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○に近い△を生きる の商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

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2016/05/14

この人がこの本の中で「別解」という言葉や「○ではなく△」という言葉を使うたび、虫唾が走る。自分の言葉に酔っているような雰囲気を感じてしまい、興醒め。こういうことは、自分の心の中だけで思っていればよい。多分著者は立派な方なのだろうが、この人の吐く言葉を生理的に受け付けられない。

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2016/01/11

 生きていると絶望的な状況に追い込まれることが何回かある。そんな時、〇ではなく△でいいんだと思うと、新しい、いい波が起きやすくなる。そう、人生は波。不思議に、絶望的な状況からいい波が始まる。  鎌田先生は、時間があると東日本大震災の被災地に通う生活を続けていた。本書は、そんな忙...

 生きていると絶望的な状況に追い込まれることが何回かある。そんな時、〇ではなく△でいいんだと思うと、新しい、いい波が起きやすくなる。そう、人生は波。不思議に、絶望的な状況からいい波が始まる。  鎌田先生は、時間があると東日本大震災の被災地に通う生活を続けていた。本書は、そんな忙しい毎日を過ごしていた鎌田先生のところに、ポプラ社の千美朝さん、坂井宏先社長が登場。説得されて出版に至った。  本書には『週刊ポスト』の「ジタバタしない」という連載の一部を大幅に書きかえて利用した部分と、書き下ろしの部分、人気ノンフィクション作家である石井光太さんとの対談の部分が収録されているのだが、昨今の少年兵は男の子より女の子が多いなど、活字にも関わらず、目を覆いたくなるような世界の惨状も描かれている。  しかし、そこで生きる人たちの中には決して諦めることなく、少しでもいいところを探して絶望に耐えようとしている人たちがいた。想像を絶するような方法で脱出を図る少女もいる。報道を観ているだけでは決して知ることのできない絶望的な現実をあえて書くことによって、私たちに〇でも×でも得られない△という別解があることを説く。

Posted byブクログ

2015/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代社会ではある「正解」に向かって行動するのが良しでそれ以外は不正解、負け犬の領域に属するような風潮があるような気がしてならなかった。そんな中、本書ではそれ以外の第3の道があることを示しその道を進めている。内容として少し突っ込みたい部分もあるが本筋としてすごく賛成できる本だった。

Posted byブクログ

2015/08/18

◯も×も私は否定しない!!◯と×があるからこそ、その間、著者のいう「別解」があるのだと思う!△が一番幅広く存在しているにも関わらず、△を見つけることが難しかったり、△に行き着くことを許されない現実。でもそれを解決できるのは△の別解なのだと思った! こんなにも読みやすい本の中に、生...

◯も×も私は否定しない!!◯と×があるからこそ、その間、著者のいう「別解」があるのだと思う!△が一番幅広く存在しているにも関わらず、△を見つけることが難しかったり、△に行き着くことを許されない現実。でもそれを解決できるのは△の別解なのだと思った! こんなにも読みやすい本の中に、生きるすべがすべて含まれている!深い感銘を受けた1冊!!

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2015/06/17

いままで◎に近い○をず~とめざしてきた。それが正しいと思って・・・そのせいで?体を壊し、病気にもなってしまった。もっと早くこの本に出会いたかったな~

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2015/05/10

⚪️と✖︎だけで物事を考えると世の中厳しい。⚪️に近い△を自分なりに考え、導き出すことの大切さ。それこそ答えは何通りもある。

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2014/10/26

現代のひとたちが「正解」だけを追い求めてしまっているというのには、とても共感。 お金がなくてもしあわせになることはできるし、障害があってもしあわせになることはできる。その他、同じように。 こういうふうに「ずらして」考えることができるちからは、人間にとってとても大切なことなのではと...

現代のひとたちが「正解」だけを追い求めてしまっているというのには、とても共感。 お金がなくてもしあわせになることはできるし、障害があってもしあわせになることはできる。その他、同じように。 こういうふうに「ずらして」考えることができるちからは、人間にとってとても大切なことなのではと思う。 ちょっとまとまりがなくて読みづらかったので、また読みたい本。

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2014/07/16

人間が生きていく上で一番重要なことは、働く場があることと愛する人がいること。 人生は、スタッグの連続だ。一回一回のトラブルにめげないこと、ふりまわされないこと。 失敗した時、なんで失敗したのかを考え直してみる。次にやる時はどうしたらいいのかが見えてくる。

Posted byブクログ

2014/07/10

なかなか印象的なタイトルな作品です。 会社のイントラで紹介されていたので、読んでみたのですが、 非常に納得してしまいました。 日々の生活は○×でなんでも評価をする、されるのが 小さい時から色々な局面で経験してきているが、 実際としては、○×だけではなく、△という別解が...

なかなか印象的なタイトルな作品です。 会社のイントラで紹介されていたので、読んでみたのですが、 非常に納得してしまいました。 日々の生活は○×でなんでも評価をする、されるのが 小さい時から色々な局面で経験してきているが、 実際としては、○×だけではなく、△という別解がある。 ○×だと結果がでてしまい、痛みを負うことも多いが、 中間の回答である△であれば、明確な結果や結論はでないけど、 中立的な立場でよいのでは?という話です。 確かに日々の生活や仕事の中で、 双方の意見を聞きながら、結論に向かって調整しますが、 結果、中間点で妥協点を見出すというのも割と多いと思います。 個人的にはそんな選択肢をよくとるのですが、 それが△なんだと思いました。 そのほうが、まあ納得しきれないけど、仕方がないという感じになります。 筆者はこの思考を医療をする中で見つけたと書いていましたが、 成果主義な昨今の世の中で疲れてきた人に、 △の結果でもよいと伝えてくれる良書だと思います。 文体も非常に穏やかで読みやすい作品です。

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2018/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○か×の択ではなく、別の解答(△)だってある。正解・不正解に惑わされず、別解力を見出すことが大事、と説く。

Posted byブクログ