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箱庭図書館 の商品レビュー

3.8

259件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    91

  3. 3つ

    81

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2013/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アンソロジーというカテゴリにしてみたが、若干違う。 元は読者からのアイディアを乙一が直すと言う斬新且つ楽できるぜ的な。 それで割と毛色の違う作品もあったりしてますが、 どれも乙一らしいと言える作品に仕上がっているのも確かでした。 個人的には、青春絶縁体の掛け合いが素晴らしかったかなあと。 そして、この後書きで、乙一の別名義の本の存在を知ったのでありました。 いや、以前から聞いたことはあったような気がしたんだけど何故かスルーしてたんだよねえ。 次はそっちにも手を出そうっと。

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2013/12/11

なんだか久しぶりに乙一の小説を読みたくなって買ってみた。一つの街を舞台にした連作短編、という趣向はなかなか好きで、オーバーラップしているところを見つけるのが楽しかった。最終話、ホワイト・ステップの、なんともいえない余韻がほんとうによかった。この街に住みたい、というよりも、ここの市...

なんだか久しぶりに乙一の小説を読みたくなって買ってみた。一つの街を舞台にした連作短編、という趣向はなかなか好きで、オーバーラップしているところを見つけるのが楽しかった。最終話、ホワイト・ステップの、なんともいえない余韻がほんとうによかった。この街に住みたい、というよりも、ここの市立図書館に勤めたい。

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2013/12/11

乙一先生が書く、ものづくりの初期衝動論。 心の歪みもまっすぐさも、美化せず衝動を描写しているシーンに、とても心揺さぶられました。 語彙力だけは人一倍なボンクラな男子の一人相撲に、とても共感を覚えます。

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2013/12/10

なんか乙一っぽくないなーと思ってたらそういうことだったのね。企画全く知らなかったからすごく新鮮だった。でもやっぱり中でも乙一っぽいホワイトステップが好きだな。こういうのもっとやってほしい。

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2013/12/09

白乙一さん。 こんな本の発展系で、素人の妄想を収集して物語を生産する職業が成立したら…。すごい文化的な世界な気がする。

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2013/12/09

集英社のweb文芸の企画「乙一小説再生工場」から生まれた本。読者のボツ原稿から乙一さんがリメイクするという斬新な企画込みで面白かったです。

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2013/12/09

一般人の書いた物語を乙一がリライトするという企画でできた短篇集。 文章の滑らかさわかりやすさ、ホラー系のテンションのかけ方はさすがだと思うけれど、どうもまどろっこしい話が多い印象。 やっぱりプロットがイマイチだと物語として入っていけない。 素人のレシピを三ツ星シェフが作るとこんな...

一般人の書いた物語を乙一がリライトするという企画でできた短篇集。 文章の滑らかさわかりやすさ、ホラー系のテンションのかけ方はさすがだと思うけれど、どうもまどろっこしい話が多い印象。 やっぱりプロットがイマイチだと物語として入っていけない。 素人のレシピを三ツ星シェフが作るとこんなかんじになるんじゃないかと思った、クオリティがマッチしてない。 『小説家のつくり方』 ある小説家が記した「小説を書き始めたきっかけ」の裏の意味を解く。修辞系。 『コンビニ日和!』 コンビニ強盗をふたりのアルバイトが撃退するお話。前半はドタバタコメディ、後半にもうひとつ仕掛けがあり。 かなりしょうもない印象。 『青春絶縁体』 文芸部に入部した主人公と先輩の話。 かなり贅肉が多い物語で、途中で飽きる。 『ワンダーランド』 唯一の黒乙一。 拾った鍵に合う鍵穴を探し続ける少年と、連続殺人犯との邂逅。 一番うまい仕掛けだと思った。やはり文章の緊張感が素晴らしい。オチもいい。 『王国の旗』 昼間の世界は偽りで、夜の王国こそが生きるべき場所だと刷り込まれる”子供たちの王国”に迷い込んだ女子高生の物語。 なんだかファンタジーチック。 主人公の変化の理由がイマイチよくわからない。 『ホワイトステップ』 足跡と雪に書いた文字で、平行世界にいる相手と交流する少年少女の物語。とても乙一っぽい。 これが一番人気が高い様子だが、中盤だれた。 http://www.horizon-t.net/?p=771

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2013/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わりました! 面白かったです(≧ω≦。) 全てのお話を読み終わって、あとがきを読んでから気づいたのですが 潮音さんって主人公だったのですね//// 私も本好きなので、 『章がかわったり、一冊を読み終わったときでないと、潮音は読書を中断して夕飯におりてこない。』の所。。共感しちゃうな~♪ 14ページの異常な行動も分かる気がする(笑)続きが気になると読みたくなっちゃうよね♡ コンビニ日和!の話、読んでるとき あっ。。潮音さんだ!登場した時嬉しかったのを覚えています♡ そういえば…どのお話も出て来ましたね(〃ノωノ) 話が進むにつれて 潮音さんの状況が少しずつ変わっていくような不思議な感じがしました☆ 他の登場人物も所々出ていて、楽しめました(/∀\*) 何だか繋がっているような感じがして色んな発見がありました! 特に好きなのは「ホワイト・ステップ」。。 不思議で切ないお話でした。

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2013/12/07

素人のアイデアを元にしているので、どの短編も毛色が違って面白い。最後の話「ホワイト・ステップ」が特に好き。今年、雪が積もったらこの話のことをきっと思い出す。

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2013/12/06

温かい話が読みたいと思って買ったら大正解。色々、すぐ近くにあるけど大事なものを大事だと、再確認しました。母に会いたくなります。

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