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戦略読書日記 の商品レビュー

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48件のお客様レビュー

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2018/10/09

経営学でなく経営論を生業とする著者が読書によりどのように内在論理を読み解いてきたかを、楠節で語り尽くす一冊。ほんの少し読んだことのあるのもあったが再読必須。仕事以外で年間300冊の中からの絞り出されたコクのある文章。

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2021/08/08

出口氏の著書を図書館で探していたら、偶然発見した。ダイヤモンドオンラインの記事になっていたので、本書のことはもちろん知っていたし、全部読んでいた。でも、ダイヤモンドオンラインに載っていない著書があったのね。しかも、記事にはなっていなかったが、お勧めになっていたから読んでいた、「お...

出口氏の著書を図書館で探していたら、偶然発見した。ダイヤモンドオンラインの記事になっていたので、本書のことはもちろん知っていたし、全部読んでいた。でも、ダイヤモンドオンラインに載っていない著書があったのね。しかも、記事にはなっていなかったが、お勧めになっていたから読んでいた、「おそめ」「スパークする思考」なども含まれていて、興味深く読んだ。 直近で読みたいなと思ったのは、出口氏の「直球勝負の会社」! 本書を読むと、それぞれの著書が名作「ストーリーとしての競争戦略」を支えていることがよくわかる。 それにしても楠木先生は最高にオモシロイ。最後のインタビューも笑えた。

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2019/05/28

再読。 最初に作者本人の本、次は絶版書の紹介というツカミから、1冊の本を自分の色眼鏡でトコトン読みたおすという趣向が楽しめる。 文庫本である本書の読書中、ところどころに既読感があった(シナリオ骨法10か条の話など)のですが、きっと読んだ本の解説だからとスルーしていましたが、読後...

再読。 最初に作者本人の本、次は絶版書の紹介というツカミから、1冊の本を自分の色眼鏡でトコトン読みたおすという趣向が楽しめる。 文庫本である本書の読書中、ところどころに既読感があった(シナリオ骨法10か条の話など)のですが、きっと読んだ本の解説だからとスルーしていましたが、読後に確認すると、2017年6月既に単行本で読んでいたものだとわかり、愕然と・・ その時の評価はイマイチだったのですが、今回は面白く読めたのもなんだか・・ さらによくよく考えてみると、この本で紹介された「クアトロ・ラガッツイ」を読んだのは、この本がきっかけだった(もしくは出口治明氏か?)に今更気づきました。 最近多いこの現象、困ったものです。

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2018/01/20

何冊もの本を読み説いている。ところどころ関心が薄い章は飛ばしながらだったが面白かった。ストーリーとしての競争戦略はまだ読んでいなかったが、この後読もうと思う。

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2017/12/26

0を1にするのがセンス 1を作りあげるのがスキル なのかなと思う。戦略を作る能力はセンス。そんな話を書評と共に語るのがこの本なのかなという理解です。書評なのか、著者の独り言なのか、よく分からないところもありますが、まあ面白いです。インタビューで運動嫌いとか、インドア派とかのくだり...

0を1にするのがセンス 1を作りあげるのがスキル なのかなと思う。戦略を作る能力はセンス。そんな話を書評と共に語るのがこの本なのかなという理解です。書評なのか、著者の独り言なのか、よく分からないところもありますが、まあ面白いです。インタビューで運動嫌いとか、インドア派とかのくだりが超共感出来た。 その他気になったところ。 >根っからの興行屋の井原は 、参謀本部では力が発揮できない 。もちろん管理職としても客観的には有能だっただろうが 、少なくとも本人は向いていないと感じていた 。 現場から離れたら力が発揮出来ないと自分で判断して、管理職に抜擢された後に辞めたという話。ピーターの法則に逆らう動きが面白い。 >リ ーダ ーとはようするに 「スト ーリ ーを語る人 」だ 、と平尾さんは言い切る 。 ストーリー=ビジョンの話なのかなと思う。 >知的活動とは 、ようするに 「抽象と具体の振幅 」だと僕は考えている 。 抽象はセンス、具体はスキルではないでしょうか。 >早く帰って仕事以外の好きなことをやりたいものだから 、なるべく早く終わるように 、一つひとつの仕事について 「この仕事の本筋は何か 。どうやったらきちんと早く終わるのか 」をまず考える 。考えてから手をつける 。そうこうしているうちに 、 「会社の仕事というのは 、すべて単純で合理的なものである 」という事実に出口さんは気づく 。 プロセス全体をマニュアル化するのではなく、この本筋のみをまとめるのが良いのかなと思う。 >もし 「市場価値を高める 」という理由でスキルアップを目指すのなら 、今市場で必要とされているスキルよりも 、自分の芸風についてもっと真剣に考えたほうがいい 。 芸風=本能的な執着ってことみたいですが、人や周りがどうこうよりも、やっぱり自分が何したいか、どうなりたいかが重要ってことですよね。

