スウェーデン 保育の今 の商品レビュー
◯スウェーデンの保育実践を紹介している。最近流行のドキュメンテーションも実践例として紹介されており、聞きかじりだったがイメージがついた。 ◯ 保育実践という点では、日本でも質の高いところであれば、実践できているような印象であるが、ほとんどのところはここまではできていないのではない...
◯スウェーデンの保育実践を紹介している。最近流行のドキュメンテーションも実践例として紹介されており、聞きかじりだったがイメージがついた。 ◯ 保育実践という点では、日本でも質の高いところであれば、実践できているような印象であるが、ほとんどのところはここまではできていないのではないか。しかし、民主主義的な意思決定や、科学的な視点を持つように暗に促すような保育の仕方は面白いと思った。 ◯日本では待機児童の解消が叫ばれて長いが、未だにトンネルから抜けられそうにない。当然、並行して質の確保も叫ばれるが、両方を確保しようとして、どっちつかずの中途半端に終わるのが一番恐ろしい。
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ドキュメンテーションとかテーマ活動について学びたくて読んだ。 面白い! わかりやすいし、実際がよくわかる。 読みやすくておすすめ。 テーマ活動の、サムリング(集まりの時間)で丸くなって話す、身近なテーマで子どもの知っているところを探りそこから出発する、テーマについて保育者はよく知...
ドキュメンテーションとかテーマ活動について学びたくて読んだ。 面白い! わかりやすいし、実際がよくわかる。 読みやすくておすすめ。 テーマ活動の、サムリング(集まりの時間)で丸くなって話す、身近なテーマで子どもの知っているところを探りそこから出発する、テーマについて保育者はよく知っていなければならない、といった内容にふむふむ。 自分で考える、みんなで意見を出し合って考える、相談する、作業をする、形を作るなど表現することで考える、力を合わせる、振り返るなどのバランスが取れていてすごい。 集団生活の醍醐味ともいえる、子ども同士の育ち合いが存分に発揮されている。 保育者の言葉かけやテーマの選択、ねらい、もっていきかた、タイミングの妙、どれをとっても相当力量を問われるけれど、3人とかで保育者たちも話し合ってやっていくことで育ち合う基盤ができているようにも感じた。 スウェーデンは保育先進国だなぁと改めて思った。いいな〜…とはいえ、ここまでくるのは大変だったのでしょうが。 保育所不足のこととか、今日本で騒がれていることがすでに50年ほど前の話というのを読んで愕然とした。 スウェーデンで子育てしたい…とか言ってないで日本の保育を良くしていかないといけないですね。 保育は親のためだけじゃないんだよな。子どものための、質という面と合わせて両面から大事にしなければならない…というところとか、日本の大人たちにも聞かせたい。 ナショナルカリキュラムが掲載されているのも良かった。 ドキュメンテーションの必要性を感じつつも、それやるなら受けもつ人数減らすとか人増やすとか体制の整備もしてくれないとただでさえキャパオーバーで無理。。 ただ、保育に対するこういう考え方は常に大切にもっておきたい。こういう保育を目指していきたい。 深く頷く。 大豆生田先生とかはきっと、スウェーデンやなんかの保育をしっかり学んだ方なんだろうなぁと思った。テーマ活動についての本を出されていたので。
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最新のスウェーデンの保育の現状が文と写真で分かる。写真が、それもカラーでたくさん入っているというのが、とっても刺激的。
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