僕のつくった怪物 の商品レビュー

乙一【著】

2015/11/18

異界の世界観と設定が秀逸

残り僅かでどうやってアールの怪物を退治するのかと思ったら、まさかの”続く”だったので、次作にも期待

2015/11/17

紅茶を飲みたくなるファンタジー。クローゼットの中は危険だってあれほど言われてるのに・・・。大猿の弱点はしっぽですよ。キーマンはキーマンなのか。

2015/11/06

おもしろかった！ファンタジーが苦手なので、何か読めるのはないかなあと探していたら乙一さんなので読めるんじゃないか、っておすすめしてもらいました。個人的には登場人物がお茶の名前だったので覚えやすかった…！あと設定がおもしろい！やっぱり途中までは苦しくて仕方なかったけど最後はするする読めました。この調子でファンタジー克服していきたい…

2015/10/21

いじめられっ子のアールとグレイの兄弟は、異世界アークノアに迷い込んでしまう。そこではふたりの心が生み出した怪物が、世界を破壊すべく暴れているのだった。
以前出た『銃とチョコレート』では児童書のテイストが強かったのですが、こちらはラノベ要素を児童書に取り入れたような児童書要素をラノベに取り入れたような、いかにも乙一らしいファンタジーでした。
アークノアの設定が面白く、大小様々な部屋で構成されており、人々は年も取らず、不慮の事故などで死んでも次の日に死んだ日の記憶のみを失いよみがえる。これらの設定がストーリー展開の要所要所で肝となってきます。そこにミステリ的味わいがあるのも嬉しいですね。
異世界になじみ自分の居場所を構築する兄のアールに対して、弟のグレイは全てに悪態をつき反発を繰り返す。それは現実社会で経験した攻撃に対する防御の現れ。自分の心が生んだ巨大な怪物が暴れまわる姿に、自分の心の叫びを見る。物語の主軸はアールにありますが、そんなグレイの心情を本心を隠すことで描いているのが印象的です。
ひとつの山を越えたところで１巻終了。続きが楽しみです。

2014/10/13

乙一さんファンタジー

いじめられてる兄弟が本の世界へ
そこで暴れる自分の分身の怪物を殺さないと元の世界へ帰れない

生き返る・成長しない人々
唯一人殺しができるハンマーガール
正体のわからない怪物
数々のふしぎな部屋でできた異世界

おもしろ要素はそろってるっぽいのに
あんまり面白くなかったのはなぜなんだぜ

死んだらその次の日の朝よみがえる（ただし死んだ日の記憶がない）
ってところはおもしろ設定だと思うー

2014/08/24

乙一さんはもともと好きでしたが、何より表紙にひかれて読み始めました。大筋は王道な異世界冒険ファンタジーで展開も素直ですが、随所に乙一さんっぽさが。特に部屋が連なってできた世界'アークノア'のデザイン性の高さがツボでした。
早く続きでないかなー。

2014/08/12

アークノアの世界が、子供の頃に想像して遊んだ世界に似ていて面白かったです。まるで想像が現実になったような感覚を味わいました。

話はまだ序章なのでしょうか？
物語の主人公たちの心情風景よりも、世界観の説明の方が多いような気がしました。そのせいか、どこか淡々とした印象を受けます。
いまいち感情移入したり、物語の世界に入り込みきれないというか…。
次巻で、もう少し登場人物たちの背景など見れたらいいなと期待してます。

2014/06/22

父親を亡くした兄弟・アールとグレイが迷い込んだ異世界『アークノア』。2人はそこで、世界を破壊する怪物と闘うことになる。久々に読む乙一作品オモロー♪でも乙一っぽいダークな雰囲気は控えめかなぁ。もっとエグくてもいいと思うんですが低年齢層向けだから仕方ないのか？

2014/05/28

こちらも学校で読んだ作品。ファンタジーでおもしろい！外国のほうの名前だったりするのでさらに個人的にファンタジー感があり、面白かったです！顔だけ狼…蛇！？　個性的なキャラクターが多く登場しますｗ　私はお兄ちゃんのきゃらいいですねぇ!!　弟くんは憎めないけどいやったらしい子。　はやく続きがみたい！

2014/04/29

乙さんのファンタジー冒険しかも続き物！
という期待感いっぱいに読みました。こういうの好きだ！
途中、恋の物語が始まるのか!?みたいに思っていたんですが、蛇よりもはるかに鈍いアールくんの前では難しいのかもしれない…。
設定がいろいろ好みすぎるので今後も楽しみ。