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村上海賊の娘(下巻) の商品レビュー

3.9

481件のお客様レビュー

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    117

  2. 4つ

    198

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    6

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2021/10/10
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上巻の和気藹々とは打って変わり、緊張感の連続 数日前に酒を酌み交わし楽しい時間を過ごした人達と 今度は命の取り合い 感情移入した人物どおしの戦に 何故こんなことをしなければいけないのか? と思ったがこれが戦なんだろう 自分の血筋を後世にどう残そうかとみんな必死で戦う 景だけは他人のために戦おうとしていた 手に汗握って初めて本を読んだ 映画のようだった

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2021/08/31
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七五三兵衛凄まじく恐ろしい…戦慄!圧倒的な存在感!主人公と一騎討ちの戦いになるとは思っていなかった!そして七五の息子は普通に邪魔だった。 女の強さと男の強さを兼ね備えた魅力溢れる主人公。流れ的に児玉家に嫁いで欲しかった~ 船の構造部分はよく分からないが、想像で読んだ。 一瞬で終わる命。戦の無惨さがわかる物語だったが、悲壮感はない。面白かった。映像化してほしい。

Posted byブクログ

2021/08/26
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弟の覚醒、完璧なタイミングで現れる仲間、見事な作戦成功、と上手く行き過ぎ感はあるけど、エンターテイメント作品としてはこれでいい気がする。最後の闘いだけはもう少しだけ短くても良かったかなと。でも本当に面白かった!

Posted byブクログ

2021/05/31
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鮮烈なデビューを果たしたハズの「景」だったが 残念な失態を犯し、世間知らずの不覚人が暴露さ れ、悄然とした様で郷里へ尻尾を巻いて帰るので あった(嫁に行く事になる) 毛利は信長敵対に躊躇しながら兵糧搬入をするが 途中で引き返す前提の卑怯な進軍だったが、当主 村上武吉が不用意に「景」に漏らした言葉に反応 村上海賊の掟=禁じ手である「鬼手」が発動 女が戦闘の先頭に立つと、海賊達は狂気的な戦闘 能力を発揮する、戦意が高揚し戦況問わずまっし ぐらに敵に挑む・・・被害も大きいので禁じ手と なったのだ(戦果は膨大でも被害あるのはね) 戦闘能力解放された「景」は泉州海賊の棟梁であ る七五三兵衛(怪物的に強い)含め八面六臂で殺 戮しまくる 多くの激突シーンは映画のように魅力的で、展開 も戦闘もスピーディーかつスリリングで最高! 戦いの仲でも海賊どもの破天荒かつ勇者を称える ような気風がさわやかで、血生臭いシーンだよね と訳わからん気分に引き込まれる( `ー´)ノ読め

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2021/05/30

歴史の背景とか難しい解説はわからないけど、一気に読んだ。 その時代の、「どう生きて、どう死ぬか」という話。 いやでも、やっぱり生きよう。

Posted byブクログ

2021/05/29

上巻より圧倒的に面白い。展開が早くて、ざーっと読めた。景と七五三兵衛が対決するとは思ってなかったなー、戦のシーンが丁寧に描かれてて、脳内再生しながら読めた

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2021/05/09

話のスピードもあるし、展開もいい。時々残虐なシーンもあるが仕方ないのかな。戦国の世に生きるのはこういうことか。

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2021/04/16

下巻です。 下巻はそのほとんどが海戦シーンでした。 あまりにも現実離れした戦闘が永遠に繰り返され、上巻では花の慶次か!とつっこんだけど、もはやそれ以上でした・・・ 恐れを知らず、限界以上に大怪我をしても絶対に倒れない海賊達。こう書くとカッコよく感じるかもしれないけれど、そんなん...

