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致死量未満の殺人 の商品レビュー

3.1

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2015/12/26

とりあえず文章。妙に華美というか無駄に古風というか。おまけにあえてそうしているのか三人称であるにも関わらず度々主語を欠いた描写が出て来るのでその度に少し引っかかる。 そして伏線の文章がやたら不自然でそれが伏線だとはっきり分かってしまう。タイトルと登場人物のバランスを考えたら正直真...

とりあえず文章。妙に華美というか無駄に古風というか。おまけにあえてそうしているのか三人称であるにも関わらず度々主語を欠いた描写が出て来るのでその度に少し引っかかる。 そして伏線の文章がやたら不自然でそれが伏線だとはっきり分かってしまう。タイトルと登場人物のバランスを考えたら正直真相は前半の内に読めてしまった。 あと「一番」やら「質」に拘る女は紅茶に「クリープ」なんて絶対入れない。 つまらないとは言わないしトリックも構成もよく考えられているけれど、目新しさはなくそのよく考えられたトリックと構成の為に登場人物や小道具が配されている印象。

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2015/08/14

クローズドサークル、ってだけでわくわくします。 面白かったけど、最後の「オチ」がな~なんだかな^って思ってしまった。

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2015/07/25

第3回アガサ・クリスティー賞作品。著者デビュー作。 タイトルから少し期待し過ぎたか、といったところ。 限定状況下での本格、真っ向勝負かと思いきや、後半変化球。 全体通して丁寧で重厚であるが、今回はマイナスに働いているように感じる。 また、特に後半の展開にこの作風はアンマッチに思え...

第3回アガサ・クリスティー賞作品。著者デビュー作。 タイトルから少し期待し過ぎたか、といったところ。 限定状況下での本格、真っ向勝負かと思いきや、後半変化球。 全体通して丁寧で重厚であるが、今回はマイナスに働いているように感じる。 また、特に後半の展開にこの作風はアンマッチに思える。ノリ切れなかった。 プロットは高精度だと思ったので、今後に期待。 2+

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2015/07/05

三沢陽一作品初読み。 面白かった(≧▽≦) フーダニットとワイダニットは晒して、ハウダニットを証明していくストーリーかと思いきや。。。。 実はフーダニット、ワイダニットのどちらもがミスリードされた物だったとはΣ(゚Д゚) クリスティではポアロにあたる早瀬が優秀すぎるのが難点かも(...

三沢陽一作品初読み。 面白かった(≧▽≦) フーダニットとワイダニットは晒して、ハウダニットを証明していくストーリーかと思いきや。。。。 実はフーダニット、ワイダニットのどちらもがミスリードされた物だったとはΣ(゚Д゚) クリスティではポアロにあたる早瀬が優秀すぎるのが難点かも(笑)

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2015/04/19

「そうかー」という感じ。 読みながら、いろいろ推理が楽しめました。 最後の盛り上がりのわりに、あっさり話が閉じちゃったのが少し不満かな…

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2017/09/20

まだ殺人に時効が存在した時代の出来事。 あの時と同じように雪が降る夜 花帆と夫が営む喫茶店に卒業以来、音信不通だった龍太が訪れ 15年前に「弥生を殺したのは俺だよ」と告げるところから 物語は始まります。 同じ大学のゼミ仲間、弥生、龍太、花帆、真佐人、圭は 教授が持つ雪深い...

まだ殺人に時効が存在した時代の出来事。 あの時と同じように雪が降る夜 花帆と夫が営む喫茶店に卒業以来、音信不通だった龍太が訪れ 15年前に「弥生を殺したのは俺だよ」と告げるところから 物語は始まります。 同じ大学のゼミ仲間、弥生、龍太、花帆、真佐人、圭は 教授が持つ雪深い別荘を訪れますが、同じ食事、同じ飲み物を 口にしていたはずなのに弥生だけが毒殺される 警察が到着するまで残された4人は、別荘に到着した時から 弥生が亡くなるまでの行動を検証し推理し合います。 才色兼備の弥生の本性を知っている4人には それぞれに殺害の動機があり、冒頭で龍太が自分が 殺したと告白しているのに他の3人も怪しく見えてきます。 彼女に出会ったことが悲劇のはじまり 弥生は人を弄び他人の人生を容易に悲劇に変える事ができる女性 あの別荘には偶然という必然、そして殺意が溢れていて 弥生が気の毒になるほどです。表題の致死量未満というのにも そういうことか・・・と驚きました。 平凡な殺人事件が解決されなかった謎が15年の時を経て 第二の告白とともに、真相は二転三転しラストへと 盛り上がりを見せるのですが、余計な言葉が並び 気持ちがそれてしまったのが残念。物足りなさを感じたのは 現実感が薄いせいかな

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2014/11/15

毒殺トリックはおもしろいし、第5章から終章もまぁ嫌いじゃない。だけど、だけどな!第4章までメイン登場人物の男!!私の「ブラックしねしねモードスイッチ」を押してくるタイプの野郎だったのでMAXイラリティ!登場人物たちが疑心暗鬼に陥る、緊迫感あるやり取りなんかは本当はもっと楽しめたの...

毒殺トリックはおもしろいし、第5章から終章もまぁ嫌いじゃない。だけど、だけどな!第4章までメイン登場人物の男!!私の「ブラックしねしねモードスイッチ」を押してくるタイプの野郎だったのでMAXイラリティ!登場人物たちが疑心暗鬼に陥る、緊迫感あるやり取りなんかは本当はもっと楽しめたのかもしれないけど、ブラックしねしねモードに入った私には集中力が削がれて駄目でした…おぉ。

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2014/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫のキャラがすごい。 トリック自体はどこかで見た事があるものを組み合わせた感じだが、前半を犯人視点で見せるのはよかった。

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2015/04/03

ずっと読んでみたかった本作をBOOKOFFで発見し即買い。いいね~本格ミステリー。 登場人物の話し方が少々古臭い感じがするけど、そこもまた本格ミステリーっぽくて良い。文章もきれいで読みやすかった。途中までは展開が読め残りのページ数を考えるとこーなるんだろうなと予想がついたのに、残...

ずっと読んでみたかった本作をBOOKOFFで発見し即買い。いいね~本格ミステリー。 登場人物の話し方が少々古臭い感じがするけど、そこもまた本格ミステリーっぽくて良い。文章もきれいで読みやすかった。途中までは展開が読め残りのページ数を考えるとこーなるんだろうなと予想がついたのに、残り数ページで想像していた形とは違いそこがまたよかった。

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2014/08/30

本格はいいなー!久しぶりにしっかりした長編の本格、雪の山荘を読んでうれしくなった。アガサ・クリスティー賞だけあって有名なあの作品を参考にしているのだろうか。 帯通り一気読みしてしまったし、最後まで飽きなかった。 「僕は別に」この言葉が非常に魅力的だと感じて自分でも驚く。トリックよ...

本格はいいなー!久しぶりにしっかりした長編の本格、雪の山荘を読んでうれしくなった。アガサ・クリスティー賞だけあって有名なあの作品を参考にしているのだろうか。 帯通り一気読みしてしまったし、最後まで飽きなかった。 「僕は別に」この言葉が非常に魅力的だと感じて自分でも驚く。トリックよりも彼が際立ってしまったのは少し残念だが、楽しかったからいいや。 美しい悪女は不幸だ。(でもそんなに美しかったら悪女なんてやらずに性格も歪まずにもっと幸せに生きられそうなのになあ)

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