ワン・シング の商品レビュー
著者は、『目覚ましい成果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある』と述べています。 「業績をあげたい」「結果を残したい」と望むのなら、必要なのは「足し算」ではなく「引き算」です。 「的をしぼる」ことは目覚ましい成果をあげる簡単な方法であり、いつでもどこでもど...
著者は、『目覚ましい成果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある』と述べています。 「業績をあげたい」「結果を残したい」と望むのなら、必要なのは「足し算」ではなく「引き算」です。 「的をしぼる」ことは目覚ましい成果をあげる簡単な方法であり、いつでもどこでもどんなことにでも有効です。 詳細なレビューはこちらです↓ http://maemuki-blog.com/?p=2285
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※このレビューにはネタバレを含みます
<人生は問いである> ・質問の質がそのまま答えの質を決める。自分自身にどのように問いかけるかで答えが決まり、結局それが自分の人生になる。 ・的を絞る質問をする。「それをすることで、他の全てがもっと容易になるか不必要になるような、私ができる一つのことは何か?」答えは一つしかない。二つ以上選ぶわけにはいかない。リスクヘッジはきかないので、真剣に選ぶことになる。 ・他の人の研究、経験は答えを探す時の最高のスタート地点だ。 <月まで届く脅威のドミノ効果> ・成功者は優先順位を決めており、優先順位に基づいて毎日行動する。他の人が後回しにすることを先にやり、他の人が先にやることを後回しにする。 ・習慣を作るには平均66日かかる。 ・何かに熟達するためには、1日平均4時間以上取り組むのがよい。 ・最初は小さな取り組みも、やり続ければ大きくなる。小さなドミノが倒れ続ければ、やがて巨大なドミノも倒れる。 ・パレードの法則。重要な2割を見つけたら、さらにその中で重要な2割を見つける。こうして絶対に必要な一つのことにたどり着く。 <嘘 私たちを惑わし、つまづかせるもの> ・「規律正しい生活を送ることが必要だ」という嘘。成功は実は短距離走。地を蹴って前進することを繰り返すための規律さえあればいい。全てを正しく行う必要はない。優先順位の高いことだけ規則正しく行え。 ・「バランスの取れた生活が肝心」という嘘。バランスの問題は、実は優先順位の問題。優先順位に従って行動すれば、必然的にバランスを欠き、一つのことに多くのことを費やすことになる。 ・「大きいことは悪いこと」という嘘。誰も自分があげる成果の究極の上限はわからない。大成功の出発点は大きく考え、それによって得られた情報をもとに行動することだ。 ・行動には二つの考え方がある。大きく考えて成長を追い求める「しなやかマインドセット」と、自分で限界を設けて失敗を避けようとする「こちこちマインドセット」がある。 <目覚ましい成果 秘められた可能性を解放する> ・どんな人間が、どこへ行こうとしているかによって(=目的と優先事項を決めて、生産性向上に取り組むことによって)、その人が何をし、何を成し遂げるかが決まる。 ・金や物を手に入れても幸福感はすぐ消える。幸福は、達成への途上で生じる。何かに没頭し、意義を感じるのだ。 <優先事項に従って生きる> ・将来の目標をまず設定する。五年後の目標、一年後の目標、一か月の目標、一週間の目標、一日の目標とブレイクダウンしていき、今現在私ができる一つのことは何か? 考えて行動する。すると、今と将来がつながる。人間は今目の前にある快感を求めやすい。それよりも、将来自分が達成したい一つのことを優先する。 <生産性向上を目指して生きる> ・余裕の時間は、一つのことに取り組む時間より重要だ。まず余裕の時間を確保する。それから一つのことに取り組む。「エネルギーを取り戻す時間」がなければ、成功もおぼつかない。休息は労働と同じくらい重要だ。 <三つの誓い> ・1、熟達を目指す。天才は生まれながら天才ではない。練習時間が膨大なのだ。一万時間の練習があれば、熟達できる。多くのエリートは一日平均三時間、毎日練習して、十年で一万時間に到達する。週五日で一万時間に行きたければ、一日平均四時間一つのことに取り組めばいい。 ・2、目的に即した方法をとる。実務的な方法(E的方法)をする人は、今自分ができることをやって、課題をクリアしようとする。目的に即した方法(P的方法)をする人は、目的達成を優先する。今のやり方で目的達成が無理なら、別のやり方、選択肢を考え、吟味する。P的方法が目的達成に最速の道。ブレークスルー(限界突破)も起きる。 ・多くの人は、ある程度できるようになると、手を抜く。成長が停滞する。目的志向の人は常に自分の目標を引き上げて、限界を突破することに挑戦し、永遠に初心者であろうとする。 ・3、行動の結果に責任を持つ。売上が下がるとする。責任のないマネージャーは外部環境のせいにする。責任のあるマネージャーは、内部で変革を起こそうとする。 ・常に最高を求める。今できることから考えない。達成したい最高を考える。 <4人の泥棒> 1、ノーと言えない。一つのイエスのためには、千のノーが必要だ。焦点を絞るということは、ノーということなのだ。 2、混乱を恐れる。周囲の事情の犠牲になってはならない。一つのことに毎日専念すれば、やがて目覚ましい成果が得られる。 3、不健康な習慣。エネルギーをコントロールする。自分のエネルギーを作ることが重要だ。 4、環境が後押ししてくれない。周囲の人、環境を自分で選ぶ。
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