明治・大正のかわいい着物モスリン の商品レビュー
モスリンは羊毛を加工した柔らかい薄手の平織りです。 明治・大正のころの子ども向けのクマやウサギの柄や、成人向けの達磨や鶴の縁起物や色とりどりの宝船柄など沢山のデザインが紹介されています。 デザインだけではなく、モスリンの加工過程や現代においてモスリンを使ってストールや洋服を作って...
モスリンは羊毛を加工した柔らかい薄手の平織りです。 明治・大正のころの子ども向けのクマやウサギの柄や、成人向けの達磨や鶴の縁起物や色とりどりの宝船柄など沢山のデザインが紹介されています。 デザインだけではなく、モスリンの加工過程や現代においてモスリンを使ってストールや洋服を作っている人など盛りだくさんの内容。 水色や青の混じったモスリンのストールが素敵でした。
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モスリンとはウールの薄い素材で、大量生産され明治大正を中心に良く着られていた。今ではあまり見かけない。子供用のキッチュな動物柄もかわいいし、レトロな発色の良いピンクにもキュンとなります。着物にも多く使われていましたが長襦袢に艶やかな柄のモスリンを纏うのがお洒落だった模様。近代の純...
モスリンとはウールの薄い素材で、大量生産され明治大正を中心に良く着られていた。今ではあまり見かけない。子供用のキッチュな動物柄もかわいいし、レトロな発色の良いピンクにもキュンとなります。着物にも多く使われていましたが長襦袢に艶やかな柄のモスリンを纏うのがお洒落だった模様。近代の純文学でもモスリンの着物が出てきたような気がする。アロハシャツにも使われていたとか。現代もモスリンを使って服を作る作家さんも紹介されています。とにかく全身で「か・わ・い・い・!」を叫びたくなる本でした。
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モスリンかわいいい! 絶対に着物でしか着られないこの 色とりどりな鮮やかさかわいいい! 中でも子供用モスリンの、 ミニスカートの女の子柄が 途轍もないインパクトでした。 ミニスカートの女の子柄の着物ですよ! 昭和40年代おそるべし!ですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
写真がとても綺麗で、手触りまで思わず想像してしまう。 可愛らしい柄がいっぱいで、眺めているだけで楽しい。 モスリンの歴史などについても触れられており、わかりやすい。 経済成長がとまってから黒を着る傾向が強くなった。 それは黒は返品が少ないからであり、 色を楽しむ余裕 好きな色を問われて答えられない子供が増えている という記載があり、複雑な気持ちになった。 ファッション業界などは兎も角として 一般的なサラリーマンやOLは就職活動中のリクルートスーツから慣らされて 無難な服しか着られない傾向は強いのではないかと思う。 しかしそうしたところから心の余裕というのは生まれると思う。 たとえ小物でも、手の込んだ素敵なものを使いたいものだと思った。
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