ゼロワン の商品レビュー
司法書士を取り巻くプチ親族事件の短編が5話。 舞台は群馬、話ごとに主人公は変わるけれど司法書士同士に関わりがあるので、読んでいて「あ、あの時の」みたいな感覚がある。 ストーリー自体は、面白い。司法書士ではないかつ、相続問題に絡んだこともないので、こんなことが実際にあるのかなあと...
司法書士を取り巻くプチ親族事件の短編が5話。 舞台は群馬、話ごとに主人公は変わるけれど司法書士同士に関わりがあるので、読んでいて「あ、あの時の」みたいな感覚がある。 ストーリー自体は、面白い。司法書士ではないかつ、相続問題に絡んだこともないので、こんなことが実際にあるのかなあと思いつつ楽しみながら読んだ。 ただ、情景描写が少なく、記憶にはあまり残らない。人物の感情や表情は細かく想像に難くなかったので、もう少し情景を書いてくれていたらより物語に入り込めたのだろうなあ〜と。その世界に関わる人でないとわからない場面が多いので尚更。
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ミステリー要素4割、実務6割といったところか。業務に励む中で紐解かれる事実があるようだ。法律家は思いがけず他人の人生に深入りすることもあるのかと改めて感じた。
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司法書士の仕事とリスクを知るのには良い本だけど、司法書士と何の関係もなく読むのには少し緩急がなくてミステリー要素が低いかも。
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都会から離れ、自然豊かな南鹿村で事務所を開いた司法書士の久我原。気持ちも新たに、新しい環境で仕事を始めます。しかし最初の仕事の依頼がどうにもややこしい。その上、依頼人がどうもワケありのようで…。 主人公である久我原の、人情味溢れる姿と仕事ぶりが魅力的な一冊です。
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読書時間 3時間40分 (読書日数 11日) 群馬の僻地で巻き起こる、司法書士業務にまつわるミステリー短編集 事案としてはよくあるものではあったと思うが、ここまで書けるのかというくらい良かった。 同職として、職務上の執務態度について考えるいい機会になったし、また会務でのやり...
読書時間 3時間40分 (読書日数 11日) 群馬の僻地で巻き起こる、司法書士業務にまつわるミステリー短編集 事案としてはよくあるものではあったと思うが、ここまで書けるのかというくらい良かった。 同職として、職務上の執務態度について考えるいい機会になったし、また会務でのやりとりなんかも垣間見えて、面白かった。 他の作品も読んでみたいと思う。
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司法書士のお仕事もの。ゼロワン地域に事務所を開くところから始まるが、ずっと同じ事務所のはなしではなく違う事務所の仲間が主人公になったりする。
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