宝石の国(1) の商品レビュー
過去に人間と呼ばれる生物がいたとされる世界で生まれた 宝石で出来た体を持つ人型の生物と 彼らを装飾品にしようとやってくる月人と呼ばれる生物の攻防を描くSF 絵も上手だし、ストーリーも引き込まれるものがあるので面白い事は面白いんだけど 登場人物の掘り下げが特にないまま、話が進展し...
過去に人間と呼ばれる生物がいたとされる世界で生まれた 宝石で出来た体を持つ人型の生物と 彼らを装飾品にしようとやってくる月人と呼ばれる生物の攻防を描くSF 絵も上手だし、ストーリーも引き込まれるものがあるので面白い事は面白いんだけど 登場人物の掘り下げが特にないまま、話が進展していくし ほとんどのキャラの見た目が同じなので 誰が誰だか非常に理解しづらいし コマの中で何がどうなってるのかの動きが把握しづらくて 途中で読むのをあきらめました。 読み進めれば面白いとは思うんだけど ちょいと体というか目がついて行かなかった。
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市川春子さんは台詞が独特だなと感じます。 「何物をも通さない堅牢無比な不器用の地層」が特にお気に入り。 戦う彼らの姿は痛々しいが、砕ける体が美しい色を持ちながら輝いているのがモノクロの画面から伝わってくるようでした。 影と光のような…それでいて2人とも似ている部分がある…シンシャとフォスの対比が、今後どう変化するのか楽しみです。
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今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。(Amazon紹介より)
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宝石として再結晶した生き物たちの物語。 絵が非常に綺麗で、又、この世界観の設定を耳にしたときに気になったので購入。 モノクロ状態でキャラクターを見分けるのが大変だが、 淡々とした空気感で進んでいくような表面の雰囲気も、 たびたび交わされる宝石たちの冗談もとても好み。 【内容】 ・フォスとシンシャの出会い ・フォスと貝
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アマゾンで1巻が無料だったのでなんとなく読んでみた。 もしも定価だったら買わなかっただろうなと言う感じだったけど 食わず嫌いしてごめんなさい。 すごく面白かったです。 世界観が独特なので一度読んだときはわからないことだらけだったけど キャラクターたちがなんとなく好きで もう一度読...
アマゾンで1巻が無料だったのでなんとなく読んでみた。 もしも定価だったら買わなかっただろうなと言う感じだったけど 食わず嫌いしてごめんなさい。 すごく面白かったです。 世界観が独特なので一度読んだときはわからないことだらけだったけど キャラクターたちがなんとなく好きで もう一度読んでみたら作品自体に見事にはまりました。 耽美で繊細な世界観なんだけど 遊びある描かれ方(特に巻末の4コマ)がされているので すごく愛着を感じる作品です。 これからにも期待。
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五巻まで読み終わり、自分評価「面白い」が今の時点ではまだ最後はどうなるかわからないので保留。中だるみなしで着地点がよく十巻以内で終わったら名作になるかも。
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墓に入れてほしい作品。ここ数年のマンガの中で一番面白いと思う。儚く美しく,重い。静的なのに動きや柔らかさが伝わってくる。市川先生は天才だと思う。みんな幸せになってほしい。
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意味分からん。これが分からないのは感性の鈍磨と言われようが、狭量のなせるわざと言われようが、興味ないもんは興味ないです。
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宝石が人のような形をとり、自分達を守るために戦うお話。 シンプルで綺麗でユニークが光る作品。 個人的にはルチルとイエローダイヤモンドが好き。 カッコいいお兄様(お姉様?)な2人です。 単行本発売記念でつくられたアニメーションPVも素敵 ぶつかる度に " カキン カチン" と硬質的な音を奏でている。 音で彼らの性質を表現し、世界観が描き出されているPVです。 https://www.youtube.com/watch?v=3pzIQ54cwiA
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主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描いたおはなしです。 兵士志望のフォスは前線を志願するも、落ちこぼれのために違う役割を与えられて消沈。 しかし、それがきっかけで知り合った「シンシャ」との約束を守るため、物語は意外な方...
主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描いたおはなしです。 兵士志望のフォスは前線を志願するも、落ちこぼれのために違う役割を与えられて消沈。 しかし、それがきっかけで知り合った「シンシャ」との約束を守るため、物語は意外な方向へ進んでゆきます。 ばらばらになっても素材が残っていれば元に戻れる「実質不死身」な宝石の身体、正体の見えない月人の存在、硬度によって体質の違うキャラクターなど、唯一無二の世界観は美しく魅力的で、予測不能のストーリー展開と綿密な舞台設定が絡み合う様は読んでいていて惚れ惚れします。 一方で 設定・絵柄ともに非常に独特なために ・舞台設定を理解するまでに多くのページ数を要する ・宝石の知識がないと設定を飲み込みづらい ・キャラクターの見分けがつきにくい ・戦闘シーンにおいて状況が判別しづらい という難点があり、予備知識を入れたうえで読んだ方が理解しやすいという面もあります。 1巻の後半から明確に物語の方針が決まり、2巻以降は毎巻口絵にキャラクター紹介があるので、1巻のみではなく2巻以上でのまとめ読みをお勧めします。
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