているようだ。 また、以前法律上弁護士の独占業務だった領域に、司法書士や行政書士、弁理士でも業務が出来る様になったり、当初これから増えると想定された企業内弁護士が 思ったほど増えない事も原因となり、年収100万以下の弁護士もいると言うお寒い状況だと言う事だ。 公認会計士も似たよぅな状況だが、会計大学院はもっとひどいらしい。 つまり、優秀な人は大学時代にさっさと合格してしまうので、会計大学院に通う事は自分の無能さをアピールするだけでと言う事になってしまうそうだ。 紹介された仕業の凋落は、政府が世界的に見て人口比が乖離している専門職を増やす事を目的に、弁護士や公認会計士の団体や経済団体などと協議して出した青写真には、全く根拠もなくただの数合わせだった。 資格を持っているだけで自動的に「先生。先生」と呼ばれ丁重に扱われ、高収入が約束されているわけではない。 結局、成功する為には、資格を持っている事は前提条件で、自分の人間としての魅力を磨く事や、人とのコミュニケーションを図る事等、自分自身を売り込む事が出来るかどうかと言う事がわかる。

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2014/03/13

弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、「士業」に携わる方、目指している方にお勧めの一冊です。 TOEICについても少し書かれておりますが「士業」をメインでレビューします。 1.コモディティ化 需要がなく、供給過多が起きている「士業」の「コモディティ化」です。「コモディティ...

弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、「士業」に携わる方、目指している方にお勧めの一冊です。 TOEICについても少し書かれておりますが「士業」をメインでレビューします。 1.コモディティ化 需要がなく、供給過多が起きている「士業」の「コモディティ化」です。「コモディティ化」同じ能力なら、安い方が選ばれます。「価格競争」につながります。 2.機械または外国人が行う 競う相手が、機械または外国人が相手になると「価格競争」すらさせてもらえない状況も起こっています。 3.上記がわかった上で「士業」を選択 国家資格であり、「士業」にしかできない仕事があります。心の底からやりたいと思える仕事であればと本書でもありました。 今後、働いていく上で参考になる本だと思います。

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2014/02/28

題名とは異なり、各資格の制度面の問題点がサマライズされている。 会社レベルでも、変える必要のない制度を、現場が全く分かっていない経営陣があれこれ弄り回すことがある。会社の制度は元に戻すこと、済し崩しにすることも可能だが、資格試験ではそうもいかない。 特に、弁護士(司法試験)と...

題名とは異なり、各資格の制度面の問題点がサマライズされている。 会社レベルでも、変える必要のない制度を、現場が全く分かっていない経営陣があれこれ弄り回すことがある。会社の制度は元に戻すこと、済し崩しにすることも可能だが、資格試験ではそうもいかない。 特に、弁護士(司法試験)と公認会計士については、試験制度改悪が将来へ大きな禍根を残すことになってしまったと思う。

Posted byブクログ

2014/02/26

弁護士などの資格についてかなり辛辣なご意見。まあ、当たっているところも多いと思うが。要は資格の活かし方なんだろうね。

Posted byブクログ