下巻です。 下巻はそのほとんどが海戦シーンでした。 あまりにも現実離れした戦闘が永遠に繰り返され、上巻では花の慶次か!とつっこんだけど、もはやそれ以上でした・・・ 恐れを知らず、限界以上に大怪我をしても絶対に倒れない海賊達。こう書くとカッコよく感じるかもしれないけれど、そんなんじゃないんです。 残酷だけどちょっとだけ書いていいですか。 例えば、左手首を切られ、首も半分ほど切られて血が噴き出し切った後の顔面蒼白な状態の中、右手で主人公の首を絞め上げる怪力がまだ残っており、さらにそのあと胸を銃で撃たれたのにまた起き上がるという・・・ これ人間? ここで「戦場で屍骸が息を吹き返すことはごく稀にではあるが実際あった。「勢州軍記」には、首を半ば以上まで斬られた磯田彦右衛門という武者が生き続けた、という記録が残っている。」という真面目な解説がはいるんです。 もう付き合ってらんない(苦笑)。 海賊の豪快さを表現したかったのでしょうけど、部下達もヘラヘラ笑いながら殺戮を繰り返し、ヘラヘラしながら殺される。 ファンタジーとかSFとかホラーとかが前提なら楽しむ余地はあるのかもしれないけれど、史実史実、とウルサく挟みながら永遠に続く人間らしい心を持たない化け物集団の戦・・・ 私には本書の楽しみ方がわかりませんでした。 コレ、本屋大賞だったのよね?!ホント?!

Posted byブクログ

2021/03/15
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図書館だと3年ぐらい先になりそうなので、人に借りて。 汚さないように、必死でした(^o^)。 千ページ近くあるうち、8割以上が船上での合戦シーン。 異常な構成であります。 よくこれで最後まで読ませるなあ、と感心。 命がけで殺し合っているのに、相手をちゃんづけにして親しく呼び、 軽口をたたきながら斬り合っている。 まるでハリウッド映画だなあ。スターウォーズとか。 本屋大賞の本って、候補作も含めて長い作品が多い。 書店の店員が選んだ本、つまり、本好きが選んだ本だからかも。 ということは、ごく平均的な読者にとっては面白くない作品、 読む気のしない作品も結構、多いのかもしれない。 芥川賞などの権威ある賞が読者感覚とかけ離れているということで、 本屋さんが本当にお薦めしたい本を選ぶ、という主旨だけど、 そういう意味では、読者とのかい離がそろそろ始まってもおかしくない。 泉州の真鍋海賊を中心とした織田方の船が、大阪湾(明石海峡)を封鎖するシーンがあります。 そこに、村上海賊を中心とした毛利方がやってきます。 その様子を石山本願寺(今の大阪城あたり)から顕如が眺める描写があります。 想像すると、すごい映像が浮かんできます。 きっと映画化されるでしょうけど、このシーン、楽しみですね。 ********* 上巻を読んだところ。 村上海賊の娘が、瀬戸内海を通って大坂まで来るところに、 うちのすぐ近所が出てきてミーハーな気分に。 石山本願寺派は木津砦を構え、信長側は野田砦や天王寺砦を構える。 で、船で大坂に入ってきた時の描写として、 「現在の大阪市西区九条辺りだ。九条の地は、戦国時代、陸続きではなく九条島という島、その北側には福島荘という地域(大阪市福島区辺り)があり、こちらは当時から陸続きだった。ちなみに福島区の西隣には此花区があって、この時は四貫島という島である」(一部省略) と書かれていて、「娘」は今の安治川のもとになる水路も見ている。 私は此花区と福島区の区境近くに住んでいて、四貫島(今は陸続き)も野田砦跡も、歩いて10分~15分。とっても近く。安治川は5分ちょっとかな。 そして、この西区九条は、オイラが住む此花区西九条と、安治川を挟んで隣のまち。安治川は、江戸時代、河村瑞賢が開削したもので、今から30年ほど前、ウオーターフロントという概念が流行はじめたころに、大阪で最初のウオーターフロントとしてホールが出来た地でもあります。

Posted byブクログ

2021/02/21

戦闘シーンが細かく描かれており、とても読み応えがあった。 また、登場人物の様々な一面も描かれており、そこがより面白さを際立てていた。

Posted byブクログ