箱庭図書館 の商品レビュー
最初はどーかなーと思ったけど、「ホワイト・ステップ」で大満足! 個々の話が少しずつ重なってる感じはすごく好き。 あとがきを読み始めて企画の趣旨を知って、「どーかなーと思ったのはこういう企画だからか!」と思ったけども、腑に落ちなかったのはあとがきで言及されてないところだったという笑...
最初はどーかなーと思ったけど、「ホワイト・ステップ」で大満足! 個々の話が少しずつ重なってる感じはすごく好き。 あとがきを読み始めて企画の趣旨を知って、「どーかなーと思ったのはこういう企画だからか!」と思ったけども、腑に落ちなかったのはあとがきで言及されてないところだったという笑 物語を書くことに漠然と興味をもったりもするけど、こういうの読んじゃうと自分にはできる自信がなくなるなぁ笑 一番印象に残ったのは「青春絶縁体」。雨季子さんはその後出てこないけど、秀太くんとどうなったんだろう…。個人的には別れているんじゃないかなと予想。お互い外の世界と向き合うようになって自然な形で前向きに別れているといいなぁ。 あと全体的に「死ね」という言葉の軽さがジェネレーションギャップなのか気になった。
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初乙一。だけど素人のボツ原稿をリメイクした短編だったので乙一らしさは低いんだろうなーと思いながら読みました。 一番最後の話が好き。今の季節に合ってた。 通学電車の中で泣いてしまった。 乙一オリジナルの話も読みたいなー。
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投稿された没原稿を乙一さんがリメイクした短編集ということで、連作短編といいつつひとつひとつ雰囲気がまったく違って面白い。個人的には「王国の旗」と「ホワイト・ステップ」がお気に入り。
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乙一さんの作品は初めてでしたが、この作品はすごく好きでした。 あとがきで読者からの投稿作をリメイクしたということを知りびっくり。 確かに章ごとにカラーが異なるのですが、同じ街を舞台にしていて最後のホワイト・ステップで見事な連作短編集が出来上がるという素晴らしい構成になっていました...
乙一さんの作品は初めてでしたが、この作品はすごく好きでした。 あとがきで読者からの投稿作をリメイクしたということを知りびっくり。 確かに章ごとにカラーが異なるのですが、同じ街を舞台にしていて最後のホワイト・ステップで見事な連作短編集が出来上がるという素晴らしい構成になっていました。 読み終えてすぐ読み返したくなりました。
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読者の応募作品のボツ原稿を、乙一さんがリメイクした短編集です。 なので純粋に乙一作品とは言えないのがやや残念! せっかく久々の乙一なのに! などと思っていたのですが、読み始めたらそんな事はどうでもよくなりました。1編目の「小説家のつくり方」を読んで、おぉ!まさに乙一!と喜んだ私...
読者の応募作品のボツ原稿を、乙一さんがリメイクした短編集です。 なので純粋に乙一作品とは言えないのがやや残念! せっかく久々の乙一なのに! などと思っていたのですが、読み始めたらそんな事はどうでもよくなりました。1編目の「小説家のつくり方」を読んで、おぉ!まさに乙一!と喜んだ私。途中までええ話調で進んでいたのですが、ラストがね(笑) これぞ乙一、暗い!それが好きです。 最後の「ホワイト・ステップ」が一番好きでした!! 不思議で爽やかで切なくて、ほんと素敵です! 文善寺町と潮音さんで、全ての短編が繋がっています。でも微妙なリンクで、お話のテイストは全て違っているのでとっても楽しめました。 元々の原稿はもちろん全てバラバラのお話なので、それを綺麗にリンクさせているのはさすがだなぁと思います。
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文善寺町を舞台に短編集が繰り広げられていく。 青春絶縁体、ホワイト・ステップが特に良かった。 青春絶縁体は時間を置いてまた読み返したいと思った。
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文善寺町を舞台に繰り広げられる短編集。1、2時間で一気に読み切れる、適度な重量感と面白さ。乙一にしてはノーマルな世界観だなぁと思ったら、読者投稿作をリメイクしたものだとのこと。登場人物たち一人ひとりにもっと深く踏み込んでほしい!という思いもあるけど、まったく異なる作者たちのアイデ...
文善寺町を舞台に繰り広げられる短編集。1、2時間で一気に読み切れる、適度な重量感と面白さ。乙一にしてはノーマルな世界観だなぁと思ったら、読者投稿作をリメイクしたものだとのこと。登場人物たち一人ひとりにもっと深く踏み込んでほしい!という思いもあるけど、まったく異なる作者たちのアイディアを繋ぎ生かす乙一の文才というか「技術」は、さすがです。あとがきのコメントが客観的で学校の先生の添削みたい。 「青春絶縁体」が話としてはいちばん面白かった。世界観は「ホワイト・ステップ」が好き。
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作者が、他の人の作品でボツネタとなったものを公募し、書き換えるという企画において書かれた短編作品集。 乙一氏らしいものも、案外それっぽくないものも含まれているようないないような。 でも面白い。 連作短編集未満、短編集以上な横のつながりが各短編の間にあったりもする。 個人的に平行世...
作者が、他の人の作品でボツネタとなったものを公募し、書き換えるという企画において書かれた短編作品集。 乙一氏らしいものも、案外それっぽくないものも含まれているようないないような。 でも面白い。 連作短編集未満、短編集以上な横のつながりが各短編の間にあったりもする。 個人的に平行世界の話が好き。
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乙一が読者から原案を集め、それをアレンジした作品集。 いままでの乙一の作品とは少し味わいが違うが、楽しめた。
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2014年、2冊目。 数年振りに読む気がする。 乙一氏の連作短編集。読者参加企画の原作をリメイクしたもの、とはいえ、乙一ワールド全開で面白かった。 小説家のつくり方 コンビニ日和! 青春絶縁体 ワンダーランド 王国の旗 ホワイト・ステップ どの作品もいい。 物語を紡ぐ街、文善...
2014年、2冊目。 数年振りに読む気がする。 乙一氏の連作短編集。読者参加企画の原作をリメイクしたもの、とはいえ、乙一ワールド全開で面白かった。 小説家のつくり方 コンビニ日和! 青春絶縁体 ワンダーランド 王国の旗 ホワイト・ステップ どの作品もいい。 物語を紡ぐ街、文善寺町の雰囲気も良かった。 ホワイト・ステップは確かに乙一らしいな、と。ちょっと号泣してしまいました。丁度家族が出払ってた時でほんと良かった。 鍵とかボーリング場というのも。 いいとしになっても、やっぱり何処でもない場所、に憧れてるんでしょうね、自分。 物語の面白さを忘れちゃ駄目ね。
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