村上海賊の娘(下巻) の商品レビュー
戦いのシーンがまるで漫画みたい。映像化したら、見応えあるだろうけど、史実とは違う気がする。 女が本当にここまで戦ったのか?そして、これほど一朝一夕に考えを変えたり、能力が開花するのか? 史実ベースではあるが、ちょっとオーバーに描きすぎだと思った。
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再読が終了しましたが、初めて読んだときと比べて、最初の方にあった景さんの戦の現実を見た挫折がかなり刺さりました。読んだ当初は子どもで、今は大人ということを考えると、色々見方が変わったのかもしれませんね。 上下合わせていえることですが、景姫はあくまて「当時の人」からしたら醜女なだけで、特徴を見るに今の人からすればかなり美しいです。
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ようやく下巻を読破しました。 上下合わして、長かったー。。・°°・(>_<)・°°・。 途中でリタイヤ寸前でしたが、船上でのバトルは、迫力があり面白かったです。
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上巻は正直なところリタイア寸前でした。 でも本屋大賞を受賞するくらいだから、きっと面白くなるはず!と信じてなんとか読み進め、下巻のまさに半分くらいで、やっとキター!!!胸アツな展開に目頭も熱くなりました。そこからは怒涛の臨場感あふれる海戦シーンの連続で、最後はおもしろかったです...
上巻は正直なところリタイア寸前でした。 でも本屋大賞を受賞するくらいだから、きっと面白くなるはず!と信じてなんとか読み進め、下巻のまさに半分くらいで、やっとキター!!!胸アツな展開に目頭も熱くなりました。そこからは怒涛の臨場感あふれる海戦シーンの連続で、最後はおもしろかったです。 和田竜さんのこの本を書くための参考文献がものすごい量で、こだわり抜いて書かれたことが伺えました。
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とにかく戦いの描写がリアルすぎて、ドキドキしてくる。緊迫感がすごい。実際にその場にいたんですか!?って位の描写力。 海賊たちがどんどん自分の意志に従うようになっていくのが、読んでいてスッキリする。豪胆さが胸にすいた。それぞれの登場人物にそれぞれの考え方があって、そこも面白かった。...
とにかく戦いの描写がリアルすぎて、ドキドキしてくる。緊迫感がすごい。実際にその場にいたんですか!?って位の描写力。 海賊たちがどんどん自分の意志に従うようになっていくのが、読んでいてスッキリする。豪胆さが胸にすいた。それぞれの登場人物にそれぞれの考え方があって、そこも面白かった。 景と七五三兵衛が不死身過ぎて面白かった笑 終わり方もサッパリしていて良かった。
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戦いの描写が長い。敵の大将の最期はゾンビ的な感じになって、現実離れ感があった。また、時代は時代だと思うが、子供の前でバッサバッサ人を殺して、父子の関係に感情移入出来なかった(なので、あまり感動要素もない)。歴史物として読むなら、司馬遼太郎みたいに淡々と進む方が好き。
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戦争シーンはやっぱり熱い!景親は覚醒すると思ってたけど、期待通り格好良かった。もうちょっと活躍しても良かったけど。逆に七五三兵衛はちょっと無敵過ぎてしつこく感じたかな。あと、村上海賊側の雑兵の方が気迫が弱くて頼りない感じがした。 上下巻通して、景を使って上手く両陣営に情がわく感じになってたからどちらを応援すればいいか良い意味で気持ちがごちゃついた。 総合的には歴史的な説明や戦闘描写もわかりやすくて読みやすい良い小説だった。ただ、基本的には現実的な路線なのに七五三兵衛の化け物っぷりが違和感あっておしい感じがする。
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非常にドキドキワクワク。 難しすぎない時代小説。 ただ、船の用語とか、戦闘の描写はやっぱり分かりづらくなる。 とはいえ、その辺の時代小説よりはるかに見易い。 大感動するわけではないが、戦国時代の情景を楽しむにはもってこい
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これは中世代日本史を学ぶ上で非常に面白い読み物だったと思います。 小説だから、ありえそうにない描写とか首をはねるとかそういう残酷な場面もあつたが、村上景の生き様と一方の眞鍋海賊の眞鍋七五三兵衛について、上巻下巻ずっと手に汗握りながら読むことができました 久しぶりに読み応えのある小...
これは中世代日本史を学ぶ上で非常に面白い読み物だったと思います。 小説だから、ありえそうにない描写とか首をはねるとかそういう残酷な場面もあつたが、村上景の生き様と一方の眞鍋海賊の眞鍋七五三兵衛について、上巻下巻ずっと手に汗握りながら読むことができました 久しぶりに読み応えのある小説でした。 ここで学んだのは 人間は男でも女でもここ一番という時には遭遇しているその物事から逃げずに戦っていかなきゃいけないと、戦わずして逃げるというのは後に禍根を残すということです。やってみれば、何とかなるという経験もよく感じています。 2番目は村上景も直面していたように すごく苦しい状況、になっても諦めず執念を持ってやれば、必ず道は開けると言うことを感じました。眞鍋七五三兵衛も景から首をはねられても、孫市から鉄砲で撃たれても、立ち上がってきたのは、この執念を読者に感じて欲しかった作者の執念を感じています。 それから3番目はいつも明るい気持ちを持って暮らしていかなきゃいけない、 特に苦しい状況であればあるほど明るくすべし、と教えられた。 海賊は明るいということがよくわかりました とにかくこの長編小説をよんで、 木津川の戦いとか一向宗と浄土真宗とかその辺がよく分かって、戦国時代から徳川時代にかけての歴史を学ぶ上での手がかりとなって大変感動しました。 合わせて、瀬戸内海の村上海賊の拠点にある能島とか因島とか来島とかその辺を訪れたり、海賊ミュージアムとか行ってみたいと思います。 しまなみ海道もです。 かつ、大阪から南の方の岸和田とか泉佐野とかその辺のところも訪れて、眞鍋海賊の歴史にじかに触れてみたいと思うようになりました。 行くところが増えて大変嬉しく思っています。 このような感動小説を書いていただいた著者に感謝します。
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上巻はなかなかヤキモキする感じでしたが、下巻に入り疾風怒濤のように物語が進んでいきます。開戦のシーンは手に汗握るシーンの連続で、どんどん読み進めてしまいました。
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