山田風太郎新発見作品集 の商品レビュー
Wikipedia→【誕生1922年1月4日 死没2001年7月28日(満79歳没)】 有本倶子(のりこ)さんは、山田風太郎と同郷で兵庫県の関宮小学校出身というのが2人の共通点だそうです。山田風太郎が小学校時代に担任だった前田さんが、有本さんの小学校時代には校長として勤めていた...
Wikipedia→【誕生1922年1月4日 死没2001年7月28日(満79歳没)】 有本倶子(のりこ)さんは、山田風太郎と同郷で兵庫県の関宮小学校出身というのが2人の共通点だそうです。山田風太郎が小学校時代に担任だった前田さんが、有本さんの小学校時代には校長として勤めていたそうです。 有本さんの解説では山田風太郎の生まれから小説家になるまでの経緯、小説の題材になった事象ついて書かれています。 初期頃の小説らしく読めない漢字が多発しますが口語的なのでとてもよみ易い。 併し(しかし)而して(しかして、しかも)先ず(まず)極く(ごく)恰も(あたかも) 鄭重(ていちょう)久闊を叙する(きゅうかつをじょする)涯(はて)眸(ひとみ)汀(みぎわ) 頗る(すこぶる)月旦(げったん)懸隔(けんかく)懐手(ふところで)蓬々(ほうほう) 普請(ふしん)亦(また)鳶(とんび)鳥打帽(とりうちぼう)一新紀元を画する(いちしんきげんをかくする) 糾合(きゅうごう)小味(こあじ)苛斂誅求的(かれんちゅうきゅうてき)逍遥(しょうよう)幣(ぬさ)
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戦後の日記を読んでいたら読みたくなって密林でポチりました。 3/29 届いて早速読んだ、学生時代の習作だという短編「乳房」。いきなりとんでもない完成度。ひとつひとつの言葉をきっちり厳選して、描きだしたい世界がはっきりと確立している。
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山田風太郎の新発見の作品集。短編が7作品掲載されている。個人的には、『紫陽花の君』や『雪女』を面白いと思う。『日本合衆国』は山田風太郎の持ち味のひとつでもある馬鹿らしさが際立っている作品。
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