数値と客観性 の商品レビュー
一時、公共工事の無駄が議論されたことがあったが、その際には「費用便益分析」により内容を見直すべきだとの話が有力であった。しかし、本書第7章によれば、その議論の客観性も結構怪しいものであるらしい。 「科学的客観性」とはいわゆる属人生を排して各人の主観によらないことを目指すものである...
一時、公共工事の無駄が議論されたことがあったが、その際には「費用便益分析」により内容を見直すべきだとの話が有力であった。しかし、本書第7章によれば、その議論の客観性も結構怪しいものであるらしい。 「科学的客観性」とはいわゆる属人生を排して各人の主観によらないことを目指すものであるが、そのようなものがどのようにしたら可能であるのか、これは極めて難しい問題である。
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