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カメラを持った前座さん の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2018/10/14

落語の魅力を知っているというには、ほど遠い自分だが、これはいい写真集であった。ただの被写体として落語家を撮るのではなく、その落語家に愛情を持っているのが伝わってくるような写真である。 処分日2014/09/20

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2013/11/10

素敵な写真満載の写真集であると感じた。 永年かけて築き上げた落語家と写真家の関係が滲み出ているように思える。モノクロ写真に切り取られた落語家の一瞬がキラリと輝いて見える。

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2013/10/20

喜多八さんのニヒルな相貌がとってもかっこいい!!離れたところから見ている高座、その表情をはっきり見つめられるのが嬉しすぎます。 百栄さんのあの、あの表情、喬太郎さんのモンスターっぽいあの表情、はだかさんの微笑み、紙切りさんの手元……名かでもぐっときたのはお辞儀をしている各師匠方の...

喜多八さんのニヒルな相貌がとってもかっこいい!!離れたところから見ている高座、その表情をはっきり見つめられるのが嬉しすぎます。 百栄さんのあの、あの表情、喬太郎さんのモンスターっぽいあの表情、はだかさんの微笑み、紙切りさんの手元……名かでもぐっときたのはお辞儀をしている各師匠方の表情、背中、指先。目を閉じて穏やかな小三治師匠がとても印象的でした。楽屋の雰囲気を覗き見たようです。

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2013/08/28

まさに「決定的瞬間ならぬ演芸的瞬間」! 時間調整のために入った本屋さんで、たまたま手にとりパラパラめくったが最後、そのままレジへ直行。よっぽどのことがないと、ふだん写真集は買わないんだけどなァ……。 ここで被写体となっている噺家の姿から伝わってくるのは、落語が、〝没入〟と〝俯瞰...

まさに「決定的瞬間ならぬ演芸的瞬間」! 時間調整のために入った本屋さんで、たまたま手にとりパラパラめくったが最後、そのままレジへ直行。よっぽどのことがないと、ふだん写真集は買わないんだけどなァ……。 ここで被写体となっている噺家の姿から伝わってくるのは、落語が、〝没入〟と〝俯瞰〟のギリギリの均衡の上に初めて成立する至芸であるということ。その所作は即興などではなく、練って練って、練り上げられてできたカタチなのだというのが手に取るようにわかる。その意味でも、オフショットではなく、高座での写真が多いのもうれしい。木之下晃が撮影した演奏家の写真からそのひとの音がきこえてくるように、橘蓮二というひとの写真からもまた、たしかに、そのひとの声がきこえてくるからだ。 「橘蓮二は十八年前、演芸に救われた写真家です」というあとがきの一節に集約されるような、それぞれの芸人に寄せたエピソードも淡々としているぶん、余計に心にしみる。いい買い物をしました。

Posted byブクログ

2013/08/13

「大切なものは目に見えないんだよ」と言ったのは星の王子様。それは本当だけどホントじゃない、蓮二さんの高座写真を見ていると、そんな気がしてくるのです。。。

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