サリンジャー の商品レビュー
サリンジャーの本格的な伝記たりうる本。 サリンジャーファンが運営するwebサイトをもとに編纂された本とのこと。元サイトはウイルスにやられたのか見れないものの、非常に詳しく調べられている。 同時に、登場する作品のほとんどに要約もついていて、サリンジャーとその作品をざっと知るにはと...
サリンジャーの本格的な伝記たりうる本。 サリンジャーファンが運営するwebサイトをもとに編纂された本とのこと。元サイトはウイルスにやられたのか見れないものの、非常に詳しく調べられている。 同時に、登場する作品のほとんどに要約もついていて、サリンジャーとその作品をざっと知るにはとても有用な本。 非常に勉強になりました。 これをきっかけに自分もサリンジャー研究に足を踏み出そうかしら
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サリンジャー ――生涯91年の真実 (和書)2013年10月20日 18:11 ケネス・スラウェンスキー 晶文社 2013年8月1日 いとうせいこうさんの朝日書評から読んでみた。チェックするのは柄谷行人さんの書評だけれどいきつけの図書館で蔵書がありサリンジャーに興味があったので借りてみました。 僅かな部分でしたがフォークナーとサリンジャーとを比較しているところに興味を持った。そう言われて読んでみるととても面白い。フォークナーの再読もしてみたい。サリンジャーも未読の作品を読んでみたい。 「ナイン・ストーリーズ」は印象的な短編が多くあったのでこの本を読んでいて記憶が蘇った。マイナーな作品だと思っていたけれどサリンジャーは真剣なのだということを知った。 出版社にボツにされ戦争で傷つきいろいろあったのだな。小説家の生涯として関心があったので読んでよかったです。
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エピソードのいくつかは、サリンジャーに関心ある人なら聞いたことがあるだろうもので、私も聞いたものが多い。 新事実というより既出の事実を手際よくまとめている印象だ。 「サリンジャーをつかまえて」も「ライ麦畑の迷路を抜けて」も勿論読んだけれど、謎の人であることにいささかの変化もない...
エピソードのいくつかは、サリンジャーに関心ある人なら聞いたことがあるだろうもので、私も聞いたものが多い。 新事実というより既出の事実を手際よくまとめている印象だ。 「サリンジャーをつかまえて」も「ライ麦畑の迷路を抜けて」も勿論読んだけれど、謎の人であることにいささかの変化もない。
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私生活を隠したがったサリンジャーの伝記を読むという微妙な行為。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が「ライ麦畑でつかまえて」だということに途中まで気づかなかった。
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サリンジャーというと、寡作で早熟というイメージをずっと抱いていた。実際には寡作ではなく、持ち込んだ作品が拒絶され続けるという日々が続いたようだ。また、1965年に作品を発表しなくなってからも書くことは続けていたようだ。 タイトルが「ライ麦畑でつかまえて」ではなく「キャッチャー・...
サリンジャーというと、寡作で早熟というイメージをずっと抱いていた。実際には寡作ではなく、持ち込んだ作品が拒絶され続けるという日々が続いたようだ。また、1965年に作品を発表しなくなってからも書くことは続けていたようだ。 タイトルが「ライ麦畑でつかまえて」ではなく「キャッチャー・イン・ザ・ライ」として紹介されているのは、村上春樹版を意識してでしょうか。
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