蒲生邸事件(前編) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二・二六事件の日にタイムスリップしてしまった謎の中年と主人公。蒲生憲之は誰が殺したのか?の推理小説としての面と、タイムトラベラーの苦悩、そして二・二六事件以降、戦争へと向かっていく日本という国について知ることができる。 どの側面も面白い上に、絵がとても可愛い。 黒星紅白のイラストと、宮部みゆきの文章を同時に楽しめるなんて最高だ。 ただ一つ、「小学校高学年以上向け」だそうだが、小学校高学年にはちょっと難しいのでは…?
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黒星紅白さんの画集で興味を持って、あえて青い鳥文庫で購入。十数年振りの青い鳥文庫でした。まさか成人してからもお世話になるとは……(笑) 小学生向けに一部改稿されているようですが、特に違和感なく読めました。(あえて挙げるなら、振り仮名の多さにちょっと読みにくさを感じる程度です。)...
黒星紅白さんの画集で興味を持って、あえて青い鳥文庫で購入。十数年振りの青い鳥文庫でした。まさか成人してからもお世話になるとは……(笑) 小学生向けに一部改稿されているようですが、特に違和感なく読めました。(あえて挙げるなら、振り仮名の多さにちょっと読みにくさを感じる程度です。) 小学校高学年でこんな難しいテーマの小説を読むのかぁ……と思わず感心してしまいました。
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