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2017/03/28

書評集、と見せかけて実は戦略論の本。ケーススタディ的な感覚で読むと面白く読める。著者の読書に対するこだわりが垣間見えると同時に、自分がいかに読書が足りないかを痛感させられる。

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2017/01/03

・ストーリーとしての競争戦略 ・元祖テレビ屋大奮戦 ・一勝九敗 ・バカなとなるほど 模倣障壁 ・日本の半導体40年 mentaltemperature ソニーのトランジスタラジオ ・スパークする思考 ・最終戦争論 ・日本の経営をつくる アーリーウィン ・おそめ ・HotPeppe...

・ストーリーとしての競争戦略 ・元祖テレビ屋大奮戦 ・一勝九敗 ・バカなとなるほど 模倣障壁 ・日本の半導体40年 mentaltemperature ソニーのトランジスタラジオ ・スパークする思考 ・最終戦争論 ・日本の経営をつくる アーリーウィン ・おそめ ・HotPepperミラクルストーリー ・ストラテジストにさよならを ・レコーディングダイエット ・プロフェッショナルマネジャー ・成功はゴミ箱の中に ・映画はヤクザなり ・市場と企業組織 SECIモデル:流れを経営する イノベーターのジレンマ 非合理の合理性 取引コスト(限定合理性、機会主義、複雑性、少数性、雰囲気、技術的分離可能性) ・生産システムの進化論 ・日本永代蔵 ・10宅論 ・直球勝負の会社 ・クアトロラガッツィ ・日本の喜劇人

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2016/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○引用 「私は、可能な限り仕事本来の目的だけを考えようと努めました。それに、どんな小さな仕事であっても、純粋にその仕事の目的だけを考えて工夫すれば、達成感があり、とても楽しいということもわかりました。」 「川の流れに身を任せて淡々と生きているように見えて、江口さんのように素晴らしい見識と人格を持った人がこの世の中にはまだまだたくさんいる、ということだ」 「自己の芸風を確立するえでは、誰もが注目する成功事例の存在は時として障害となる。成功の巨大さゆえに、その背後にあるストーリーの時間的な奥行きを無視して、表面をなぞりたくなる誘惑に駆られる。見える部分だけ真似をすれば、自身の芸風に破綻をきたす。」 「人間の成熟は生活ルーティンの錬成にある」 「知識や対象そのものよりも、その背後にある論理にむしろ関心がある」 「世の中に生きている人間が織りなしているロジックみないなものを、追っていくのが好き」

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2018/10/19

160827 中央図書館 経営学の名作から、芸人俳優の自伝、怪物経営者のノンフィクションなど、興味の赴くままズルズルと読んでいくらしい。楠木せんせの傾向としては、筋と(あ、「ロジック」もしくは「ストーリ」だな・・)プリンリプルがブレない、そしてポジティブに物事を捉える人にシンパシ...

160827 中央図書館 経営学の名作から、芸人俳優の自伝、怪物経営者のノンフィクションなど、興味の赴くままズルズルと読んでいくらしい。楠木せんせの傾向としては、筋と(あ、「ロジック」もしくは「ストーリ」だな・・)プリンリプルがブレない、そしてポジティブに物事を捉える人にシンパシーを覚えているようだ。

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2016/05/29

戦略はセンス センスを磨くは、人を見破る。 人を見破るとは、事実の本質を見極める。なぜそうなっているのかを突き詰める ミスミの社長の話が面白かった。 創って作って売る。一気通貫で型の業務に携われることにやはり、感謝した。 担当者では、なく経営者。 事業を進める上であらゆること...

戦略はセンス センスを磨くは、人を見破る。 人を見破るとは、事実の本質を見極める。なぜそうなっているのかを突き詰める ミスミの社長の話が面白かった。 創って作って売る。一気通貫で型の業務に携われることにやはり、感謝した。 担当者では、なく経営者。 事業を進める上であらゆることが起きてくる。 ある機能レベルではうまくいってても、全体から 見たらよくないことがある。全体像が見えていて、指導できる立場にいられるということは、事業を進める上で起きうる文脈を様々体験できる機会だとも捉えられる。

Posted byブクログ