リライト の商品レビュー
引き込まれる。 ラベンダーの香りうんぬんが出てくるのに 作者が「時をかける少女」を読んだことがないとか!なんなんだよ! 四冊で完結したようなのでもう一度読む。
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ダークサイドに堕ちた「時をかける少女」というキャッチコピーに惹かれて読んだけれど、まさに売り文句の通り。読みやすさと、異物を挿入されているかのような得体の知れなさが良いバランスだと思う。 終盤はやや駆け足感があるけれど、一冊の本として後味悪さが完成しているので続編は読まなくても...
ダークサイドに堕ちた「時をかける少女」というキャッチコピーに惹かれて読んだけれど、まさに売り文句の通り。読みやすさと、異物を挿入されているかのような得体の知れなさが良いバランスだと思う。 終盤はやや駆け足感があるけれど、一冊の本として後味悪さが完成しているので続編は読まなくてもいいかな…というのが正直なところ。
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面白く読んだ。しかし、タイムリープとパラドクスの理論が難しすぎて、頭の悪い自分にはイマイチ納得がいかないというか理解しきれない。それでもおもしろく読み終えられたので著者はすごいなーと思う。 身勝手さや邪悪さが全てを超えるのがまたいいね。
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タイムトラベルもの。割と何も考えずに展開を追って行って楽しい。 しかしながら、この手の小説は、娯楽としては読めても、内面の向上というジャンルの内容ではないなぁ、と思う。
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少女の純情×タイムパラドクスSF。頭の中が混乱でごちゃごちゃになるのが心地よい。未来の世界もヘテロセクシャルが”普通”なのかな…未来の世界観も、拗れた文学少女の行く末も気になるので、続編もこれから読みます。
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一体自分がどこまで正確に理解できてるのか不安だけど、とにかく読み進める手が止まらなかった。後味は決して良くないのに、もう一回読みたい。
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バッドエンドのタイムリープもの。途中で違和感を感じ始めて名前を何度か確認した。気になる点は何点かある。未来に整合性をもたせるために過去を改変するというのもパラドックス?因果律とは?SFだがミステリーみたいでもあり面白かった。最後の後味の悪い感じもいい。続編は未来を知ることと同じような怖い気分になるので、読んでみたいような読みたくないような微妙な感じ。
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初法条。こ、これは凄いッ!!頭がおかしくなる…どうなってんだ作者の脳はw 気になる終わり方+解説で続きが読みたくなるなぁ。
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今日の日のこの時間、10年前の私が携帯電話を取りにタイムリープしてくる。それを私は知っている。10年前にそうしたのだから。 しかし、私は来なかった。 10年前のあの日、300年後から来た少年を助けるために中学生の私は、携帯電話が必要なはずだったのに。 中学三年生の同級生...
今日の日のこの時間、10年前の私が携帯電話を取りにタイムリープしてくる。それを私は知っている。10年前にそうしたのだから。 しかし、私は来なかった。 10年前のあの日、300年後から来た少年を助けるために中学生の私は、携帯電話が必要なはずだったのに。 中学三年生の同級生から、同窓会の連絡が届く。 そこで知ったのは同窓生が10年で三人も死んでいるという事実だった。 二人が同じ手口で何者かに殺され、さらに一人も同じ手口で殺されそうになった。 いったい、過去で何が起きている。 300年後から来た少年、園田はある小説のシナリオが再現されていると言っていた。 だとすると、過去が書き換わっている。 決定論のタイムパラドックスを書き換えるには。 余りにも有名作「時をかける少女」のラベンダーの香り広がるオマージュ作品。 時間移動を題材にした小説には、そのタイムパラドックスの説明が二種類ある。 決定論は、起きた事象は過去に戻っても変えられないというもの。 パラレルワールド論は、未来は無限に分岐するというもの。 で、今作は決定論のはずだが、過去が書き換わる。 ではどうやって書き換えていたのか。 作者の作品はほかに「忘却のレーテ」を読んだことがある。 本作も併せて思ったのは、高度なテクニックを使う作者だということ。 ただそのテクニックが分かりづらい。 何軸もの時間軸を取り扱おうとし、最後の説明口調のネタ晴らしが分かりづらいのだ。 たぶん、構造がすんなりと理解できれば面白い。 ただ、読み終わった後、よくわからんかったなで終わってしまう可能性も高い。 ちな、俺、後者。
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途中までは頭の中で整理できたので面白かったが、途中から誰が誰だかわからなくなって興が削げた感はある。 しかし発想は面白い。 未来人の同級生を助けるための過去が書き換えられてるのは、自分が助けられないかもしれないと思うと怖い。 「時を翔る少女」といいラベンダーの香りといいどこかで聞...
途中までは頭の中で整理できたので面白かったが、途中から誰が誰だかわからなくなって興が削げた感はある。 しかし発想は面白い。 未来人の同級生を助けるための過去が書き換えられてるのは、自分が助けられないかもしれないと思うと怖い。 「時を翔る少女」といいラベンダーの香りといいどこかで聞いたことのある設定だった。 未来人の文化(漢字を使わない等)がとても気になる。 当然、現代語と未来語の翻訳機のようなものは存在するのだろうか。 続きも読みたい。
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