駅物語 の商品レビュー

朱野帰子(著者)

2021/12/09

読むと駅員さんに優しくできそうなお仕事小説。人身事故の処理なども駅員さんがやっていることには驚いた。
さすがに都合良すぎるだろという展開もあるが、それを差し引いても興味深く最後まで読めた。

2021/11/06

新人女性駅員のお仕事奮闘物語。
だけど、乗客との揉め事の描写が多く
眠気が強く出たので、
第1章で読むのをやめました。

2021/10/15

駅員さんに感謝の念がわきました。

以下、本文より
見てみて、お姉ちゃん、景色すごいよ。
呼びかける幼い声。私は単語帳を座席に置いて小学生の弟の隣に立つ。汗ばんだ肩ごしに視線の先を見る。一緒に、この美しくて刺激的な景色に眺め入る。やり直すことのできない記憶を、私は小さな旨の痛みとともに想像した。
「駅員になりたいっていう気持ち、わかったかもしれない」
成人した弟とその話をしたかった。制服姿の私を見せたかった。背後に立つ青年の気配を感じながら私は声を震わせた。

2020/12/27

臨場感あふれるシーンがすごかった
同僚の仲間とのやりとりがとても面白い
駅員さんの苦労がよくわかる良い小説でした

2020/08/18

コメディの味付けをした「定時」ものより、シリアスなスパイスの効いた「海に降る」や本作の方がずっと良い。

2019/07/28

ある理由で 東京駅の駅員になった若菜直
鉄道オタクでないから知らなかった
駅員 鉄道に関しての話が新鮮で 興味もって
楽しく読めました。

2019/06/29

私定時で帰りますの著者の本ということで手に取った。
駅員さんの仕事が垣間見れるのは面白かったけれど、ストーリーとしてはちょっとご都合主義かなと思った。
若菜、犬塚、由佳子、藤原とキャラが立っているのは朱野作品らしい。

2018/11/29

弟の夢だった駅員となった直は、1年前に自分を助けてくれた5人の恩人を探しながら、仕事に励んでいた。
…

駅員さんの日常が良くわかり、改めて頭が下がる思いでした。
通勤ラッシュ時の東京駅の様子を思うと、ホント何があってもおかしくないはずなのに、数分の遅延もないようにと努める日本の鉄道会社はやっぱりすごいです。

直が、5人の恩人に次々会え、お礼方々困り事を解決するくだりは、ちょっと興ざめでしたが、同僚とのエピソードがとても興味深く、後半になって一気に面白くなりました。

多分これからは、駅員さんの行動に目を向けてしまうと思います。
先頭車両は、昔うちの息子も好きで良く乗っていました。
かなり楽しいですよね。
あと、表紙がすごく好きでした。

2018/10/12

総合職でなく、駅職員として就職した若菜。
かつて重篤の弟のところに駆けつける途中で倒れて動けなくなったときに助けてくれた人たちと出会う様子を読み進めながら、若菜と一緒にいろんなことを思う。
同僚たち、そして、シニアの先輩？たちもそれぞれ味があって素敵♪

2017/07/25

読んだことのない作者さんでしたが、通勤で東京駅を使っていたので、これも何かの縁、、と手に取りました。

読み終わって、毎日目にしていながらあまり気に留めたことのなかった駅員さんに感謝しなければ！という気持ちになりました。

それにしても、新人さんの初っ端の配属が東京駅ってありえるのでしょうか？