スウィート・ヒアアフター の商品レビュー
ばななさんの文章に、癒されて、元気をもらって、涙… 死は遠く離れた場所にあるのではなくて、すぐ近くにあって、だからこそ、辛くても、幸せでも、なにも無い日常でも、生きていくんだ…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「今を生きる」今ここにあることを感謝する。私も事故に遭ったから、その感覚は痛いほどわかる。震災を受けて書かれた本だとか。オカルト感はいなめないけど、わたしは彼女の本はやっぱり好きです。
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あんまりチカラ入れ過ぎもよくないんだな~~~って、泣きたくなる。ばななさんのお話しにはいつも救われる。
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パラパラめくった時、まぶい、っていう単語が目に入って手にとった本。 生きてるのと死んだのと、一瞬でも両方味わったから?こそ優しく自分らしく正直に生きれるのなら…なんて一瞬変な考えをしてしまった。(笑) さらっと数時間で読めるお話でした。
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いやーやられた。薄い本だったから軽く読むつもりでしたが参りました。 文を追うたびに自分の感情が抑えられなくなる本です。 別れたあの日から生と死の堺目がハッキリしてる事を思い知らされるのに なぜだか時を重ねるごとに亡き人がすごく身近に感じたりしませんか。 ああ、もう会えないと悲しん...
いやーやられた。薄い本だったから軽く読むつもりでしたが参りました。 文を追うたびに自分の感情が抑えられなくなる本です。 別れたあの日から生と死の堺目がハッキリしてる事を思い知らされるのに なぜだか時を重ねるごとに亡き人がすごく身近に感じたりしませんか。 ああ、もう会えないと悲しんだり、ふいに思い出せば心穏やかになったり・・・。 そうやってあの世とこの世を交信させながら素晴らしき日常を送る訳なのですね。 なんかね、世界中の知ってる人も知らない人も、いや、もうそんな枠じゃなくている人もいない人も笑っていて欲しい。そう強く思う本です。 バッグにいつも入れときたい本が増えちゃったなあ―(^_^;)
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人は、いつ死ぬか分からない。 病気やケガだけじゃなくて、予期せぬ出来事に巻き込まれて、あっけなく命を落としてしまうことだってある。 一年、また一年と年数を重ねていくうちに、生きていることが当たり前になってしまう。 悲しいことに、大切な人がケガをしたり、亡くなってしまったり、...
人は、いつ死ぬか分からない。 病気やケガだけじゃなくて、予期せぬ出来事に巻き込まれて、あっけなく命を落としてしまうことだってある。 一年、また一年と年数を重ねていくうちに、生きていることが当たり前になってしまう。 悲しいことに、大切な人がケガをしたり、亡くなってしまったり、命の危うさに触れて、初めて、そうじゃないと気付くことが多いと思う。 でも、この本に出会って、私は、大切な人を一人も失わずに、生きていることの尊さを知ることができた。 笑うこと、泣くこと、怒ること、誰かの傍にいられるということ。そして、その人とたくさんの幸せを分かち合えるということ。 生きることは、それだけで、素晴らしく、素敵なこと。 だからこそ、肩肘張らずに生きていこう。 人生と、大切な人達と、これから出会う人たちと一緒に未来を創っていけることに、感謝しながら、自分のペースで、自分らしく、生きていきたい。 そう思った小説でした。
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相変わらずのよしもとばなな。 あり得ないことをふんわり書いていて、あぁなんかわかる、そんな感じあるよなぁ、と私に思わせてくれる文章。彼女が書く世界の中には嫌な人はいなくて、癖はあるけどみんな愛されてる。普通だったらそんな人が身近にいたら鼻についたりなんだりするだろうけど、そんなと...
相変わらずのよしもとばなな。 あり得ないことをふんわり書いていて、あぁなんかわかる、そんな感じあるよなぁ、と私に思わせてくれる文章。彼女が書く世界の中には嫌な人はいなくて、癖はあるけどみんな愛されてる。普通だったらそんな人が身近にいたら鼻についたりなんだりするだろうけど、そんなところすらも愛しく思えるように書いてあって、だから彼女の文章は優しいのだと思う。 恋人と共に事故にあったけど彼は死んで彼女は生き残った。大切なものを失っても生きていくことってなんだろう。 【人はひとつだけ与えられた容れ物に対してほんとうに傲慢だ。】
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ゆっくりゆっくり読みました。 これからの人生、なにか 大変なことが起きたとしても なんとか生きていけるのかも知れない…という これ以上ないってくらい漠然とぼんやりしてるけど 確かな安心感みたいなものが、じわじわっときて きっと大丈夫という穏やかな、心が静まるような気持ちになれまし...
ゆっくりゆっくり読みました。 これからの人生、なにか 大変なことが起きたとしても なんとか生きていけるのかも知れない…という これ以上ないってくらい漠然とぼんやりしてるけど 確かな安心感みたいなものが、じわじわっときて きっと大丈夫という穏やかな、心が静まるような気持ちになれました。
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人は、突然、どんなことに巻き込まれて死ぬことになるのかはわからない。今日は元気でも明日かもしれない。命の長さ、そして、いつ尽きるかわからない人生を自分はどのようにふるまうのか。スピリチュアルの要素がいつになく濃いなあと思っていたら、震災後に書かれた話とあとがきに書かれていて納得し...
人は、突然、どんなことに巻き込まれて死ぬことになるのかはわからない。今日は元気でも明日かもしれない。命の長さ、そして、いつ尽きるかわからない人生を自分はどのようにふるまうのか。スピリチュアルの要素がいつになく濃いなあと思っていたら、震災後に書かれた話とあとがきに書かれていて納得しました。
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事故で死にかけた女性の話。 恋人が亡くなるのと 自分が死ぬのは どっちがいいんだろうか。 周りの人に恵まれて 再生していくのは人間ならでは。 震災後に書かれたらしいですが 事故天災じゃなくても 死は生活のすぐそばにあるもんだと わかってなきゃいけないんだろうな。
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