努力する人間になってはいけない の商品レビュー
前半のみ読了。後半は難しくて、、読み飛ばそうとした結果最後まで飛ばしました…。 芦田校長も「本を読み飛ばせる人が本を読める人」って言ってたし…(こじ開けるように最後まで読めとも言ってたけど)。 前半の卒業生に向けた訓示は秀逸。表題でもある「努力する人間になるな」や「単純な仕事の差...
前半のみ読了。後半は難しくて、、読み飛ばそうとした結果最後まで飛ばしました…。 芦田校長も「本を読み飛ばせる人が本を読める人」って言ってたし…(こじ開けるように最後まで読めとも言ってたけど)。 前半の卒業生に向けた訓示は秀逸。表題でもある「努力する人間になるな」や「単純な仕事の差異」など、中堅の自分にとっても初心に帰れる話で、さらに新人になる予定のこのタイミングで響くスピーチだった。 今月末に、また読もう。
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教育系・哲学系の芦田さんの書。タイトルが衝撃的であるが、本質的には努力を一番の目的としてはいけないよ。といった方向性の話。 「努力主義はエゴイズム」など。 まえがきの「先生、先生」と言われ続けると大体がバカになるというのも面白い。今後の学校教育はどのようになっていくのだろうか?と考えさせられる 日常の話の中から、筆者の考えや視点が散りばめられ、色々な気づきの契機となるようなネタが多い。 印象に残った話としては、一流とはなにか、できるだけ大きな企業を目指しなさい、読書とはなにか、予備校営業が突然家にやってきた、なぜ人を殺してはいけないのか、学校教育の意味とはなにか、など。
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面白かった。特に就活に関わる一連の文章や、息子さんについての文章、とても良かった。生徒さんにも一部読ませたい。学校教育についても、思考を刺激される。
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「芦田の毎日」というブログをベースに書かれた本なので、購入を検討されている方は、その「自己ベスト」に一度目を通して購入されては。わからない、賛同できない、部分もあれど、私の人生に多大に影響を与えている本です。タイトルにある、努力する人間になってはいけない、は、この人以外、言ってく...
「芦田の毎日」というブログをベースに書かれた本なので、購入を検討されている方は、その「自己ベスト」に一度目を通して購入されては。わからない、賛同できない、部分もあれど、私の人生に多大に影響を与えている本です。タイトルにある、努力する人間になってはいけない、は、この人以外、言ってくれなかった至言と感じます。
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この本の”努力する”に相対するものは、”考える”~Thinkであり、Changeである! 教養の大事さ、自分を作るのは自分しか他ならないという事。
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◆きっかけ ブクログ。nicchoさんの本棚より。タイトル。自分のこと!?とドキっとして。2016/8/23
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自分の持っていた価値観や考え方、物の見方を見事にぶっ壊してくれた。 特に自立心。親に頼らず、自分で情報を集め考えることが大切だと思っていたのだが、この本に書いてあることは違う。動物のようにすぐに自立しようとせず、学ぶことが大切。驚き、恥じ、そして発見の連続で人は成長していく。 ...
自分の持っていた価値観や考え方、物の見方を見事にぶっ壊してくれた。 特に自立心。親に頼らず、自分で情報を集め考えることが大切だと思っていたのだが、この本に書いてあることは違う。動物のようにすぐに自立しようとせず、学ぶことが大切。驚き、恥じ、そして発見の連続で人は成長していく。 この本は是非とも学生に読んでもらいたい。ほんの少し前にこの本を読んでいたら、私は迷わず大学進学を決めたことだろう。
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33 THINKの反対語は「行動しろ」ではなく、努力しろ、ということ。努力する人は考えない人。 43 仕事は自分からすすんでするものというのは間違い。会社は「顧客」を相手に仕事をする。だからいつでも真剣勝負。 71 アルバイトをしたり、家を出たくなるというのは、言ってみればメダカ...
33 THINKの反対語は「行動しろ」ではなく、努力しろ、ということ。努力する人は考えない人。 43 仕事は自分からすすんでするものというのは間違い。会社は「顧客」を相手に仕事をする。だからいつでも真剣勝負。 71 アルバイトをしたり、家を出たくなるというのは、言ってみればメダカ状態にを自らを追い込むこと。…自分の力だけで生きている人というのは、誰の言うことも聞かない唯我独尊状態。自分しか自分の支持者でない。美徳ではなく悲劇。 89 卒業するまでに分厚い専門書を最低10冊は〈心〉まで読み込んでみて。それだけで一生死ぬまで〈社会人〉に勝てる。 116 competencyとしての根性。austrag。他者に届くほどに十分な能力。それが根性。 118 バカほど「自分の夢」を語りたがる。しかし能力とは他人を養う力のことをいう。そのことを踏まえた根性探しをすべし。
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タイトルに興味があって読んでみたが、思ったより小難しい本だった。教育論や哲学に興味がある人が読むべき本であって、私のような何も考えていない人間が読むような本ではなかった。著者のものすごい上から目線で他者をバカ呼ばわりする視点には全く共感できないが、論じている内容には少なからず共感できるものもあり(社会人とは、イノセント、学歴社会に対する考え方など)、何も考えていない人間でも、読んで価値がないわけではない本だが、いかんせん教育論や哲学に興味がない人間にとっては、興味がないゆえに頭に入ってこないのである。
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何度も読みかけては中断し,また最初から読み直しを繰り返し,ようやく読破した. 芦田先生らしさが溢れていて(などと私が言うのはおこがましいが),普段から仰っていることの再整理になった. ただ,本当はもう少し完成度を上げたかったが,出版という納期に迫られて出してしまったという面がある...
何度も読みかけては中断し,また最初から読み直しを繰り返し,ようやく読破した. 芦田先生らしさが溢れていて(などと私が言うのはおこがましいが),普段から仰っていることの再整理になった. ただ,本当はもう少し完成度を上げたかったが,出版という納期に迫られて出してしまったという面があるのかも知れない. いずれにしても大切な一冊にしたい.(きっと賛否両論あるのだろうなと思いながら・・・)
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