好きになる精神医学 の商品レビュー
精神医学をやさしく噛み砕いた本。 一般の読者にやさしく理解を促す。 また、医学という面で易しくかかれている。 深く知りたい人には物足りないが、読みやすくまとまりもあり、入門書としては良いと思う。
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精神医学についての入門書。 20日間じっくりかけて読みました。 脳の構造(神経細胞やその構造について)から始まり、病気の種類、精神科で処方される薬について、睡眠について、脳に関わる測定機械(脳波やCT、MRI、PET、NIRSなど)について、また精神医療に関わる医療スタッフにつ...
精神医学についての入門書。 20日間じっくりかけて読みました。 脳の構造(神経細胞やその構造について)から始まり、病気の種類、精神科で処方される薬について、睡眠について、脳に関わる測定機械(脳波やCT、MRI、PET、NIRSなど)について、また精神医療に関わる医療スタッフについてなど、幅広く網羅されている。 Dr.ナビ・・・医者(先生) 能太郎・・・人工知能 の会話で進められており、とっつきやすくなっている。 (所々、冗談もあり) 主な心の病気全般に触れており、導入としてはとても参考になる。 それぞれがどのような症状なのかが分かりやすい。 図表、挿絵が効果的で、スムーズに読み進められるし、表はまとまっている。 大うつ病、双極性障害、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害、PTSD、統合失調症、神経発達障害、神経認知障害などを中心に解説している。 第2版になって、心理療法についても詳しくしているとのこと。 薬についての章は、クロルプロマジンの誕生までの歴史、分類と効果、副作用、素朴な疑問などを扱う。 診断分類は、DSM-Ⅳ-TRやDSM-5を中心に用いている。 病気がどのようにして起こり、どのような症状がおこるのか、などを体系的に学びたい方におススメ。 一般の方でもついていけるような工夫がされているので、ご自身やご家族・友人が悩まれている場合にも、知識理解の助けになると思います。 知識理解があることで、間違った治療理解をしたり、あるいは偏見・差別も減るのではないでしょうか。
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