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きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) の商品レビュー

3.3

28件のお客様レビュー

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2017/04/04

どこからどこまでがフィクションか分からない、まるでエッセイのような小説。 クドカンが好きな人が読んだらハマるはず。 白鳥おじさんがどんどんどんどん気になっていって、 来るかな? 来るかな? 来たーーー!! って登場を心待ちにするほど。 実際にいたらかなり遠巻きから見るけど。 これ...

どこからどこまでがフィクションか分からない、まるでエッセイのような小説。 クドカンが好きな人が読んだらハマるはず。 白鳥おじさんがどんどんどんどん気になっていって、 来るかな? 来るかな? 来たーーー!! って登場を心待ちにするほど。 実際にいたらかなり遠巻きから見るけど。 これを読んだ人は、これから白鳥を見る度に 下駄で踏まれた白鳥の死体と 白鳥おじさんを思い出す、はず。 落ち込んでる人とか 元気だしたい人とか 心が童貞の人とかに オススメ。

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2015/06/28

ずっと気になっていた本が文春文庫の「夏の青春フェア」で売られていたのでついつい購入。 ていうかくどかん監督のドラマのDVDBOXが死ぬほど欲しくてさぁ!!でも高いから買うの迷っちゃってさぁ!!だからとりあえずこれ読んで心落ち着かせよう…って思ったんだけどおもしろすぎて心落ち着くど...

ずっと気になっていた本が文春文庫の「夏の青春フェア」で売られていたのでついつい購入。 ていうかくどかん監督のドラマのDVDBOXが死ぬほど欲しくてさぁ!!でも高いから買うの迷っちゃってさぁ!!だからとりあえずこれ読んで心落ち着かせよう…って思ったんだけどおもしろすぎて心落ち着くどころか昂ったわ畜生。 自伝的小説なのだけど、も~楽しい。くどかんの表現方法ってどうしてこんな楽しいの。 「白鳥おじさんにとって春夏秋冬は鬱鬱鬱躁なのだ」とか表現が秀逸。 くどかんのドラマ好きな人は読んでみて損はないと思う。まさに青春って感じ。汚いところも全面に出ていて、そこに共感です。

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2014/12/13

本人いわく小説だが、小説にはなりきれてないと思う。解説で石田衣良が結構きついこと言ってるなと思うけど、描写がなってなければ小説としては成り立たない。 けどそういう細かいこと気にしなければ笑える作品だと思う。セリフのキレとか、ボケツッコミの応酬みたいのはさすがだ。 物足りなく思...

本人いわく小説だが、小説にはなりきれてないと思う。解説で石田衣良が結構きついこと言ってるなと思うけど、描写がなってなければ小説としては成り立たない。 けどそういう細かいこと気にしなければ笑える作品だと思う。セリフのキレとか、ボケツッコミの応酬みたいのはさすがだ。 物足りなく思うのは、実際には男子校校での話ってそんなにないんじゃないかってところと、童貞orセックスっていうテーマが青春ものとしてはありきたりだったな、と。学校ってやっぱり閉鎖的なんだろうな。そこでウケてた話を外でしても大抵は寒い。むしろ学外で何をしてたかっていう思い出のほうが、いい出汁が出るのではないだろうか。 地方vs東京ってテーマも鉄板ではあるけれど、こういう葛藤って本当なのかなぁ、といつも思う。東京出身者としてはむしろそういう葛藤がないぶん青春時代に損というか何かやり残した感があるんだけれど。上京コンプレックスみたいな。もう21世紀なんだからいい加減目を覚ましてほしい。 「コーマン」は便利な言葉だ。

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2014/10/19

いわゆる青春小説なんですけど、クドカン作品の中でも、ちょっと下品なタイプの作品かなあ。 個人的には、「あまちゃん」みたいに、きれいにまとめられた作品のほうが好みですかねえ。

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2014/09/27

脚本家、宮藤官九郎の初小説にして 自叙伝に近い形式の物語。 「木更津キャッツアイ」にとてつもなく 雰囲気が似ている(主人公は余命を宣告されないけど。) 下世話と言うか下衆い(いい意味で)。 登場人物が皆浅はかで頭悪い(いい意味でね!)。 「タイガー&ドラゴン」を途中で視るの...

脚本家、宮藤官九郎の初小説にして 自叙伝に近い形式の物語。 「木更津キャッツアイ」にとてつもなく 雰囲気が似ている(主人公は余命を宣告されないけど。) 下世話と言うか下衆い(いい意味で)。 登場人物が皆浅はかで頭悪い(いい意味でね!)。 「タイガー&ドラゴン」を途中で視るのやめてたけど この本のおかげで自分の中でクドカン熱が 再燃しそうです。

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2014/09/10

【当代一の売れっ子脚本家が放つ、初の小説!】冬の白鳥だけが名物の東北の町で男子高に通う僕。ローカル番組の「おもしろ素人さん募集」に親友達の名前を勝手に書いて応募し……。

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2014/07/24

クドカンが好きで読みました。 あれ、クドカンって高校生の時はこんなにパッとしない感じなの?と思いながら読んでましたが、最後、やはり凡人との違いを見せつけられましたね。

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2014/07/05

強烈なキャラクター達で最後までグイグイ持っていかれた感。いやー笑った。 下ネタというよりそのまんまの単語の羅列で、電車でページを広げていて良いのだろうか、知り合いとかに見られたら嫌だな、と思いながらも、読了。

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2014/02/26

狂っとる。キャラクター全員が狂っているせいか、なぜか話がまとまっている。いつもクドカン作品に魅了せれてしまうのはこの狂気が原因なのか。狂喜か。 脚色した自叙伝のような作品で、クドカンに興味がアリアリな私は無論楽しく読めた。 白鳥おじさんの度を超えて狂ったキャラクターと、童貞とい...

狂っとる。キャラクター全員が狂っているせいか、なぜか話がまとまっている。いつもクドカン作品に魅了せれてしまうのはこの狂気が原因なのか。狂喜か。 脚色した自叙伝のような作品で、クドカンに興味がアリアリな私は無論楽しく読めた。 白鳥おじさんの度を超えて狂ったキャラクターと、童貞という悪しき自意識。なんであんなに藻掻いていたんだろうか、私もそう思う。 「そんなに悩むことなかったよな・・・。」 童貞とはその筆頭なのだ。見栄を張ることを過剰な自意識で受け入れられないこと。それって大事だよなぁ。よくわからないチャラ男は40歳ぐらいになったら蔑まれて生きていることにも気付けない大人になっているんだよ。たぶんだけど、そう願うよ。

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2014/02/16

虚8実2の青春小説(?) 下ネタ満載。 アホすぎて笑える。 クドカンと同世代なら、なお楽しめると思う。

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