村上海賊の娘(下巻) の商品レビュー

和田竜(著者)

2021/01/26

景の我を通すところは胸が熱くなったものの、兵どもが夢の後といった寂寞感があるのはしょうがないか。後日嫁に行った人物が「誰！？」っていうのが拍車をかけた。

2020/12/10

下巻は一気に読み進んだ。夜中に帰宅してから続きを読み、余りの痛快さに一人で声だして笑ったりして。
仕事の疲れを癒してもらいました。

2020/10/31

上巻はイマイチで、下巻を読むか迷ったが、読まないのも消化がよくないのでちゃんと読んだ。
結果、上巻よりだいぶ面白かった。
木津川の村上海賊と真鍋海賊の戦いが、優劣がくるくる代わり、海戦の特殊性と相まって早く次を読みたくなる話だった。

しかし、だ。
さすがにちょっと漫画的すぎやしない。
漫画というか、三國無双のようなゲームだ。
特に七五三兵衛、笑っちゃうぐらい強い。
ちょっと、なんだかなぁと思う。
その強さがあるからこそ、形勢くるくるに役立つ（逆に言えば真鍋以外に泉州側の役者がいない）のだけれども、やりすぎ感は、あった。

2020/10/05

下巻は急展開でした。
個人的にはとても感動する話でした。
上巻を読んで、正直あまり面白くないと思っていましたが、下巻を読んでいると、上巻での話は読み手に感情移入させるためにあるのかと思わせるほど、面白かったです。ただ、文章が長い(歴史的な註釈が入っている)ので、長文が苦手だと感じる人にはハードルは高い気がしました。

2020/09/13

いろんな人の目線から書かれていて良かった。景の豪胆さがいい！泉州侍の粘り強さも良かった。さすが大阪人！！映画化して欲しい…

2020/08/20

面白かったが、上巻がドキドキワクワクする感じで好きだったので話上仕方ないが淡々と戦っていく感じが少し飽きてしまった。それぞれの考えで戦っていて、面白かったし格好良かった。景親が弱虫から脱却して進んで戦いに行く姿は格好良かったし、景が海賊らしく戦うのは素敵だった。
一般的な姫にも憧れはあっただろうが、自分らしい海賊らしい生き方を選ぶのは、中々できない事だろうし、特にあの時代は難しいと思うため七五三兵衛の言葉を借りるなら面白い女だったと思う。

2020/07/18

剛腕で無慈悲な七五三兵衛が凄かったが、海賊らしい男気が格好良かった。負けじと海賊王の娘の景姫も最後は殺ってくれましたね！

2020/05/23

講談師の語りが聞こえて来るような臨場感。史実と相まって面白いのだが、合戦場が少しくどいかな。ヤング向けか。

2022/10/03

過去の本屋大賞ということで、歴史小説におそらく初めて手を出したせいもあるのか、少し読み進め辛く感じる箇所も多かった。けれど話としてはとても面白いし、瀬戸内の島々が目に浮かぶようだった。個性豊かな登場人物も○

2020/04/19

最後の戦闘シーンが少し冗長で、飽きてしまった。
かなり期待していたので、上下巻、頑張って読んだが、正直、期待外れだった。ごめんなさい。